この素晴らしいぼっち娘に友達を!
ろくでなしぼっち
第1章
第1話 街中での魔法は危険なのでやめましょう
「『インフェルノ』」
上級魔法『インフェルノ』。地獄を想起させるその大火を受ければただの人間なんて消し炭だ。
だから彼女は自分の勝利を確信していた。愚かにもたった一人立ちふさがった少年が業火へ飲み込まれていくのを見て。
正確には勝利という言葉は正しくないのかもしれない。何故なら彼女はまだこれが勝負だとは思っていなかったのだから。単なる露払い……障害とすら認識していなかった。
「よっ……と。出会い頭に魔法とはさすが魔王軍。容赦ねえな」
業火が切り裂かれ、飲み込まれたはずの少年が無傷で出てくるまでは。
「でも、俺に炎の魔法を使うとか舐めすぎだろ」
少年は業火を切り裂いた槍を肩に抱えながら彼女に話しかける。
「…………あんた、もしかしてこの国の王族?」
彼女は思う。魔王の娘である自分が放った上級魔法を受けて、傷一つないこの少年は何者なのかと。
「質問に質問で返しやがって…………まぁ、その質問で俺が聞きたいことはわかったから別にいいけどよ」
ため息を付いて、槍を担いだままの少年は続ける。
「王族なわけねぇだろ。なんで王族が敵の大将とその親衛隊の前に一人でのこのこやってくんだよ」
「じゃあ、あんたは一体……?」
王族であれば彼女も納得はいかずとも理解は出来た。人間とは言え各国の王族の中には魔王軍の幹部クラスに迫る力を持っているものもいる。今代でそれほどの力を持っている王族はあの勇者の末裔の武闘派王族くらいしか彼女は知らないが、ただ自分が知らないだけだろうと。
少年は金髪で『チート持ち』という可能性もないし、眼こそ紅いが『紅魔族』という可能性もない。一番高いのは『アクシズ教徒』の貴族と言う可能性だが、流石のアクシズ教徒も魔法を跳ね返す事はあっても、上級魔法が直撃して無傷ということはないだろう。
そんな非常識な存在はやはり王族、もしくは──
(──待って……金髪で、槍使い……?)
可能性を模索していく中で彼女は少年の正体に思い当たる。
鳶色の瞳をした金髪の槍使い。
それは彼女がこの国へと攻めることになった時、父や他の幹部から警戒するように言われた男の特徴であり、目の前の少年の特徴とも一致する。
「そうか……、あんたが最年少ドラゴンナイトなのね。思ってた以上に若くて気づかなかったわ。使い魔のシルバードラゴンも傍にいないし」
「お前も俺と似たような歳だろうに何いってんだか。それにミネアがいないのはお前らのせいだろ。一般兵と主力を分けて攻めるなんて面倒なことしやがって。お陰で頭倒してお帰り願おうって作戦なのに、ミネアと分かれて戦うはめになるとか」
魔王軍の一般兵は彼女よりも先に進軍している。一般兵とは言っても、魔王の娘である彼女の初陣に付いてきた彼らは精鋭であり、並の兵士や冒険者では相手にならない。今回の進軍はテレポートを使った奇襲作戦のため数こそ少ないが、彼女の能力と合わせれば十分過ぎる戦力だ。
雑兵を一掃し、王国側の主戦力を疲弊させたところで自分や親衛隊が出て止めを刺す。それが彼女の作戦だったが……まさか相手の最大戦力が初手で出てくるとは彼女も思っていなかった。
「それとミネアは使い魔じゃねぇ。俺の相棒だ」
「どっちでもいいわよ、そんなの。……あんたを倒せばこの国は落ちたも同然だって聞いてる。殺させてもらうわよ」
想定外では合ったが、この状況は彼女にとっては都合がいい。少年を倒せればこの国を落とすのは容易だ。そしてこの国を落とせば、この地を足がかりにあの勇者の末裔の国を支援する国を一つずつ落とすことも出来るだろう。
仮に落とせなくても、かつての『氷の魔女』と同等の賞金が掛けられてるこの少年を倒せれば戦果として補って余りある。
「…………4対1とか卑怯じゃね?」
「魔物使いである私が使い魔と一緒に戦って何が卑怯なのかしら?」
目の前の少年は魔王軍幹部クラスの力を持っていると彼女は聞いているが、彼女自身も魔王軍幹部であり、親衛隊も彼女の強化を受ければ魔王軍幹部クラスの力になる。数だけなく力的にも4対1の差があった。
「というより、あんたはなんで一人で来たの? あんたほどじゃないにしても魔王軍幹部に挑むなら上級の騎士や冒険者が付いて当然でしょ? そうじゃないにしてもドラゴン使いがなんでドラゴンを連れてないのよ」
