概要
副業:女子校教師 本業:神主 ときどき:妖怪ハンター?
ときは現代、ところは東京。
龍神を祀る水秦神社の若き宮司である曲直瀬燐太郎は、異界の住人『異神(アダガミ)』の存在を感じ取り、彼らと渡り合う力を持っている。
女子校の臨時教師に赴任した燐太郎は、教え子の新木悠乃に能力の一端を知られてしまう。
好奇心全開の悠乃につきまとわれながらも、燐太郎は身辺で発生した異神にまつわる事件を解決することに。
やがて彼は、自身の過去と向き合っていく――
都電の走る町を舞台にした、ささやかな怪異譚。
「人に見えんもんは、見えんほうがいいからそうなってるんだよ」
◆◆◆
『小説家になろう』に掲載していた作品がベースになっています。
ほぼ新作ですが、設定や一部のエピソードに重複があります。
龍神を祀る水秦神社の若き宮司である曲直瀬燐太郎は、異界の住人『異神(アダガミ)』の存在を感じ取り、彼らと渡り合う力を持っている。
女子校の臨時教師に赴任した燐太郎は、教え子の新木悠乃に能力の一端を知られてしまう。
好奇心全開の悠乃につきまとわれながらも、燐太郎は身辺で発生した異神にまつわる事件を解決することに。
やがて彼は、自身の過去と向き合っていく――
都電の走る町を舞台にした、ささやかな怪異譚。
「人に見えんもんは、見えんほうがいいからそうなってるんだよ」
◆◆◆
『小説家になろう』に掲載していた作品がベースになっています。
ほぼ新作ですが、設定や一部のエピソードに重複があります。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!しっかりと描かれた日常に潜む”あやかし”と異界の物語。
緻密に描写されていく異界や異能、日本の神社というちょっと特殊な世界が鮮烈な世界観を保っていて引き込まれてしまいます。
見て触れて来たかのような、文字通り目の前が変わっていく描写は圧巻です。
日常で触れ得る異界の設定もじっくりと考え込まれており、それに対する専門家の姿勢や信念には、守られて来た伝統のような厳かな重さが伴っていました。
もちろんそれだけではなく、それに巻き込まれてしまった生徒たち。
それを巡る先生という立場。過去の事件。姉という存在。巫女。
話の展開も堅実で、目の前の事件をハラハラと追っていくうちに、すっと差し込まれていた伏線やキーワードが気になっていく。
少しずつズレてい…続きを読む - ★★★ Excellent!!!異界×あやかし×堅物先生
異界の存在と渡り合う力を持った主人公を中心に巻き起こる、人と異界とのさまざまを綴る和風伝奇ストーリーです。
お嬢様学校を主な舞台とした少女漫画的なキラキラした世界と、人ならざる得体の知れないものたちが集うドロドロとした世界。
二つの世界は壁一枚で共存していて、ふとした均衡の崩れから歪みを生じさせてしまうのです。
そして現れる異界の存在――異神、アダガミ。異神を巡る事件に主人公が立ち向かっていく過程が物語のメインとなりますが、しかし彼にはどうやら異神に関して過去のトラウマがあるようで……。
女子高校の新任古典教師にして都内某所にある水秦神社の若き宮司、曲直瀬燐太郎。
そんな燐太郎に興味津々…続きを読む