概要
頼まれたからには殺る。代わりに、あんたの一番大事なものをいただく。
地下酒場〝コッキング〟は、とある人物へと通じる窓口だ。
彼の名はストック。やたらとピンクが好きな少女を連れた、殺し屋である。
だがこの男、報酬に金はとらない。代わりに、依頼人の最も大切なものをこそ頂戴するという。
いま、人を殺めんとするものたちの心を、ひとりの殺し屋が暴く。
※本作品はアルファポリス、マグネット、noteでも掲載中です。
彼の名はストック。やたらとピンクが好きな少女を連れた、殺し屋である。
だがこの男、報酬に金はとらない。代わりに、依頼人の最も大切なものをこそ頂戴するという。
いま、人を殺めんとするものたちの心を、ひとりの殺し屋が暴く。
※本作品はアルファポリス、マグネット、noteでも掲載中です。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!殺し屋の美学。
仕事には信念をもって取り組むべきである。
地下にある酒場「コッキング」の入口から二番目に遠い円卓席、そこに座ると「死神」のもとへと案内してくれる使者が舞い降りるらしい。
誰かを殺したい、でも自分では手にかけられない。そういった人々は「彼」に殺害を依頼する。
フィクションにおいて、殺し屋には様々な美学が存在します。依頼はどんなものであれ執行するもの、自分の倫理観にそぐわない依頼は受けないもの。今作の殺し屋ストックにも彼なりの美学もとい信念があります。そして信念があるものはただかっこいいのではなく、内面から溢れて来るかっこよさに痺れる。
彼の美学を堪能して頂きたい一冊です。