「しょうがねぇだろ。俺以外の冒険者や兵は命が出るまで出撃禁止されてる。俺とミネアのどっちかが足止めしなきゃ街が滅ぶし、揃って足止めしてもジリ貧だ」
「…………王国は何を考えてるの?」
魔王軍が攻めてきているのに兵には出撃を禁止する。正気の沙汰とは思えなかった。
「さぁな…………俺に死んでほしいんじゃねぇの」
どうでもいいと、あるいはそんな扱いには慣れているとばかりに少年は言う。
「無駄話はこれくらいにしようぜ。ミネアに掛けた『竜言語魔法』が解ける前にお前を倒さねぇといけねぇからよ」
少年は肩に担いでいた槍を構え、彼女を真正面に見据える。
「多少力を持ってるからと言って人間風情が調子に乗るんじゃないわよ。人に味方する上位ドラゴンがいなくなった今、あんたら人類は私たちに滅ぼされる以外の道は無いんだから」
昂ぶる彼女の戦意に応えるように、あるいは少年の闘気から守るように、親衛隊は彼女の前に出てそれぞれの武器を構える。
「そうだとしても黙ってやられる理由にはならねぇよ。くそったれな王と貴族が治める国だが、市井に居るのは良いやつばっかなんだ。……それに、一応姫さんを守るのが俺の仕事だしな」
それが彼がただ一人ここに立つ意味だった。
「魔王軍次期筆頭幹部────。……一応、あんたの名前も聞いとくわ」
戦いが始まろうとする中、魔王の娘は礼儀として名乗りを上げ、相手にもそれを求める。
彼はそんな相手の律儀さに少しだけ楽しそうな笑みを浮かべて口を開いた。
「俺は──」
「──ダスト?……ダストってば!」
聞き慣れた声。耳元で叫ばれるその音と体を揺すられる感覚に俺の意識は夢の中から浮上していく。
「ううん…………リーンか?」
日は高いのか、目を開けようとすると眩しい。なんとか薄く目を開ければ胸の薄いパーティーメンバーの姿があった。
「やっと起きた……ダスト、あんた何でこんな所で寝てるの?」
「ダスト? ダストって誰だよ。俺は……」
上半身を起きあげながら考える。夢の最後に答えた俺の名前はそんな変な名前じゃなかったはずだ。そう、俺の名前は──
「ダスト。……あんた絶対寝ぼけてるでしょ?」
呆れ顔で大きなため息をつくリーン。
「…………悪い。夢と現実がごっちゃになってたわ」
そこでやっと夢から完全に覚めた。
俺の名前はダスト。職業は戦士で得物は長剣の冒険者。
趣味はギャンブルとナンパ。
好きなものは酒とサキュバスサービス。
特技はマッチポンプと無銭飲食。
この駆け出し冒険者の街アクセルを取り仕切るイケメン冒険者と言えば俺のことだ。
……よし、ちゃんと現状認識できるし頭の中もっきりしてきたな。
「ほんとしっかりしてよ。……で? もいっかい聞くけど、なんでこんな所で寝てるの? 凄い通行の邪魔なんだけど」
こんな所と言われて周りを見渡してみれば、俺が寝ていた所は街の大通りの真ん中らしい。周りから奇異の視線向けられていた。
……まぁ、道の真ん中で寝てるバカがいれば誰だって気になるよな。
「おい、お前ら。何見てやがんだ、見せもんじゃねぇぞ」
だからと言ってそれに遠慮して縮こまる俺じゃないが。
俺のガンつけにびびったのか、それとも俺の悪評を知ってるのか。足を止めて俺に視線を向けてた奴らは全員蜘蛛の子を散らすようにしていなくなる。
「ふぅ……これでよしっと」
「いや、普通に立ってここから立ち去ればいいでしょ。なんで全方位に喧嘩売るのよ」
「何言ってんだよリーン。冒険者なんてものは舐められたら終わりだろうが」
「人間として終わりかけてるあんたにそんなこと言われても困るんだけど…………今更だからどうでもいいか」
どうでもよくねぇよ。お前は俺のこと何だと思ってんだ。
「……体が普通に動くようになったら折檻だからな覚えとけよ」
「? もしかしてあんた身体動かないの?」
「そーだよ。だから別に俺は寝てたわけじゃねぇ。気絶してたんだ」
話しているうちに何でこんな所で寝ていた……もとい気絶していたのかも思い出してきた。
「なーんか、ろくでもない話になりそうな気がするんだけど……」
「言っとくが俺は何も悪くねーからな。悪いのは全部あのぼっち娘だっての」
思い出したらムカムカしてきた。とりあえず話聞きたいって言うリーンに全部愚痴っちまおう。
「はぁ……また失敗かよ。やっぱ普通のナンパじゃだめだな。絡まれてる所を助けて惚れさせる作戦でいかねーと」
