概要
灯りなき世界に灯りを灯しましょう。
地下都市《コバルティア》にはかつてランタンの灯りが存在しなかった。ほのかに光る草花だけが頼りの暗い世界。
これは灯りを求める少年たちのお話である。
†登場人物†
ヴェーチェル・スペクトラム(14歳)
第二階層にある図書館の司書。銃を仕込んだツインダガーと猫の影を操る近接戦闘のスペシャリスト。《灰猫》の異名をもつ。
エレオス・クエンチェ(13歳)
第二階層にある教会の神父。祈祷書を使った補助魔法と機械仕掛けの翼で戦う後方支援担当。神父のくせにレイピアも使う。《灰鴉》の異名をもつ。
ジズ・メルセナリオ(12歳)
第三階層にある診療所の医者。蜘蛛の糸のように弾力のある糸を操る。また医療系の魔法と医術の心得をもつ回復要員。《灰蜘蛛》の異名をもつ。