概要
私が終わりを迎える時、私の心をあなたにあげよう
内側に悪しきエネルギーを吸い込む核。それを包む、エネルギーの浄化をする殻。
水晶球と似て、非なるもの。
それは代々、国に伝わる宝珠だったが、ある時それが崩壊の危機を迎える。
宝珠に宿る精神体は、国に生きる人々を憂い、その役目をある人間に引き継ぐ事を決める。
宝珠の願いを聞き入れたのは、国に勤める巫女の一人だった。
以後、巫女の子孫に代々受け継がれていく、核の命。それは、世代交代するごとに完成体である宝珠に近づいていく。
その最後の代となる娘と、彼女を最後のターゲットにしてしまった一人の魔族の青年の物語。
水晶球と似て、非なるもの。
それは代々、国に伝わる宝珠だったが、ある時それが崩壊の危機を迎える。
宝珠に宿る精神体は、国に生きる人々を憂い、その役目をある人間に引き継ぐ事を決める。
宝珠の願いを聞き入れたのは、国に勤める巫女の一人だった。
以後、巫女の子孫に代々受け継がれていく、核の命。それは、世代交代するごとに完成体である宝珠に近づいていく。
その最後の代となる娘と、彼女を最後のターゲットにしてしまった一人の魔族の青年の物語。