日課のナンパ。今日は珍しく正攻法でナンパしたが、そこそこ美人だった女にはため息ついて逃げられてしまった。
いつものようにナンパしようと手伝ってくれる都合のいいやつを探して──
「──ちょっと待って」
「あん? なんだよリーン。話の腰をいきなり折るんじゃねーよ。まぁ俺がナンパしてるのがショックな気持ちは分からないでもないが」
「いや、あんたがナンパ三昧なのはどうでもいいんだけどさ。なんでナチュラルにマッチポンプしようとしてんの?」
「何でと言われても……そっちの方が女の反応がいいからに決まってんだろ」
普通にナンパしてたら10秒以内に逃げられるけどこの方法なら30秒は話を聞いてくれる。
「……ちなみにあんたがナンパ成功した回数は?」
「…………話を続けるぞ」
はぁ……一度でいいからナンパ成功しねぇかなぁ。
「お? さみしんぼのクソガキじゃねぇか。ちょうどいいとこにきたな」
ナンパを手伝ってくれる知り合いを探して歩く俺の前に、見知ったぼっち娘が通り掛かる。
「……………………」
そのぼっち娘ことゆんゆんは俺の声が聞こえなかったようにスタスタと通り過ぎ──
「って、こらクソガキ。無視して行こうとすんじゃねぇよ」
──ようとした所を、俺に肩を掴まれてこっちを向く。
「クソガキって呼ばないで!」
「いきなり街中で叫ぶなよ親友。常識知らずにも程が有るぞ。ぼっちのお前が世間の常識に疎いのは仕方ねえかもしれないけどよ」
ゆんゆんは肩に掛けた俺の手をパシンと払い除けて、見るからに怒っている。ちょっと声を掛けただけだってにこの反応とか、こいつは世間の常識ってものをもっと知るべきだろう。
「ろくでなしのチンピラに常識知らずとか言われたくないんですけど! あとダストさんとは親友でも友達でもありません! 知り合いも辞めたいです!」
クソガキ呼ぶなと言ったり親友呼ぶなと言ったりわがままな奴だ。
「せっかく声をかけてやったのに無視しようとしやがって。爆裂娘がエルロード行ってて一人で寂しいだろうって気を利かせてやったってのに」
「べ、別にめぐみんやイリスちゃんに会えないからって寂しくなんてないですよ! 私には他にも友達いますから!」
「ふーん……お前に爆裂娘以外のダチがねぇ。良かったじゃねぇか。なんだよ、今からそのダチの所に向かうのか?」
だとしたら見逃してやらないこともない。こいつのぼっちっぷりは俺が同情するレベルだし、ダチと遊ぶ約束があるならそっちを優先してやろう。
「えっと、その……向かう予定と言うか向かう予定だったというか行ったけどそのまま帰ってきちゃったというか…………」
ごにょごにょと訳の分からない事を言うゆんゆん。
「あー……めんどくせぇな。結局お前は今暇なのか? 暇じゃねぇなら酒代くれたら見逃してやってもいいぞ」
「暇…………ですけど。ていうか、暇じゃないにしてもなんでダストさんにお酒代をあげないといないんですか」
「金がね―んだよ。俺は酒が飲みたい。でも金はない。そこにぼっちで金を遊ばせてる奴がくる。どうせ使わないんだからと俺に酒を奢らせる。……な? 単純な理由だろ?」
「ダストさんの思考回路が人として終わってることだけはわかりました。とりあえず言えるのはただの知り合いのお酒を奢る理由なんてないです」
「とかなんとか言って、いつも最後には酒代くれるし俺が無銭飲食しようとしたら代わりに払ってくれるよな。だからお前の親友は止められねぇ」
土下座したらあたふたしながら酒代をくれるし、一緒に飯食べた時に俺が無銭飲食で逃げようとしたら店員に頭を下げて金を払ってくれる。
「お酒代は土下座してるダストさんのせいで周りに注目されて恥ずかしいからです! 無銭飲食も一緒に食べてたら逃げなかった方に請求が行くのは当然じゃないですか!」
そんなこといちいち気にしてたら冒険者なんて務まらねぇと思うんだがなぁ。どうにもこいつは冒険者って言うには押しが弱すぎる。うちの貧乳ウィザードを少しは見習ったほうがいい。
「まぁ、そのへんは今はどうでもいい。んなことより暇ならちょっと手伝えよ」
「……嫌です。どうせダストさんのことですからろくでもないことに決まってます」
「ああ? 話も聞かないでなんでろくでもないことだって分かるんだよ。実はこの街に潜入してる魔王軍に痛い目見せる作戦に付き合えって話かもしれないだろ?」
実際はただのナンパなんだが。
