概要
外に出て夏陽の匂い刻まれる(作品イメージです)
派遣社員の鶇里子《つぐみさとこ》は歌会に参加することが今年の目標だった。でも、結社の歌会は勇気がなくて、躊躇していた。
そんな折、指導役の先輩、雲井大輔《くもいだいすけ》主任の主催する小さな歌会「魔法使いの会」を知り、強引に参加することになる。
雲井主任の超絶美形のいとこ、雲井夏芽《くもいなつめ》も交えて、春の歌会(酒宴)が始まる。
四月の句 ぐだぐだの歌に花咲く酒宴なり
五月の句 初夏の宴 歌は賑やか迷い雲
六月の句 紫陽花や傾く空へひかるとき
七月の句 レモンサワーの泡立つ夜の夏つばめ
◆自主企画
第一回 さいかわ卯月賞 参加作品
テーマは「春」
https://kakuyomu.jp/user_events/16818093074716315948
今作品はハイでも
取りあえず設定してみました。
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