タイトルの印象から、さくっとしたファンタジーかと思いましたが、読み進めると設定が奥深い。自分ではファンタジーを書くのは鬼門なので、作者さんすごいと思いました。

　読みやすい文体で進んでいくのですが、油断すると迷子になります(笑)じっくりと、異世界に浸りたい方にお勧めです！

完全な主人公の心境で進むため、個人的にいい意味で小説感を感じませんでした！

その為、スラスラと読めてます！

この先の展開も楽しみに読ませていただきます！

おじさんが異世界に転移し、仲間を得て楽しみながらスローライフ気味に冒険していく…。
こう一文でまとめてしまうと、昨今よく見る設定の作品に聞こえてしまうかもしれませんが、今作は溢れている作品群とは一味違います。
まず、作者様の筆力によるものですが、舞台となる『異世界』が主人公タカシ氏の視点を通して、とても分かりやすくスッと頭に入って来るのです。
また、その世界の中で活躍するキャラクター達も非常に魅力的です。タカシ氏をはじめとして皆キャラが立っており、彼ら彼女らが会話し絡むだけでもお話しが成立するほどです。
さらに単なるスローライフ冒険ではなく、舞台の『異世界』の謎とでも言うべき物語を貫く縦軸もしっかりと用意されております。
色んな読み方、楽しみ方ができる快作ですので一読を是非是非おすすめです。

世界が自然に立ち上がる作品でした。会話の一つ一つに温度があり、キャラクターたちの関係性や世界の成り立ちが滑らかに伝わってきます。
描写の中に静けさと躍動が同居していて、読んでいる側の心もほどけていく感覚がありました。
設定の奥行きとキャラクターの魅力がしっかりしている物語は、続きを読む楽しみを感じさせてくれます。

主人公は転移した会社員のおじさん４５歳。

不死身能力授かったっぽい？　異世界らしく、妖精、精霊、女勇者などとの出会いから物語が始まっていきます。
あ、出会っている者、女性ばっかり。そんな中、うっかりセクハラ行為にならないよう言葉選びなどに注意しておじさんはがんばります。

物語の構成はというと、場面転換で視点が変わります。
主人公がこう考えていた場面、その一方でその時主人公と関わった相手はどう考えていたのか？
あの時のセリフの意味はこういう意味だったのかという種明かしが面白いです。
とある食堂のお姉さんの「主人公に対する思い」は意表を突かれました。

ところどころ、ソフトな御下ネタがありますが、明るく笑えるものなので大丈夫。
むしろ、ソコがこのおじさんの魅力でもありますから。

【ep.9まで読んでのレビューです。】

この作品はほのぼのとやさしい世界が広げられているファンタジー作品です。そして主人公がとても親しみやすく感情移入してしまったり、設定が凝ってあったりと、王道に＋＋した感じの作品です。もちろん王道だけじゃなく、独自の展開も多くあります。読み始めたばかりですが、これからが楽しみな作品です。

現代人が忘れかけている「ゆったりとした時の流れ」を作品から感じます。
売り文句の”癒し”という言葉を冒頭から体験できる気がしました。

まだ読み始めて間もなく、また自分が趣向としているジャンルではないのですが、綴られる本文に表現力が溢れており文才を感じ、読み進めたいと思いました。
度々、自分のペースで訪問させていただきますが、応援の意味を込めてレビューを贈らせていただきます！執筆頑張ってください！

現時点で全話読了してのレビューとなります。


異世界へと迷い込んだ中年男性【タカシ】が主人公のこの物語。

スケベなことばっかり考えているタカシ……しかし、その心根は他人を想いやる気持ちに溢れています。


そんなタカシが紡ぐこの物語は、いわゆるスローライフ系で、まったりとした流れで進行していきます。


しかし、読み進めていくとその壮大な世界観の一端が姿を現し始めます。


恐らく後半に明かされる仕込みなのでしょう！
スローライフが好きな方も、考察が好きな方も楽しめる構成になっています✨️


内容は非常にコミカルで、愉快で魅力的な現地人との出会いと別れ、そして仲間とのやり取りが明るく描写されています！


そして私が推したいのは、何より【料理描写】です！
読むとお腹が空きます(笑)



まだまだ続く大長編ファンタジー……是非読んでみて下さい(˶' ᵕ ' ˶)

文章が全体的に丁寧で読者にさやしい印象(序章の試し読みリンクも含めて！)

まったりとしつつもキャラ同士の掛け合いや時に下ネタまで入ってくる切り口が絶妙。

まだ途中までしか読めていませんが続きを読みたくなる作品です！

主人公が現実的で親しみやすく、読者も一緒に異世界を体験している気分になれる。主人公の自然体な反応と丁寧に描かれたキャラクター同士の関係性がいい。
精霊や妖精との交流シーンは、特に印象的。それぞれのキャラクターに個性があり、会話のやり取りがとても自然で愛らしい。世界観の設定も細部まで練られており、異世界での生活にリアルさを与えてくれてます。
文章もテンポが良く、主人公の内面描写はユーモラスなところがあって読みやすい。ほのぼのとした雰囲気の中にも、ちゃんとした冒険要素やファンタジー要素が織り込まれていて、飽きずに読み進められる作品です。
人と人（精霊）との絆を大切に描いた、心が温かくなる異世界ファンタジーとしてお勧めします。

