ラノベの王女様

唯野大地は自他共に認めるオタク。それもディープなオタクよ。アニメは時間の許す限り余さずチェックし実況ツイートを欠かさず、ゲームは話題作があれば手を出し、ラノベや漫画は気になる作品が…続きを読む

四人の少女が集まり和気藹々の日々を送る光景は、まるで某軽音作品を見ているかの様なきらら系っぽさを感じるわ。 大事件も人間関係の軋轢もなく、可愛い女の子がきゃあきゃあ騒いでいるだけの…続きを読む

「最もメカクレを愛するラノベ作家」として有名な秋月月日先生の最新作は、完全無欠だけど恋愛下手な生徒会長である双葉と、凡人かつ鈍感主人公である北斗がすれ違う学園ラブコメ。 男口調先…続きを読む

ウザカワ後輩目隠れ巨乳JKヒロインが好評な『超売れっ子の目隠れ美少女が僕の作家生活を終わらせようとしてくる件について。』を執筆した秋月月日先生の新作。 出会えば氷のような視線で容…続きを読む

オープンラノベオタクでぼっちな安藤くんと、隠れラノベオタクで学校一の美少女な朝倉さんが、ラノベをきっかけに交流を始める物語。 全編会話劇という、まおゆう以来の珍しい構成。 地の文…続きを読む

ゲームに点数をつけるという行為に限界を感じた１本。 この文章はかつてエコールソフトウェアから発売された伝説のクソゲー『デスクリムゾン』に寄せられたレビューだけど、本作はまさにラノ…続きを読む

明智雅は二二歳の売れない専業ラノベ作家。デビューしたものの作品は売れず、新作の企画を持って行っても担当編集からボツを食らう毎日。そんなある日、新人賞の受賞パーティーで見知らぬ目隠れ…続きを読む

主人公の七瀬有架ことアリカは、七歳の幼女。 父親のネグレクトに嫌気が差し小学一年生になると同時に家出をしたら、凶暴な魔物が巣食う異世界の裏ダンジョンにいつの間にか転移していた物語。…続きを読む

これまでに数々の作品を輩出した龍皇杯。 萌え嫌いの高校生漫画家と萌えフェチの美少女漫画家が合作し、連載を目指して熱い戦いを繰り広げる『俺と彼女の萌えよペン』。 見た目は鎧、中身は…続きを読む

主人公のアルがとにかく前向きで、読んでて気持ちいいわ！

講談社ラノベ文庫から『→ぱすてるぴんく。』を出版してる悠寐ナギ先生。 「ラノベ作家は陰キャである」というステレオタイプがあるけれど、インスタやってたり、大学で仲間とワイワイしたり…続きを読む

冷やかしで覗いた本山らのの朗読会で、たまたま出会った作品。 最初は興味なんて全然なかったんだけど、朗読を聞いてるうちに、らのの柔らかな語り口に誘われ、巧みな声の使い分けに引きこま…続きを読む

ここ数年で、理系思考の重要性が高まってるわ。 例えば大学入試。 偏差値が六七・五から七〇に達する、私立文系の最高峰である早稲田大学の政治経済学部では、ニ〇ニ一年の入試から数学I・…続きを読む

第一八回スニーカー大賞で優秀賞を受賞し、フランス書院顔負けの際どい描写が話題となりアニメ化も果たした『魔装学園H×H』や、閉じ込められたゲーム世界で、バイト先の上司を奴隷扱いして禁…続きを読む

ニ〇〇四年に電撃文庫から『ストレンジ・ロジック: 鬼の見る夢』を出した佐伯庸介先生が、一三年ぶりのカムバック。 『昔勇者で今は骨』は、タイトルで分かるようにファンタジーよ。 魔…続きを読む

悲劇的な結末を改変するためにタイムスリップを試みる作品は数あれど、歴史からカラオケを抹消するために時を駆けるのは本作ぐらいだわ。 ファンタジーの登場人物が終始一貫してカラオケ回避…続きを読む

あの『ネトゲ嫁』がカクヨムでも読める！ レビューを見てるあんた達、「俺みたいなインドア派はどうせ美少女とは一生縁のない人生を過ごすんだろうな……」って落胆してないかしら？ 安心し…続きを読む

名前：蒼川（あおかわ）はてな 通称：はてなん 誕生日：10月7日（カクヨムティザーサイトオープン日） 座右の銘：異世界はいい世界！ 紹介文：ラノベをこよなく愛する一七歳の女子高生。…続きを読む

こないだレビューした仁科朝丸先生の『VRエロゲーやってたら異世界に転生したので、美少女魔王を奴隷化する　～クロスアウト・セイバー～』と共に、ファミ通文庫のtwitterで注目作扱い…続きを読む

『千年戦争アイギス』のノベライズでおなじみひびき遊先生の新作。 ファミ通文庫ではかなり長く書いてる作者で、七年以上前になるけど『勇者ノ心得』シリーズは好きだったわ。 （イラストレー…続きを読む

『くすぐり闘士の無魔術乱舞』で第17回えんため大賞特別賞を受賞した仁科朝丸先生の新作。前作『外道王子の楽園興国記』がニ〇一六年一二月発売だから、一年以上も出してなかったのね。 い…続きを読む

ファンタジー世界で、魔族の脅威に立ち向かう勇者の活躍が、カメラに収められて世界中に配信される。そんな面白い設定の物語。 地球でも異世界でも、目立つ動画作りへの意気込みは変わらない…続きを読む

ラノベ好きの男子高校生が繁華街を歩いていたら突如異世界に転移し、気がついたら石造りの荘厳な祭壇の上で美少女に囲まれてる、異世界もので定番のシチュエーションで始まるストーリー。 驚…続きを読む

