概要
再び開幕。元皇国竜騎士シオンの、三十七歳の物語。
皇国竜騎士シオン。
竜として生まれた彼は、
経緯(あれやこれや)の後、
三十歳で竜語を話す人となり、
長年世話になった竜騎士軍第七船団を降り、
南の島のスローライフへと身を投げた。
ホークを名乗り、
もふもふの白い相棒、
シマシマエナガンのシオルとともに、
軽量化の呪いを施した、
鞄一つ、身一つ、
そして、
白銀のハモニカを首から下げて、
大空に手を広げて、
南の海の大小百からなる火山列島へと滑空したのだ。
そして、
三十六歳。
二番目に大きな島カーアイで、
竜鎧専門店「南十字星」(サザンクロス)を立ち上げ、
仕事も順調だった。
若き日の労働と倹約で築き上げた、
自動回復の財布も手元にあった。
しかし、だ。
再び経緯(あれやこれや)の後に、
今は、二十二歳の元皇国姫巫女の
竜として生まれた彼は、
経緯(あれやこれや)の後、
三十歳で竜語を話す人となり、
長年世話になった竜騎士軍第七船団を降り、
南の島のスローライフへと身を投げた。
ホークを名乗り、
もふもふの白い相棒、
シマシマエナガンのシオルとともに、
軽量化の呪いを施した、
鞄一つ、身一つ、
そして、
白銀のハモニカを首から下げて、
大空に手を広げて、
南の海の大小百からなる火山列島へと滑空したのだ。
そして、
三十六歳。
二番目に大きな島カーアイで、
竜鎧専門店「南十字星」(サザンクロス)を立ち上げ、
仕事も順調だった。
若き日の労働と倹約で築き上げた、
自動回復の財布も手元にあった。
しかし、だ。
再び経緯(あれやこれや)の後に、
今は、二十二歳の元皇国姫巫女の
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