概要
人類を堕落させるべく襲い来るコタツと人類の戦いを描いたSF。
人類は迫り来るコタツの脅威に曝されていた。
人間を掛け布団の中に取り込み、至上の快楽で腑抜けにしてしまう能力を持ったコタツの前に人類は次々と敗北していったのだ。
24世紀初頭の日本。わずかに残された領土は2つの国家に分裂し、互いに険悪な関係が続いていた。そんな片田舎の街に住む高校生炬立達也(タケダチタツヤ)は代々伝わるこたつ職人としての信念を持つ傍ら、防衛軍に志願して迫り来るコタツから街を守っていたのだが……
※この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは一切関係ありません。
人間を掛け布団の中に取り込み、至上の快楽で腑抜けにしてしまう能力を持ったコタツの前に人類は次々と敗北していったのだ。
24世紀初頭の日本。わずかに残された領土は2つの国家に分裂し、互いに険悪な関係が続いていた。そんな片田舎の街に住む高校生炬立達也(タケダチタツヤ)は代々伝わるこたつ職人としての信念を持つ傍ら、防衛軍に志願して迫り来るコタツから街を守っていたのだが……
※この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは一切関係ありません。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!今年もそろそろコタツの季節じゃないですか?
コタツvs人類。
コタツに襲われてコタツムリに。
飛行するコタツ、オフトゥン。
駆逐してやる! この世から……一匹残らず! と続きそうなあらすじ。(実際にはそういう展開にはなりませんが)
設定だけ見るとギャグとしか思えないのに、内容はほどよくシリアスです。
かといって堅苦しいわけではなく、むしろ読みやすい。
かなり文字数はありましたが、気がつくと読み終わってました。
キャラクターもいいです。
主人公が主人公っぽいです。
性格とか言動とかではなく、窮地に陥ったときにしっかり主人公できてます。(うまく言えなくてすみません)
周りのキャラも個性的です。
毒舌の親友や心配性の幼馴染、可愛いマス…続きを読む - ★★ Very Good!!炬燵……駆逐してやる!
マブラブだとか進撃の巨人だとかのように、追い詰められた人類が脅威に立ち向かう本作。相手は炬燵、本作の時間軸では250年前に敵となった存在。私たちが普段何気なく享受している安寧も、何時突き崩されるか分からない。一方的に愛すべき存在だと認識している物も、何時牙をむいてくるか分からない、という非常に高いメッセージ性を感じます。
いや、大真面目に書きましたけど、内容はシリアスな笑いです。大真面目に、非常にシュールなことをやっている。大真面目な文章で、登場人物も大真面目、でも敵は炬燵。無駄に詳しい(褒め言葉)武器の説明や、無駄に詳しい(褒め言葉)炬燵の生態など、ツッコミどころ満載です。そういうのが…続きを読む