読み難さってなんだ?【レビューから見えたもの】

 ぶるぁぁぁっっ!?


 はぁはぁ……!

 レビューが終わっても戦いは続くようです。


 ここはほとんど私の覚書みたいなもんになりますので、

 ご意見などございましたら、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。


 読み難さは下剤だとまで言いましたが、読み難さとはいったいなんでしょうか?

 総括出来るほど見極められてはいませんが読み難さの要素を挙げてみます。



●○●○●○



①一見して分かる読み難さ


 まづは誤字脱字に誤用です。あれば必ず躓く小石のような感覚です。

 

 次に特殊な文字や多用された漢字、オリジナル用語や厨二ワードです。

 ルビを振るなり強弱を加減するなりしないと、かけ過ぎたスパイスのように鼻につきます。



②視点がブレる読み難さ


 まづ、地の文に突如紛れる作者の意思。

 お前誰やねん、根拠なんやねん、と読者がツッコミを強いられます。


 そして、作者の意思と分離できていない作中人物の言動。

 作中人物が突然知らない人になってしまい、読者が迷子になります。


 一人称なのか三人称なのか、カメラは何処なのか?

 話の流れがどうとかじゃなくて、僕の眼はいま何処にあるのですか、と問いたくなります。


 総じて読者が混乱し、集中を乱されます。


   

③状況を把握できない読み難さ


 これは情報、状況描写の過不足とタイミングの問題ですね。

 書き過ぎるのも、書かなすぎるのも、読者を置いてきぼりにします。

 またタイミングが悪いとスムーズに読めません。



●○●○●○


 

 作者の意図でさじ加減は色々でしょうが、

 ①~③がトリプルコンボで襲ってきたら読者は確実に腹痛状態だと思います。

 世楽も全てをクリアできているとは言い難いですね。

 特に③だな、うん。



 ……ぶるぁぁぁぁぁぁぁぁ!?

(また、吐血)

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