• 異世界ファンタジー

『彼方へと送る一筋の光』11更新しました(ネタバレあり)

『彼方へと送る一筋の光』11をupしました。
前回に引き続き、冒頭部分に加筆があります。

前回、ブレイリーとの仲に対してロスマリンが非常にもだもだして「あーーーーっっっもーーーーっっっ」という感想をいただきましたが、どう考えてもあれは男が悪いという結論に達します。
こんな可愛くてできる女を無下にし続けるなんて、ということになるんですが、ブレイリーにも彼なりの言い分があります。
それがこれからの更新部分です。

『それでも朝日は昇る』本編では描かれませんでしたが、ブレイリーは非常に自己肯定感が低い男です。
それはロスマリンも一緒ですし、カイルたち四色の薔薇もそうですが、彼の場合はある意味先の五人とは全く違う様相を呈しています。
それをこれから突き詰めていくことになるのですが、ここまででも大分皆さん苛々しておられるのではないかと。

でも、なんです。
今回ブレイリーが言ったこと。最後に奴が打ち明けたこと。
それもまた現実です。

現代においては差別だと思います。
けれどもこの物語は、架空世界とはいえ過去の地球をモデルとしています。
である以上、やはり時代相応の偏見も差別も存在していると思います。
(本編でも、私生児であるカティスとマリーシアがひどい差別を受けて育ったことを述懐していますし)
それを考えると、ブレイリーの躊躇は詮ないことだと言わざるを得ません。

やはりどう考えても、侯爵令嬢であるロスマリンと。
最下層の生業である傭兵、しかも隻腕であるブレイリーの結婚は、認められるわけがありません。
本人たちの気持ちなどで乗り越えるには、あまりにも高い壁です。

ですが、彼らを煽っている街の人たちや友人一同が、それを判っていないはずもありません。
ならばなぜ彼らは、彼らの仲を期待し、煽り続けるのか。
ブレイリーは今回の更新でああ考えていましたが、実のところはどうなのか。

彼らは当事者であるが故に、見えていないことがあるのではないか。

次回もう少しもだもだが続きますが、お付き合いいただけると幸いです。
事態はもう少し動きます。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する