概要
ざまぁ好きの少年が授かったのは、ざまぁするだけで強くなれるスキルだった
第一章完! 第二章開始!
冒険者の息子に生まれながら、ステータスが低く、今後伸びる可能性もゼロのアルフォンド・ザマァル。十四歳になった年に行われる成人の儀でも外れスキルを引き、冒険者としての道は完全に絶たれてしまった。
「私は、アルに冒険者、やって欲しくない。だって、アルに危険な目にあって欲しくないんだもん」
しかし、アルフォンドは幸せだった。同い年の幼馴染にして許嫁の、マリー・フリッツがいるからだ。ステータスが軒並み低いアルフォンドなのに、マリーは「ステータスなんかじゃ表せない大切なものがあるんだよ」と、それでもアルフォンドのことを愛してくれた。男の価値がステータスで決まる時代、マリーがいなかったら、アルフォンドは生きていけなかったかもしれない。
そんなマリーとの結婚初夜、
冒険者の息子に生まれながら、ステータスが低く、今後伸びる可能性もゼロのアルフォンド・ザマァル。十四歳になった年に行われる成人の儀でも外れスキルを引き、冒険者としての道は完全に絶たれてしまった。
「私は、アルに冒険者、やって欲しくない。だって、アルに危険な目にあって欲しくないんだもん」
しかし、アルフォンドは幸せだった。同い年の幼馴染にして許嫁の、マリー・フリッツがいるからだ。ステータスが軒並み低いアルフォンドなのに、マリーは「ステータスなんかじゃ表せない大切なものがあるんだよ」と、それでもアルフォンドのことを愛してくれた。男の価値がステータスで決まる時代、マリーがいなかったら、アルフォンドは生きていけなかったかもしれない。
そんなマリーとの結婚初夜、