概要
ぼくが撮ったのは、死体だった。
高校二年生の『ぼく』は、許可なく廃墟に侵入し違法な撮影を繰り返していた。
とある廃校に忍び込んだ時、『ぼく』はそれを見つけた。
女子高生の死体だった。
初めこそ動揺した『ぼく』だったが、死体を前にした興奮に抗えず、ついにはカメラを向けてしまうのだった。
死体撮影の感動を忘れられない『ぼく』は、やがて自ら死体を用意しようと考え始める。
ところが、ひょんなことから自分に人並みの良心や罪悪感があることを理解してしまった『ぼく』は途方に暮れるのだった。
水城叶愛が現れたのは、そんな時だった。
「死体を持ってきてあげようか」
と、彼女は言った。
ふたりは間もなく手を取り合い、悪の道へと堕ちてゆく。
とある廃校に忍び込んだ時、『ぼく』はそれを見つけた。
女子高生の死体だった。
初めこそ動揺した『ぼく』だったが、死体を前にした興奮に抗えず、ついにはカメラを向けてしまうのだった。
死体撮影の感動を忘れられない『ぼく』は、やがて自ら死体を用意しようと考え始める。
ところが、ひょんなことから自分に人並みの良心や罪悪感があることを理解してしまった『ぼく』は途方に暮れるのだった。
水城叶愛が現れたのは、そんな時だった。
「死体を持ってきてあげようか」
と、彼女は言った。
ふたりは間もなく手を取り合い、悪の道へと堕ちてゆく。
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