『彼方から届く一筋の光』05~06を更新(転載)いたしました。
今回の更新箇所で、オフェリアはようやく正しい舞台である場所に辿り着きました。
大陸統一暦1200年代、彼女が生きる時代のレーゲンスベルグへ。
カティスとカイルワーンが去った後、レーゲンスベルグはどうなったのか。
街としてどうなったのか、ということに今回ちらりと触れました。
そうして出てきた男が彼です。
店の名前で、もう皆さんはあいつが誰の子孫であるかはお判りのこととと思います。
オフェリアがカティスの子孫であるように、レーゲンスベルグには誰かさんたちの子孫がいる。
二百年という時間は確かに膨大です。色々なことが忘れ去られてしまうには、十分すぎるかもしれない。
でも全てが忘れられてしまうほど、長い年月でしょうか。
粉粧楼はまだある。
彼の子孫もいる。
ならば今回、オフェリアを救った相手は何者なのか。
この物語はここで折り返しです。
次回全登場人物が出揃い、物語は転機を迎えます。
よろしければまた来週、お付き合いいただければ幸いです。