大変お待たせいたしました。『蒼天抱くは金色の星』第一話03を更新しました。
04と一緒に、とも思ったのですが、今回はひとまずここまで。
エルマラとの馴れそめ話は、もうちょっと続きます。
『それでも朝日は昇る』本編はカイルワーン、『彼方へと送る一筋の光』は主にブレイリーの視点からセプタードを見ているわけです。
カイルワーンから見るとセプタードは懐深い優しい目上ですし、ブレイリーから見ると自分と同格などあり得ない格上、憧れて届かなかった雲の上の相手なんですが、本人がそう思わせる行動の裏で何を考えていたのか、奴が自分のことをどう感じていたのか、ということは当然のことながら乖離があります。
今回と次回の箇所を書きながら思うのは「この男、本当に素直じゃない」です。
表向きはそう見えないのに、中で自分一人でこじらせている。
それが何を招いていくのかが、これからの展開になるかと思います。
なかなかペースが上がらなくて恐縮ですが、コンスタントに更新していければと思います。
お時間のある時に、またゆるりとお付き合いいただければ幸いです。