• 異世界ファンタジー

『彼方から届く一筋の光』第6回更新しました(ネタバレあり)

『彼方から届く一筋の光』第6回目の更新をしました。
今回の更新から、オフェリアのレーゲンスベルグでの生活が始まります。
それに伴い、この物語の目論見がじわっと見えてくる回でもあります。

『それでも朝日は昇る』本編、カイルワーン編の舞台がレーゲンスベルグです。
カイルワーンがカティスや彼の親友を始めとする沢山の人たちと出会い、様々な奇跡を起こし、足跡を残して去った街。
そんなカイルワーンと共にカティスはレーゲンスベルグを去り、アルベルティーヌでマリーシアと結婚として子どもを残し、アイラシェールとオフェリアにつながっていく。
賢者と魔女の真実はカティスによって隠蔽され、アルベルティーヌと城には残されてはいない。

しかし、レーゲンスベルグはどうなのか。
カティスの親友たちは、あの結末の後どうなったのか。
あの結末の後、どうしたのか。

ヴァルトが言ったように、何もかも忘れてしまうには二百年という月日は短くはないか。

今回の更新で、ヴァルトだけではなくレインとシェイラもまた、本編の登場人物の誰かの子孫であることが明示されました。
レーゲンスベルグ傭兵団にいた誰か。
カティスから後を託され、館を譲られるだけの誰かです。
多分皆さんの頭の中に、あの人物の名前が浮かんでいるのではないでしょうか。

でも、レインの先祖があいつだとして、あいつはなぜあんな庭を作ったのか。
レインがあいつの子孫だとして、一体お前は何を企んでいるのか。

それではまた来週お目にかかります。
次週からこの謎とともに、オフェリアが一歩ずつ前に進んでいきます。

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