今週末、幼馴染はおっさんと結婚する / 杉浦 遊李様

 さあ、ラストレビューです。

 しかし困った……。

 まさか、こうなるとは……。


 世楽は人かもしれません。

 しかしそれは厄災のタネでしかないのかもしれない。


 

 今週末、幼馴染はおっさんと結婚する / 杉浦 遊李様

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054881698145



○●○●○●



 今回は初手謝罪です。

 作者様、申し訳ありません。


 感性が合いません。


 いや、ほんとうに申し訳ない。

 私もここまでレビューしてきたなりにちっぽけなプライドがあるし、

 参加いただいた皆さんにお応えしたいという誠意がございます。

 しかし、今回は無理です。どうしても越えられない隔たりがある。


 なにを言ってもお互いに響かない、ためにならない悪口を言い合うことになりかねないので極力淡々とやっていきます。


 気に病まないでください。

 私はこの作品の読者と成り得ない人物だったに過ぎません。

 

 だから私はこの作品を否定しない。

 

 感性は皆違って、皆、良い。  


 

○●○●○●



 恋愛ジャンルというには現代とは違った結婚という形が流行った世界。

 

 SFジャンルというには現代とそう変わらないと思える世界。


 恋愛ものとしてのめり込むことも、

 SFとして俯瞰する姿勢で楽しむことも出来ませんでした。


 冒頭の引用からの解釈、

 やや説明的な台詞回しから、ストーリー展開。

 まったくピンときませんでした。


 序盤、中盤、終盤の私の心情を正直に記します。


『え? そうなん?』

『へぇ、そうなん?』

『はあ、そうなんか』


 なにひとつ汲めていません。

 完全にアホの子です。


 煽っている訳でもバカにしてる訳でもありません。

 この作品は何も悪くありません。

 そして、私の感性もまた間違ってなどおりません。


 そういうめぐり逢いはあるのです。

 書き手としてはショッキングです。

 しかしながら、こればっかりはどうしようもないです。  



○●○●○●



 いやまさか、最後でこうなるとは。

 繰り返しになりますが、今回は誰も悪くないのです。 

 だから私は責めませんし、謝りもしません。


 まあ、企画主としてはケジメ案件な気もしますが……。



 ……え? 切腹? ラストだから構わない?

 ははっ、そういうことですか。

 だからこの作品が最後に私の元に廻ったのだと。

 運命の女神、ときおり私の耳元で囁く者よ。

 相変わらずの阿婆擦れっぷりに感嘆が漏れます。

 貴女はいつもそうやって面白可笑しく私の人生を引っ掻き回す。

 貴女は私を愛しているようだが、私は貴女が大嫌いだ。



 杉浦遊李様、本当に申し訳ありませんでした。



 次回!


 総評や個人的グランプリ(?)

 レビュー本編は最終回。


 参加いただいた皆様。ありがとうございますっ!

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