四次会
カクヨムで盛り上がる作品、カクヨムが盛り上がるような流れを考える
皆さんお久しぶりです。世楽です。
月日の流れは速いもので気が付けば前回から一ヶ月以上が経過していました。
その間にカクヨムでは縦組みが導入されたりしましたね。
より紙の小説とのギャップの少ない読書が可能となり、書き手読みて両方にとって望ましい限りではないでしょうか?
……縦書きって技量が鮮明に出る気がしてオッカナイワー!(泣き言)
§ §
さて、かなりの期間を空けての四次会ですがカクヨムで盛り上がる作品ってどんなだろうみたいな話をしていきたいと思います。完全に素人の戯言ですけどね~!
何故このタイミングかと言いますと、縦組み導入に対応しようと色々見て回っているうちに閃いたからです。
と、いうのがですね……
確かに縦組み対応も可能になったことはありがたい。
書く方も読む方も嬉しいさ。より密な文章が読めるようになったと思いますしね。
本格的な小説(?)もバンバン書いていけますねっ!
……いや、そういうことじゃないだろう?
こう、思ったのです。
§ §
確かに選択肢が広がることも、本格的なフォーマットが得られることも素晴らしいです。
しかしながら、これじゃあ『インターネットを使って作品募集をしてるだけ』なんじゃないかな、と。
『Web発の新しい小説』カドカワの言葉で言えば『新文芸』という『新たな文化の発掘や芽生え』を促すには至らないのでは、と思うのです。
最近行われている電撃文庫とのコラボ(読者投稿企画)もプロアマ問わずの募集では『ただの作品募集』と変わらないんじゃないかと思うのです。
もちろん、発表の場がほしい書き手は沢山いるわけですから、門戸が広くあることは良いことですよ。私も参加してますし。
けど、作品募集って読者さんには関係ないんですよね。
盛り上がる場にはなり得ないというか、例えばそれが『なろう』でのことでも『カクヨム』でのことでも変わらないと思うのです。
コンテストの成果を手にしたいなら、掲載された雑誌を購入すればいいだけのことですし。
つまりカクヨム自体が盛り上がる方向になっていないと、そう思うのです。
(あるいは他所との差別化が出来ていない、と言えるでしょうか?)
§ §
じゃあ、どうやったら独自色が出せるか、Web文化的なものが出来るかと話になります。
私としてはカドカワグループが持っている別メディア、例えばニコニコ静画辺りとのコラボなんかをしてみてはと思うのです。
カクヨム内でコンテストを開いて編集数名が一推し作品をピックアップ、ニコニコ静画が活動しているマンガ描きの方に漫画化してもらい発表する。発表の場はニコニコ関連のリアルイベントなんかが良いでしょう。
ポイントは敢えて同人誌活動チックにすることと、各工程の生産物をサイトで公開し読者のコメントを拾うことです。(個人的にこういうスタイルでコミカライズしたらサンチョ・パンサ辺りは化ける気がします)
どうにもカクヨムのやり方は『カクヨムで見つけてカドカワから出版する』に終止しているように思えます。その流れでは読者が参加できないのではないかなぁ、と思うのです。
§ §
この意見は僭越ながら私が『日帰りファンタジー』短編コンテストでピックアップしてもらった経験からきています。というのが、ピックアップ自体はとても嬉しかったのですが、私にとって『日帰りファンタジー』の盛り上がりはそこで終わりだったからです。
なにせピックアップに際して何の通知もありませんでしたし、以降カクヨムで『日帰りファンタジー』というジャンルに注目が集まった記憶もないからです。
参加して、公式からも一定の評価を貰った人でもこうなのですから読者からしたら『日帰りファンタジー、なにするものぞっ⁉』だと思うのです。
新ジャンルをぶち上げてコンテンストを開催するのであれば、ジャンル自体をもっとプッシュする必要があると思うのです。
それこそ大賞作品はドラゴン狩りバスツアーでしたし、モンスター描くのスキーな人に依頼したら迫力あるコミカライズ作品が生まれたかもしれません。
そうやって新しいものを既存のプラットフォームの中で育まないとカクヨムならではの物は生まれないと思うのです。
それこそ拙作がそんな調子でコミカライズされたら見るし応援するし、イベントでコピー本的な形にしてもらえたら貰いに行くと思うのです。
新しいジャンルを育む(=ファンを作る)というのはそういうものではないでしょうか?
日帰りコンに参加して、今もこのジャンルになにかしらの熱意を持ってる人はいるのでしょうか?
次回は上記の内容に合致したものを作るにはどうしたら良いのか書いてみようと思います。
いやー! チラウラな内容ですいませんでしたっ!
追記:予定を変更してカクヨムが盛り上がるイベントを考察します。
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