概要
親友のはずの彼女からの好感度がとても高いのはどうしてなのだろうか……?
とある雑貨屋で好感度のわかる眼鏡という胡散臭い商品が売っていたので、冗談半分で買ってみた舞音。試しにつけてみると、普段行動を共にしている同じグループの凛菜の好感度が最低値に限りなく近い5であったり、普段から険悪な委員長の真沢さんの数値が167とカンストしていたり、やっぱり正確な数値を示しているのか怪しい点が多々あった。それでも委員長とデートをして検証してみると、移り変わっていく数値にそれなりの妥当性を見つけてしまう。だとすれば、凛菜の5も真実なのだろうか。不思議に思いながら通学していると、クラスメイトの好感度がどんどん下がっていっていることに気づく。みんなから嫌われているかもしれないという不安から、学校に行けなくなってしまった舞音のことを助けてくれたのは親友の紅美花だった。家まで迎えに来てく
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