【完結】ヨハネと獣の黙示録

　前半は平和なパートが中心となり、徐々に影が濃くなっていき、後半から一気にSF展開が待ち受けています。ベースは明るい雰囲気の作品ですが、シリアスな展開と独特な世界が繰り広げられる作品です。
　キャラクタに好き嫌いが出そうな個性の強さですが世界観とテンポの良いシナリオ展開が面白い作品です。
　ちょっと少年漫画風の万人受け作品だと思うのでどの方にでもオススメ出来る作品です！

最初の数話だけでも読んでみてください。必ずこの精巧に練られた素晴らしい世界に魅了され、気づけば最後まで読み進めているはずです。そして、自分がそうであったように、あなたもこう思うことでしょう。「ただただ、素晴らしかった」と。
とても素敵な作品をありがとうございました。

怒涛の展開と、交錯する様々なキャラクターによる物語が、真実へと進んでいく。

そこが魅力なんだ思います。

主人公のキャラクターがとても好きです。

強がりだけど臆病で、出来るように見えて詰めが甘かったり、完全性と不完全性が一体となった時、それは言いようのない魅力になるのだと思います。

自身の世界を掴み取るために。

その引き金を、ひけ。


トリガーハッピー！

拝読させていただきました．
「イケニエハッピートリガー」なる小説のパロディかと思いましたが，全く違いました．

現実世界ではハッピーなことはなかなかない．辛く苦しいものです．そうした中において，足るを知ることが重要なのだと思います.

“幸せってなんだろう？”

年をとると、こういうことって深く考えなくなるものかもしれない。なにげなく過ごす、いつもと変わらぬ日常が最大の幸福と思えるようになったからだろうか？　ささやかな庶民である私は最近、刺激的な変化というものを求めなくなったようで、あまり金を使わなくなった（苦笑）。貯蓄が趣味、というわけでもないのだが、通帳を眺めてるときは、かなりニヤついている（笑）。

美味いものにありつけたときとか温泉につかっているときは「ああン、最ッ高……」などと思ってしまう。あと、愛車のステアリングを握っているときはとても落ち着く。そういうのもまた“ささやかな幸せ”というやつなのかもしれない。みな…続きを読む

冒頭で、「結構シリアスな内容なのかな」と思わせておいての、1話。
題名で予想はついていましたが(笑)
あまりシリアスすぎず、ちょうどいい崩れ具合。文章も難しすぎず稚拙すぎず、読みやすかったです。思わず一気に読み進めてしまいました。
新しい感覚に陥るような作品でした。

この作品を読んでまず思ったのが、キャラクターが良いという事です。主人公のパレットはもちろん、端役かと思われるキャラクター達もちゃんとキャラが立っていて、読んでいて「楽しい」です。
お話もコメディとシリアスの緩急が程よく、読んでいて退屈な部分が無いのが良いですね。
それから世界観。これは好き嫌いが分かれるかもしれませんが、一見のどかな現代社会ですが、謎の多い世界なのでモヤモヤとします。SFとか考察とか好きな人には花マルな作品。苦手な人でもキャラクターやコメディシーンのおかげで楽しく読める作品です！

※まだ途中のレビューでございますので、星は２つまでにしております。
完結後に、変更追加も致しますので宜しくお願い致します。

この物語の醍醐味は、シリアスな展開をベースに、クスッとくるようなギャグやネタが作り込まれている点だと思います。

物語の展開である土台が、それだけで１つの作品が出来上がるほどしっかりしています。だからこそ、色々なネタを放り込んでも、物語は揺らぎない。

そして、もう１つの魅力はアクションの要素ですよね。
ヒロインの元軍人という設定も活かされていて、読んでいても、アクションのシーンは特に楽しいです。

魅力的なストーリーに引き込まれて、続きが気になる展開をベースに、アク…続きを読む