• 異世界ファンタジー

『彼方へと送る一筋の光』転載を開始いたしました

ご無沙汰しておりました。
昨日より『彼方へと送る一筋の光』の転載を開始いたしました。
当初告知していた時期より遅れましたことを、まずはお詫びいたします。
迷っていたのですが、ひとまずは開始に踏み切りました。
本作は中盤辺りに大幅な改稿を予定しています。
そのために本作の転載は不定期となります。
申し訳ありませんが、ぼちぼちゆるゆるとお付き合いいただければ幸いでございます。

さて本作は、前番外編『彼方から届く一筋の光』のアンサーであり、本編『それでも朝日は昇る』の後日談です。
前作に登場した、オフェリアを救うため、そして真実を伝えるために作られたとされた二冊の禁書。
本作はこれがいかにして作られたのか、という物語です。
主人公の名は、ロスマリン・バルカロール。
バルカロール侯爵エルフルトの令嬢で、本編にもちらりと登場しておりました。

でも、あれ、禁書って、レインの先祖である一族の初代が作ったものじゃなかったけ?
それでもって、レインの本姓って、ザクセングルスじゃなかったけ?

はい、そうです。
そういうことです。
この物語は、つまりはその結論に辿り着くための物語です。

であると同時に、訣別と決着の物語でもあります。
『それでも朝日は昇る』の結末で生じた別離と喪失、それに対して遺された者たちが自身の決着をつける物語です。

総文字数30万字。長い物語となりますが、どうぞお付き合いください。

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