「例えそうだとしても最終的にろくでもないことになるのは分かりきってるんで…………というか、自分の行動を少しは考えてみてくださいよ。私の反応は当然だと思うんですけど」
「考えろと言われてもな……」
うーん…………やっぱこいつの胸は大きいんだよなぁ。顔もかわいいし性格もぼっちで凶暴な所以外は悪くない。なんでこいつ俺の守備範囲外なんだよ。もったいねぇ。
「あの……? ダストさん? 本当にちゃんと考えてますか? なんだか視線がいやらしいというか思いっきり胸を見られてる気がするんですけど……」
胸を隠すように腕を交差させるゆんゆん。けどこいつの大きな胸はそれで隠せるはずもなく、逆に強調するような形になる。
「うん……やっぱお前の身体はエロいわ。守備範囲外のクソガキのくせに。いいぞぼっち娘。もっとやれ」
守備範囲外だから手を出す気にはならないが、目の保養にはなるからな。
「またセクハラですか! いつもいつもいい加減にしてください! というか、ちゃんと考えてくださいよ!」
「分かった考える。で、考えたがどうして断るんだよ?」
「一秒たりとも考えてないじゃないですか! というか本当に分からないんですか!?」
怒りと羞恥で顔を真っ赤にして叫ぶゆんゆん。
「そんな叫ぶなよ。ほら、小さなガキンチョに変な目で見られてんじゃねぇか」
こんだけ街の往来で叫べば当然注目を集める。たいていの奴らは関わり合いになりたくないと早足でいなくなるが、好奇心の強いガキはまっすぐにこっちを見ていた。
そしてついでにガキの母親らしき人物が『シッ見ちゃいけません、あれがチンピラダストよ』と教えていた。
…………………………
「おいこら待て。なんで俺が変な目で見られてんだよ」
少なくともこの場じゃ意味不明に喚いてるゆんゆんのが非常識だろ。
「日頃の行いって奴ですね」
何故か勝ち誇ったような笑みのゆんゆん。殴りたいこの笑顔。
『ママー、それじゃあのお姉ちゃんは?』
『シッ見ちゃいけません。あれはチンピラダストや頭のおかしい爆裂娘と親友だという恐ろしい子よ。最近ではアクシズ教徒のプリーストとも仲がいいし……魔王軍の幹部とも友達だとか』
…………………………
「あああああああーっ!」
「おい、こらクソガキ! いきなり殴りかかってくんじゃねぇ! いてェって! 本当のこと言われて八つ当たりしてんじゃねぇよ!」
遠慮なく殴ってくるゆんゆんを止めようと身体をつかむ。
「きゃっ! どこを触ってるんですか!『ライト・オブ・セイバー』!」
「魔法までつかってんじゃねえよ! ヘタしたら死ぬだろうが!」
「大丈夫です! ダストさんは何度ボコボコにしても一度も死んでないじゃないですか!」
このぼっち娘は頭おかしいと思う。
「──って、感じでそこからは魔法飛び交ういつものつかみ合いの喧嘩になってよ。惜しくも負けちまった俺はここで気絶していたというわけだ」
話を終えて俺はため息をつく。人に話せたからかムカムカした気持ちは大分収まっていた。
「魔法飛び交うってあんた…………上級魔法食らってよく無事だったわね?」
「あん? 無事じゃねぇよ。無事じゃねぇから気絶してんだろうが」
「いや……まぁあんたが魔法食らっても気絶で済むのはいつものことだから別にいいけどさ」
上級魔法って言っても杖もなければ詠唱省略もしてるから威力は普通の中級魔法くらいだったからな。むしろ身体強化して飛んでくる拳のほうが痛かった。……あのぼっちアークウィザード、接近戦も普通に行けるから困る。
「けど、おとなしそうなあの子がねぇ…………あんた一体全体普段あの子にどんなことしてんの?」
「別にいつもお前にやってることとそんな変わらねーよ。ま、あいつは腕が立つからそっち方面で利y……有効活用させてもらってはいるが」
「あー……うん。大体分かった。そりゃ遠慮もなくなるわ」
話が早くて助かるが、一体全体何が分かったんだ。
「別にあんたがどうしようもないろくでなしのチンピラなのは今更だからいいけどさ、真面目そうなあの子を悪い道に引き込むのだけはやめなさいよ?」
「分かってるっての。ちょっと詐欺に付き合ってもらって一緒に留置所入るくらいのことしかしねぇから安心しろ」
「なんにも分かってないじゃん! この人でなし!」
体が動くようになるまで、耳が痛くなるほどリーンに怒られる俺だった。
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