レビューから見える自身の作家傾向Vol.3 喋るような速さで※ただし早口イキリ顔
昨日はやけにはっきりとした夢を見ました。
世楽は漫画喫茶で中山敦支さんの最新作を読んでいるのです。
すると、どういう訳か中山敦支さんが私の読書を邪魔してくるのです。
世楽は中山敦支さんの外見を知りませんが、先生は自身の書かれる漫画のクリーチャーのような姿で私の前に立ちはだかります。
私は先生の妨害を避けるべく、不可思議に天井の高い満喫の中で本棚の上を駆け回ります。それこそ中山敦支さんの漫画のような立ち回りで。
「止めてくれっ! 先生ッ! 俺は先生の漫画が読みたいんだっ!」
夢ならでは超理解で世楽は中山敦支さんの漫画を読むべく中山敦支さんと闘っている己を自覚しました。
オチなどございません。
●○●○●○
今回のレビューで私は紹介作品を読んでみたいと思うような紹介を心がけていました。そのため、自身の好みとのマッチも含めネタバレにならない程度に情報を開示して、あとは視聴されてる皆さんに投げてしまうというスタイルをとっていました。
皆さんと作品の間に立って軽快にダダダッ! と話し過ぎない程度に話して素早く離れる。そういうイメージでやっていたのです。
それこそ、遠藤さんのレビューとは随分とスタイルが違いますね。
良し悪しの話ではなく単純に方向性が違うなぁ、と思います。
ここまでお付き合いいただいている皆さんは察していると思いますが、
今回のレビューの目的のひとつは二次会以降でお話させていただいているような気付きを得るためです。
そしてそのために各作品を同じようなやり方でレビューさせていただいてきました。好き嫌いを無視しての突貫レビューだったので骨が折れたのは御存じの事かと思います。
それでこういう力業に出るとですね、分かるんですよ。
自分がどういう表現や構成を得意としているのか。
もっと言えばどういうやり方に頼っているのかが。
●○●○●○
あくまで何かを紹介する場合、それも目的がある程度決まっている場合の話になりますが、私は構造を大きく切り分けて単純化させるやり方を好みます。
大きな切り口、Aです。続いてBです。
細かく繊細な描写でじっくりと順々に見せることよりも次々と展開させることを優先します。
はいっ! Dです、Cです。ジャグリングのようにいきますよ~!
大きく切り分けたが故に飛んでしまった風味や情緒の流れには大きくは触れずに例えを捻じ込んだりします。
それをいま、皆さんの目の前でやっていま~すっ!
更にそれを台詞的な響きを優先した文章で展開していきます。
この目まぐるしい展開をある程度やってみせた上で、いままで触れてこなかった部分を挙げて〆る。
大体こんな感じでしょうか。
「題材は他人のモノでも私による紹介はあくまで私のモンだ。過不足はないようやるが、ガンガン振り回していくぜ!」
実に私の人格が出ているなと感じます。
●○●○●○
何事も一長一短ですが、自身の文章のスタイルや癖、それらに対する周囲の反応。そういったものを自覚するためにも、他人様の作品を皆さんとの間において行うレビューというのは有用なのではないでしょうか?
「ヤバい」レベルの欠点は除こう。
短所は自覚しよう。
その上で長所は存分に伸ばそう。
みたいな感じで。
●○●○●○
小説を公開するなら、じっくり寝かせて確認することは大事でしょう。
しかし、あえて熟考することを禁じて突貫で書いてみることで見えるものもあるのではないでしょうか?
私は今回のレビューでは皆さんの胸を借りたワケですね。
改めてありがとうございます。
二次会はこれにて終了ですっ!
私の覚書のような二次会にお付き合いいただきありがとうございます~!
これからは三次会なのですが、コチラは是非皆さんに見ていって欲しいのでお付き合いいただけたら幸いです。
大きなテーマとしては、
『素人書き手の執筆に有用なレビューはほとんどない』ですっ!
三次会でも世楽の手の平はくるっくるっ♪
飼い犬に手を噛まれる気分でご参加ください~!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます