本日より『それでも朝日は昇る』の番外編『彼方から届く一筋の光』を転載させていただきます。
本作は『それでも朝日は昇る』本編で、唯一決着をつけないまま投げっぱなしになった事柄についての補完の物語です。
主人公・アイラシェールの姉姫。ガルテンツァウバー帝国に拉致された第一王女・オフェリアがその後どうなったのか。
それを本作は紐解いてまいります。
連載は始まったばかりですので、ネタバレは避けますが、あることだけここに記させてください。
本作は、亡国の王女が憎しみに身を焦がし、自らの国を焼き大切な人たちを奪った者たちに復讐する物語ではありません。
孤独で傷ついた女性が、ある助けを得て自らを救う。その道のりを描いた物語です。
一筋の光とは何なのか。
彼方とはどこなのか。
週に一度の転載を予定しております。
前作ほど、一度の更新量は多くはありません。
またよろしければお付き合いいただければ幸いです。