素人間の作品評価、どないすんねん問題【スタンス編】

 前頁ではカクヨムのレビューの問題を取り上げました。

 カクヨムのレビューは本来のレビューとは毛色が違うのだという内容でしたね。


 では、問題はカクヨムだけのものなのでしょうか?


 そんなことはありません。


 そもそも、素人作品の批評って難しいのです。


 私がレビューする前と後に考え悩んだことをお伝えしていきたいと思います。



●○●○●○



 まづ第一に、どういうスタンスで見ていくのかという問題があります。


 プロ志望であり市販されている小説と同じようなレギュレーションで書いているから、そういうつもりで読んでくれっ!

 ココまではっきりしていてくれれば分かりやすいですね。

(ただ、これもAma〇onレビューの調子でやるとダメだと思うのですが)


 ですがそういう人ばかりではないですね。


 文量が少ない、逆に多い。だけど自分は面白いと思ってるから読んで欲しい。

 出版とかは考えてない、ライフワークだ! そんな方もいると思います。 


 これらの方々全てが頷けるスタイルというのはあるのでしょうか?

 私にはちょっと答えが見えませんでした。


 そのため私は今回の企画では自身の人柄、

 レビューのやり方と終着点までを公開したうえで募集をかけたのです。


 コレって面倒ですし自分で色々と決めないとならないのです。

 そういうことをやりたがる人ってあまりいませんよね?  

 ですが、ここまでやらないとレビューを始める前の入口でミスマッチが起こってしまう。少なくとも私だったら回避できないなと思います。


 つまりは素人による素人作品のレビューには両者の同意が必要であり、

 それって正直メンドーで上手くいかないときもあるよねぇ、ということです。


 じゃあマニュアル化とまではいかないが、

 お手本や理想形は描けないかと画策したのですが、無理でした!!



 次回はその理由に迫る……その前に!


 市販されてる小説と、我々素人作家の小説の違いについて語っていきます。


 違うものを同じ物差しで測ったり測ろうとするからおかしくなる。

 じゃあ、何が違うのか?

 そこについて語っていきます。


(ああ~! 次回は異論がオンパれして胃が荒れそうなんじゃあ……!)

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