第3話 慈悲を乞う奴隷の少女、主人は頑張って苛烈な罰を下す
奴隷少女「ご主人様お許し下さい!」
華奢な少女の声が、悲痛に響く。
主人「いいや許さんぞこのゴミ奴隷が!」
肥満体の中年は、その光景に怒号を飛ばす。
奴隷少女「どうか、どうかお慈悲を!」
少女の頬は涙で塗れていた。泥で汚れた古いメイド服。
主人「よくも俺が寝ている間に富士樹海山中に放置してくれたな! サバイバルしながら脱出するのに二週間かかったぞ!」
奴隷少女「お許し下さいご主人様!」
主人「トカゲやヘビを食い、熊と格闘しながらおまえに仕置きをしてやることを頼りに耐えたのだぞ!さあ今がその時だ。ベ○グリルスさんに電話をしたから、今から迎えに来るぞ!」
奴隷少女「そんな! どうかお慈悲を!」
主人「いいや許さん、お前は今からベアグリ○スさんと二週間サバイバル体験だ! 熊の食い残しのサーモン食べたり芋虫食べたりして貴重なタンパク質を満喫してこい!
お前のような薄汚いクズ奴隷にはめったにできない経験だろう!」
この物語はとある富豪の中年と、奴隷の少女との、仕置きと憎しみと暴力、そして生き残りをかけた緩い日常を綴ったものである。
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