炬燵……駆逐してやる!

マブラブだとか進撃の巨人だとかのように、追い詰められた人類が脅威に立ち向かう本作。相手は炬燵、本作の時間軸では250年前に敵となった存在。私たちが普段何気なく享受している安寧も、何時突き崩されるか分からない。一方的に愛すべき存在だと認識している物も、何時牙をむいてくるか分からない、という非常に高いメッセージ性を感じます。


いや、大真面目に書きましたけど、内容はシリアスな笑いです。大真面目に、非常にシュールなことをやっている。大真面目な文章で、登場人物も大真面目、でも敵は炬燵。無駄に詳しい(褒め言葉)武器の説明や、無駄に詳しい(褒め言葉)炬燵の生態など、ツッコミどころ満載です。そういうのが好きな人は好きでしょう。私は結構好きです。

しかし、炬燵はどうやって生殖してるんだろうなぁ。私気になります。

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