【第四幕】闇の竜、あるいは神の代弁者

矜持（モットー）は、スローライフ！
元皇国竜騎士シオン、三十七歳。

目標は【長生き千年】！

しかし気づけば、
持ち前の直感（インスピレーション）と手技を見出され
竜鎧屋から、
南の島カーアイの中心にある丘の邸宅の跡継ぎ筆頭候補、
竜医師ミルダの恋人かつ、
天才外科医（スーパードクター）へと転職を遂げていた。

本を読み、
字をかけるようになるため、
文様巡りのド変態は、
今まで集めたすべての文様と結びつくべく、
メタモルフォーゼの回廊をくぐったのだ。

そして、
瑠璃色の髪は銀髪に、
濃紫の瞳は、
紫水晶（アメジスト）の瞳へと変貌した。

宝玉眼。

世界には、
こいつを交換に使う、
おぞましき巨悪が居るという…。

◇

それはさておき。

今日は、
久しぶりのゲストルームの解放だ。
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