最高のヒロインを探してる？ ならこのレビューに出会えたのは間違いなく僥倖ね。 去年一一月に発売された『絶対彼女作らせるガール！』。 新人賞受賞作第一弾の中で唯一アキバblogに個…続きを読む

最近はなろう系が大流行してて「ウェブ発じゃないと売れない」「異世界以外は売れない」とも囁かれがちで、ラノベレーベルによっては「ウェブ発異世界専門レーベル」と化してそうなとこまである…続きを読む

ラノベを書いたり読んだりして美少女に何度も出会ってると、そのうちトイレやお風呂や生理とか、女の子の日常生活に興味が出てこないかしら？ けれどラノベの読者は大半が男だから自分の体を…続きを読む

『白翼のポラリス』で第６回講談社ラノベ文庫新人賞佳作を受賞した阿部藍樹先生。 本業は国語教員でもあるその実力は、まさに圧巻。 twitterで募集した三〇のお題――「ビー玉」のよ…続きを読む

あたしはラノベの王女様。 公務に励む傍ら、デビュー目指して修行中のエリート美少女よ！ 念願叶って『美少女大好きな俺は、おっぱい揉んで魔族っ娘を優しく倒します！』が「ザ・おっぱいロ…続きを読む

引っ込み思案で優しいおっさんと、巨乳でいい香りのする魔王と、金髪エルフの魔王が織りなす、ほのぼのとしたストーリー。
空き時間に読むには最適なんじゃないかしら。

「細かい設定はどうでもいいんだよ！　とにかくサメだ！　サメだ！　サメを出すんだ！」ってパッションが物凄く伝わってくる。 神がサメを弁護する作品なんてこの作品の他にはまずないでしょう…続きを読む

暁なつめ先生の新作でしょ！？　読むに決まってるじゃない！ 『この素晴らしい世界に祝福を！』で好評だったハイテンションなツッコミの嵐は本作でも健在。 この先を期待させる出来になってる…続きを読む

イラスト担当が『異世界で孤児院を開いたけど、なぜか誰一人巣立とうとしない件』のパルプピロシ先生ってだけでも衝撃的なのに、執筆はみかみてれん先生って、これもう傑作の予感！ デブを主…続きを読む

最初出てきた時は余裕ぶった尊大な態度だったのに、再登場した時はお漏らししちゃってすっかり威厳無くなっちゃってるギャップがたまらないわ！
ヒミコは本作のマスコットにすべきよ！

互いに理解し、融和し、同棲までしながらも、根っこの哲学は正反対は正反対な未那と叶。
それでいて何だかんだで仲良くしてる光景がもう最高！　甘々でニヤニヤできる作品よ！

ファンタジーの登場人物なのに、「仕事」が終われば学校に行ったりネットをしたりと、その姿は完全に現代人。でもこのギャップが面白いのっ！ 登場人物がメタ的に世界を認識できるからこそ、あ…続きを読む

シイガのボケと、それに対する魔王のツッコミが面白いわ！
やっぱりラノベはキャラの魅力が一番！

配下を食べるのはどうかってことで星二つ。

普段はニートニートしてる坂東太郎先生だけど、『読者の心をつかむ WEB小説ヒットの方程式』によると、祖父は文壇に出入りしてた経験があるんですって！　文化資本高すぎぃ！ 『10年ごし…続きを読む

『異世界詐欺師のなんちゃって経営術』はいつ始まったのか。 調べてみるとWEB版はニ〇一五年の四月七日、一巻発売は去年の四月ニ八日だってんだから、書籍版は一年経たないうちに完結したっ…続きを読む

勇者が！　あの遠坂あさぎ先生の描く勇者が！　僕っ娘なのよ！
作品のほんわかした雰囲気と絶妙にマッチしてるわ！

この作品は絶対買うべきよ！

エステリオが魔王もの＋転生者設定だったのに対し、この作品は一話から推測するに異世界人主人公による教官ものかしら？　『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』『ステ振り失敗！ポンコツ勇者のシロ…続きを読む

あの吸血鬼コメディに、待望の続編！ 一巻の表紙から受ける印象だと、翔馬と風花が主役っぽく見えたり、あらすじを見ると、吸血騒動で人死に多発のシリアス作品っぽく思えたりするわよね？ …続きを読む

最近のWEB小説の主人公は商社出身だったり薬学者だったり父親が大学教授だったり、文化資本がどんどん高くなってるわ。 そんな中、この作品の主人公は偏差値１０のスーパーバカ。『バカと…続きを読む

わずかな文字数にユーモアを込める筆力は、くさかべかさく先生を髣髴とさせるわ！

ほのぼのしてて良かったわ！

ミーナがいいキャラしてるじゃない！
あとは中身をもっとコメディ寄りにするといいんじゃないかしら！

ファンタジア文庫の新シリーズ紹介ページ表紙のね、ティナがめちゃめちゃ可愛いの！ 檜坂はざら先生の描く、頬ずりしたくなるニーソの脚線美が。 すべすべしていそうな透けるように白いお尻…続きを読む

主人公も三人（セラを入れれば四人）のヒロインも個性的で、誰が誰だか混乱することなく物語にのめり込めたわ。一人ずつ小分けにしてキャラ紹介してたのが要因ね。当たり前といえば当たり前だけ…続きを読む

大手ラノベ書評ブログ「飼い犬にかまれ続けて」の管理人であり、『このライトノベルがすごい！2016』ではアンケート協力者とライターを務めた経験を持つてりあ。 「おいおい、書評が上手…続きを読む