概要
(電撃小説大賞応募作のため、結末までのネタバレを含むあらすじを記載しています。ネタバレを見たくない方はご注意ください。)
十年前、城中の人々を焼き尽くす惨劇があった。
竜騎士団小隊長のアリウは惨劇でこの国の第二王子でもあった婚約者を失い、失意の日々を過ごしていた。
惨劇の黒幕は東の帝国だと言われていたが、アリウは王位を欲した当時の第一王子の仕業だと確信していた。復讐心を抱くアリウだったが、実行に移すことも暴露することもできずにいた。王位を継いだ彼の治世が優れていたためだ。理由があっての犯行かとも思われた。
そんなある日、王都に不審者が侵入する。正体は死んだと思われた第二王子ヴィオラだった。ヴィオラはアリウに協力を仰ぎ、二人は城に侵入する。ヴィオラに復讐の意図はなかったが、王は関係な
十年前、城中の人々を焼き尽くす惨劇があった。
竜騎士団小隊長のアリウは惨劇でこの国の第二王子でもあった婚約者を失い、失意の日々を過ごしていた。
惨劇の黒幕は東の帝国だと言われていたが、アリウは王位を欲した当時の第一王子の仕業だと確信していた。復讐心を抱くアリウだったが、実行に移すことも暴露することもできずにいた。王位を継いだ彼の治世が優れていたためだ。理由があっての犯行かとも思われた。
そんなある日、王都に不審者が侵入する。正体は死んだと思われた第二王子ヴィオラだった。ヴィオラはアリウに協力を仰ぎ、二人は城に侵入する。ヴィオラに復讐の意図はなかったが、王は関係な
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