拝啓、誰そ彼時の闇から。

｢現実と向き合うための力をあの幽霊にも与えられるようにって思ったんだっ･･････。　｣

｢所詮霊は霊だろ?　どんなことがあろうが生きてる人間にちょっかい出したら、その時点でアウトだろ。｣

｢みんな原因が分からないものがあるとそれを霊のせいにする。｣


　霊が見える少年が、人間と霊との出会いの中で成長する物語。
日常と非日常が交差する、ノンフィクションノベル。


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※本作は決して心霊スポットへ行くことや、霊現象などに関わることを推奨していません。作中ではサクッと解決していることもありますが、あくまで運が良かっただけです。時に命に関わるほど危険ですので、お辞め下さい。