本作は
異世界に迷い込んだ主人公が
精霊や妖精と関わりながら
徐々に魔法を習得していく過程を
ユーモラスかつ
細やかな心理描写で描いた物語です。

序盤は居候としての気まずさや
無力感が色濃く描かれますが
失敗を重ねながらも
精霊との交流を通じて成長していく姿が
とても魅力的です。

会話のテンポが軽快で
特にスプライトとの掛け合いが
絶妙に作品世界へ引き込んでくれます。

また
聖樹様とのやり取りでは
温かさと厳かさが同居し
物語全体の奥行きを広げています。

ユーモアと緊張感が
巧みに交錯する展開で
読者を飽きさせない快作です！！

主人公と他キャラとの軽妙な会話がとても物語を面白くしてますね。

漫才調からのツッコミもあれば、下ネタもあり。

かと思えば、ファンタジーの世界観をキッチリと冗長にならず、とても読み易く書かれています。

万人にオススメできる作品です。

異世界ファンタジーの王道要素かなと思いましたが、
日常のささやかな出来事や、登場人物たちの温かい交流が丁寧に描かれていて、
主人公タカシが、魔防士として生活費を稼ぎ、料理や雑貨店での買い物を通して異世界の生活に慣れていく様子がリアル感があって、いいなと思いました。
彼が関わる妖精たち（スプライトやユタン）の愛らしいキャラクターも魅力的

中年リーマンの悲しき思考やリビドー、無邪気にはしゃぐ様が生き生きと描写されており、読んでいて思わず笑顔がこぼれます。
キャラ同士の掛け合いが本当に楽しい、お見事！
そしてそこをソッと支える、縁の下の力持ち。
軽快な地の文が、作品全体の面白さを底上げしています。

一人称の強みが超絶ギュギュっと、超圧縮されておりますね。

エルフや妖精と言ったファンタジーお馴染みの面々も、しっかりと独自の設定が作り込まれています。
冗長になりがちな世界観の説明を、読者に飽きさせずに読ませる力量も正しくEXCELLENT！！

まだまだ序盤を読んだばかりですが、ぐいぐい物語に引き込む力があります。
ここから更に伏線回収や、核心に至る話が展開されて行くとの事。
あえて詳細な説明を省いて進行してる箇所などが、後々紐解かれて行くんだろうなあと。
初見ではさらりと流してしまう様な場所も、もしかしたら何か隠されているのかなあと。
こりゃあ期待も高まると言うもんです。

是非ご一読を！！

面白く読める作品だと思います。


読者の皆様におすすめします。

長編を読むには少なからずとも時間は必要になります。そのような読者を思って、ネタバレを含みますが、お好み別・試し読みエピソード・リンクが貼られているのは有難い。
つまみ読みをしても、疑問に思っていたことが別のエピソードで繋がる時の面白さがあると思います。文体も美しく、テンポよく読めるところが印象的でした。

　異世界アストラルに転移した主人公（ほぼ中年）が、エルフの『聖樹様』の依頼で、精霊の謎を解くべく旅に出る。

　フワフワッとした軽い感触の物語。いやいや、決して内容とか描写が軽いわけではない。妖精や精霊、魔法というお馴染みの要素に新たな解釈があり、情景が頭に浮かぶような、綿密かつ軽やかに紡がれるストーリーにホンワカさせられる。そう！　まるで露天風呂に入って夜空を眺めるみたいに。

　温泉旅行に行った気分で、この物語にゆったりと癒されましょう！

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（210文字）

”はじめに”を読んで驚きました。
単なる前書きではない。
目次じゃないけど、目次みたい。
初っぱなをこんな
使い方される方初めて見ました。
こう言う所がセンスなんでしょう。
兎に角驚きました。

しかも多彩なお話しがありそうでわくわくしました！

まだプロローグしか読めていませんが、他の方々も仰る通り引き込まれています。
続きを読むのが楽しみな作品です。

読みやすい！
非常に読みやすく出来ています。

こんなに「異世界系初心者」に親切、かつ楽しく読める異世界ファンタジーも珍しいかも…

その理由は。　

まず以下をお読みください。

【時間のない読者さまのための、お好み別・試し読みエピソード・リンク（ネタバレ注意）】

ここに「物づくり」「料理」「えっち」など読みたいエピソードへのリンクがあるよ、と言う親切設計なのです。
このリンクに飛んで、読者はお好みエピソードでまったり遊ぶことができるのです。

どうです？
読みたくなってきませんか？
私はこれで惹き込まれました。

あなたも疲れた時、落ち込んだ時にこの作品に癒やされて元気を回復してみましょう！絶対オススメです！