• 異世界ファンタジー

『彼方へと送る一筋の光』21更新しました(ネタバレなし)

お待たせいたしました。私事取り込んでおりました。
『彼方へと送る一筋の光』21です。
今回から最終章に入ります。

タイトルは『自由都市の守護神と高嶺に咲くエーデルワイス』

各章のタイトルは全て「ロスマリンと誰か」を表していました。
彼女のことを「高嶺に咲くエーデルワイス」と形容し、それ故「俺が摘んだら駄目にする」と言って拒み続けたのがブレイリーです。
確かにロスマリンは、貧民出の傭兵である彼にとっては高嶺の花です。

でも彼女のことを諦められないのなら、これからどうすればいいのか。
彼女のために何をし、何を選び、これからの人生を築いていくのか。
その選択をもって、この物語は結びへと向かっていきます。

そしておおよその皆さんは『彼方から届く一筋の光』を読んでおられるので、この200年後に「ザクセングルス」を名乗る者たちがどうなってどんなことをしているのか、すでに知っています。
ロスマリンが赤の禁書を紡ぎ、ブレイリーとザクセングルス一族を築く。それは知っている。
でもブレイリーはどんな思いでそれを成したのか。どんな願いと共にロスマリンと共にその道を歩む選択をしたのか。
それをこの物語はまだ記していません。

第4部は、後に自由都市の守護神と呼ばれた男、ブレイリー・ザクセングルスの物語です。

基本的に大幅な改稿はしないので、できれば早めに進めたいです。
できるだけ頑張ります。

※自サイトで本作をすでに読んでいる方へ
今回の更新箇所、やはり長かったので分割しました。
後半部分はできるだけ早く上げられるようにしたいです。

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