概要
そこで出会った亡国の元王女、フェリシアを助けたことから、彼女と行動を共にするようになった。
異世界転生ものですが、剣も魔法も出てきません。
舞台は19世紀中盤から後半辺りをベースに、アレンジを入れた世界になっています。
【3/24追記】
第0話を追加しています。すみません。見なくても、物語的には成立しますが、よかったらご覧下さいませ。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!続編はちょっぴり“えっち”なラブコメ展開でお願いするわ♡
ハーイ、こんにちわー♪
今日は大好きな、しろもじ先生の作品をレビューさせてもらっちゃうわー☆
この『管理官と王女様』は、いわゆる異世界転生モノになるのかしら?
とはいえ、一般的な異世界転生モノとは趣きが異なるわよ。
イメージでいえば、タイムトラベルで百数十年前の世界に現れた、といった感じの異世界ね。
この小説は、一風変わったテーマを扱っているのよ。それは、しろもじ先生のカクヨムデビュー作でも少し出てきたものだけれど、本作ではがっつり取り上げているわ。
そこにエンターテイメント性を見出すなんて、着眼点が違うわね♡
ただそれが、成功しているかというと微妙?
けれども、読むに耐えるレベル…続きを読む - ★★★ Excellent!!!盛りだくさんのエンタメ要素に読んでいて嬉しい悲鳴
異世界転生ものは数あれど、この物語はひと味もふた味も違う。
主人公の飛んだ先がこちらの世界で言う産業革命後の19世紀半ば過ぎで蒸気機関車も走ってる世界というのが、まずとても興味深い。
そして、転生する主人公が犯人確保の際に殉職した警視庁の現職キャリア警察官というのも、これまた興味深い。
物語のヒロインは陰謀で祖国を失った若き王女様で、主人公との出会いがまさに暗殺される一歩手前の汽車の中というのも、なかなかに新鮮だ。
一瞬ここが異世界でこの物語がファンタジーだということを忘れかけるほどに新鮮だ。
タイムスリップと異世界転生の二つの要素を併せ持つこの物語は、ファンタジーでありながら妙にリ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!大人が読んでも楽しめる異世界転移です。
異世界転移ものですけど、大人が読んでも違和感なくすらすらと読めます。ここ数ヶ月、カクヨムでいろんな方の文章を目にしてきましたけど(その間、紙の本が全然読めていないという困った状態になっているのですけど)、作者のしろもじ様の文章はとても読みやすいです。
そのような文章力に裏打ちされたうえで、さらに設定もきちんとされています。まだ謎を残した世界観ではありますけど、異世界には珍しい時代設定にしてあるところも、独自性があって面白いです。なるほど、こういう手もあったか、と思いました。
また、冒頭のダイナミックなカットバックは映画を観ているようでもあり、構成力の高さも実感しました。
物語は意外な方…続きを読む