第2話 慈悲を乞う奴隷の少女、主人はもっと苛烈な罰を下す
奴隷少女「ご主人様お許し下さい!」
華奢な少女の声が、悲痛に響く。
主人「いいや許さんぞこのゴミ奴隷が!」
肥満体の中年は、その光景に怒号を飛ばす。
奴隷少女「どうか、どうかお慈悲を!」
少女の頬は涙で塗れていた。泥で汚れた古いメイド服。
主人「よくも俺の戸籍を勝手に売ってくれたな! 顔も知らない外国人ホステスと偽装結婚させられたではないか! やはりおまえには痛みで罰を与えねばわからんか!」
奴隷少女「ああ! 許して下さい、二度と致しませんから!」
主人「いいや許さん、地下室にこい! 犬のように苦痛でおぼえさせてやる!」
△ △ △
主人「まずは目にレモン汁だ!」
奴隷少女「いたたたた染みる染みる!」
主人「さらにアルミホイル! 噛んでみろ!」
奴隷少女「あだっ! 銀歯のところが!」
主人「発砲スチロールをこすりあわせる!」キュキュキュ
奴隷少女「ああ、この音やだやめてぇ!」
主人「貴様のような薄汚いクズ奴隷には苦痛で躾るのが一番だな! 明日には治療してやるから今晩はそのまま苦しむがいい!」
この物語は、仕置きが徐々にヒートアップしていく予定の富豪の中年と、最初からマックスにやらかしている奴隷の仕置きと憎しみのゆるい日常を綴ったものである。
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