『彼方へと送る一筋の光』04をupしました。
本更新は、この作品の核心にまつわる部分となります。
『彼方から届く一筋の光』は、どう足掻いても救済の道を見いだせなかったオフェリアを何とかして救うためにひねり出した、掟破りの力技物語でした。
そのために作り出されたのが、二冊の禁書。
そしてそれを受け継ぎ守り、オフェリア救出を実行する組織。
本作はそれがどのようにして作られたのか、その成り立ちを記すものであり、それを成し遂げた「一族の初代」が何者であるのかを記した物語です。
おそらくほとんどの方は最初からお気づきだったと思いますし、今回の更新箇所で判明いたしましたが、赤の禁書を作ったのはロスマリン。
レインの先祖、一族の初代はロスマリンです。
ロスマリンなんです。
でも『彼方から届く一筋の光』を読んでくださった方なら「??」と思われる向きもあるかと思います。
あの中の描写だと、初代の描写、ロスマリンだとすれば食い違うところ多々ないかと。
そして何よりです。
あの一族の本姓って、何だっけ。
はい。つまりはそういうことです。
物語はこれから、そこに向かって進んでいきます。
ですがその前に、本作はとても辛い箇所を通らなくてはなりません。
ここまで来たら、次回が何のお話をすることになるかお察しのことと思います。
次回05は、自サイト掲載部分から改稿を加えてお届けしたいと思います。
いくらか時間を頂戴することをお詫びいたします。