『彼方へ送る一筋の光』10を更新しました。
前回こちらに予告しましたとおり、今回は自サイトからの転載ではなく、完全加筆です。
ロスマリンとブレイリーが結婚してレインたちを輩出するレーゲンスベルグ・ザクセングルス家を築くことはすでに皆さん判っている。
本作はその道のりを描くものなので、あのロスマリンがブレイリーのことを好きになることも判っている。
本サイトでは、最初こんなに長い話にする予定ではなかったので、その二人の恋心だの葛藤だのいうところはかなりすっ飛ばしたのですが、今回の転載にあたり少し書き足しました。
一言で言えば、ロスマリンがもだもだするターンです。
ブレイリーとロスマリンはどっちも自己肯定感が低空飛行にもほどがあるカップルなので、長いことお互い「こんな自分など相手には釣り合わない」をやっているのですが、この二人の大きな違いは「ブレイリーは自分がロスマリンに好かれている自覚があるが、ロスマリンは自分がブレイリーに好かれている自信がない」ことです。
まあそうでしょうあれだけ邪険にされれば、なんですが、ブレイリーがどうしてあそこまで頑ななのか。
どうして自分以外の相手と一緒になれと言い続けるのか。
それを次回更新から少しずつ解いていきたいと思います。
ちなみに次回も少し加筆が入る予定です。
鋭意執筆中ですので、少しお時間をください。