概要
近親姦被害、世間はこの未成年に対する虐待の実態を知らない
「死にたい」のは「生きたい」から
闇の5年を経て、どんなに前を向いても、どんなに努力をして生き抜いても結局は闇に引きずり戻される。今一度振り返ってみると見えなかったものが見え、やっと自分を取り戻す事が出来た。
あの時、死にたかったのは生きたかったから、生きたくて、苦しくて、それでも生きたくて。。。
ギリギリのボーダーを歩んだ私の半生。
尚、この物語は、法律・法令に違反する行為を容認・推奨するものではありません。又、自殺を誘発、助長、ほう助するものでもありません。内容上どうしても描写せねばならず、R15指定とさせていただきます。
闇の5年を経て、どんなに前を向いても、どんなに努力をして生き抜いても結局は闇に引きずり戻される。今一度振り返ってみると見えなかったものが見え、やっと自分を取り戻す事が出来た。
あの時、死にたかったのは生きたかったから、生きたくて、苦しくて、それでも生きたくて。。。
ギリギリのボーダーを歩んだ私の半生。
尚、この物語は、法律・法令に違反する行為を容認・推奨するものではありません。又、自殺を誘発、助長、ほう助するものでもありません。内容上どうしても描写せねばならず、R15指定とさせていただきます。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!近親「相」姦などない
実の父親から性的虐待を受けた50代の女性の自叙伝です。
最初のページを読んだから、自分が誤ったイメージを抱いていることを思い知らされ、読んだからには、また別の人に伝えねば、と思い、レビューという形を取らせて頂きます。
それは、世間一般で使われる「近親相姦」という言葉。
大人と子どもという力関係を前に、「お互いに」を意味する「相」はあり得ないと思った、という当事者としての声に、私ははっとしました。
また、近親姦の被害というのは、その時だけでなく、この著者のように50代になってもずっと心と体をむしばむものです。
著者が20代、30代、40代をどのように乗り越え、今このメッセージを発信している…続きを読む - ★★★ Excellent!!!圧倒的なノンフィクション
性被害サバイバーです。
ずっと乖離していて、去年トラウマと対峙し始め、のたうち回る日々の中、この作品と出会いました。
これまでたくさんの本を読み漁ってきました、
だけど、これだけ「魂の言葉」で書かれた作品を、私は知りません。
一文字一文字、一文一文に、血が噴き出しそうなほど、なんと表現したらもはやわからないほど、著者の絶叫が濃く深く刻まれています。
胸を打たれて震えました、涙で何度も読めなくなりました。
喜怒哀楽が薄く、こんなに心を動かされることはめったにないので、動揺したりもしました。
著者はとても強い方で、そして優しい方だと感じました。
さいごのメッセージは、もう少し早く、薬漬けになる前…続きを読む