作家：岩永桂

僕は書き手として、外見描写が嫌いで、 首から下は裸族でも物語は進むと言う暴論を持って筆を握っていますが、 筆者の外見描写は丁寧かつ鋭敏で、 想像に足る描写であると評価したいです。 …続きを読む

おそらく筆者さまの 実体験を下敷きにした物語。 僕も３０代の頃に１９歳の女の子と 親しくなった経験あり。 「彼氏欲しいんですよお……」 「クリスマスを一緒に過ごして くれる人居…続きを読む

あれはなんじゃ？ これはなんじゃ？ 伊賀はNINJA？ 甲賀もNINJA？ 令和の世に咲き乱れる 質問と言う名の花、花、花。 二人の理解ある家来に 護られて わらわは苦しゅうない…続きを読む

僕は、その歌声に、恋をした。 シンギングチャームの不可視な音符を追いながら レベル99の歌声に魅了される。 この能力だけでも充分なのに、 少年「Ｊ」は精霊王の能力の一端を担うことに…続きを読む

　AIと言う概念を持ち出し、往年の大作家とコンタクトする。 令和と言う近未来の発想。若さゆえの機転の利き方。 　将来、手ぐすねを引かなくても文壇にAIは登壇する。 かの林真理子氏…続きを読む

「主人公と彼女」は強い絆で結ばれており 読む者の気持ちを鼓舞する程である。 東屋での思い出、茶色に統一した髪色。 お互いの視点から、 変わらないもの、変わりゆくものが切り取られて…続きを読む

期待感が持てる作品。 起点は三年前の異変から始まる。 ダンジョンに関わることが ジョブを得ることなら 主人公と同じ職分になったり スーパールーキーたちは 見たことも聞いたことも無…続きを読む

バカ親父は息子が
何を愛でているかも解らない
無頼漢である。

食料問題と死刑制度見直しが 新しいムーブメントを世界に？ 羊頭狗肉と言う四字熟語があるが 人頭人肉が当たり前の世の中に？ 進んだ社会ほど 受け容れは早かった。 田舎で埋没してい…続きを読む

十二と言うくくりは 友好に寄与すると言う。 六つずつ分ける。 四つずつ分ける。 三つずつ分ける。 二つずつ分ける。 一つずつ分ける。少なくとも 五パターンに優しく対応する。 で…続きを読む

竜胆ほろび、竜胆琥珀、アンジェ・シリル・ブックマン これだけキャラクター立ちした三人のメインが居て 魔法学院（＝女生徒限定）入学が決まる。 校則を破れば、停学や退学が掛かって来るの…続きを読む

性欲強めの達観した男性が、困っている人を救済する物語。 物語の冒頭から性玩具を連想させる固有名詞が飛び交うが それはそれとして受け留め、本文の本意に迫って行く。 救済を望む人物…続きを読む

現世では敵だらけの敵無し喧嘩番長。 転生後は、破天荒な戦闘スタイルで度肝を抜き続ける 名の知れた前衛魔法使い。 夜空の星々のようにちりばめられた伏線の数々を 丁寧に丁寧に回収し…続きを読む

エンドロップに近い アンドロップについて調べてみた。 アンドは寄り添い ドロップは泪の形 音楽は誰にでも寄り添い 泪を具現化すると andropのメンバーは語る。 筆者の作品…続きを読む

芥川賞にノミネートされた老女も 直木賞にノミネートされた少年も 軋轢や苦悩を抱えてペンを握った、と想像した。 こんな人達が授賞出来る訳が無い、と捨て置いたが こんな人達だからこそ…続きを読む

赤松広秀の物語だと理解しつつも 藤原惺窩のことを目は追っていた。 ウイットに富んだ喋り口、妙な説得力。 応援コメントに のぶニャがの野望について少しだけ触れたが 攻略ねこ武鑑や攻…続きを読む

未成年は煙草を吸ってはならない。有毒だからだ。 成人になっても有毒なのは変わらないが 大人の持つ、分別と言うやつで判断してくれたら。 明太子パスタちゃんは彼女がうらやましかった。…続きを読む

彼女さんは彼女さんで、自己をわきまえているというか 「私の介護」に近い文言も飛び出したりしているけど 彼氏さんは彼氏さんで、彼女のことを尊敬し、愛している。 お互い、解り合えない…続きを読む

川島由佳理と言う少女が さまざまな経験を経て、オトナへと成長する物語。 昭和の気配が漂い 昭和ならでは不都合が恋を燃え上がらせる。 「黒電話」→「プッシュホン」→「ポケットベル…続きを読む

この日記から学べることは、 非常に多い、そして、大きい。 推しと言う存在が人類に与えてくれる未知数のパワー。 イラストレーターと作家を兼任することの 尊さ、難しさ。 僕自身も自…続きを読む

古語を巧みにちりばめて 読者の学習意欲を高めてくれる。 特別な演出をしてくれているけど 古の人々は 日常会話にそれ等を使用していたんだ。 森羅万象には様々な言い換えがあることを…続きを読む

男子高校生が菓子職人を極めて 異世界の歴史を変えると言う 発想が新しい。 『Menu』と呼ばれる万能機能と ？？？だらけの諸項目。 埋まる頃には大団円。 どれだけのスイーツが …続きを読む

彼が奴隷商人になった理由 彼が奴隷商人を辞めたがっている理由 それがこれから ドラマチックに語られて行く。 ハーレムは一夜にして成らず レオと言う名を継いだ男性が 女性に好かれる…続きを読む

大秘術「開門揖盗＝デモンズ・ホール」が現世と異世界の境界をこじ開ける。 求められるは、対等な関係性。何を差し出し、何を受け取る？ かつての姿、力は無くても、力強く大地を踏みしめる…続きを読む

自己の体験記を、丁寧に、赤裸々に綴った日記。 人となりが良く解り、 同年代には特に刺さる仕上がりになっている。 人間関係の難しさはティーンエイジャーが登竜門。 同性も、異性も、…続きを読む

奇跡は起こるんじゃない、起こすものだと言うことを証明させた物語。 一方は「転移」他方は「転生」と言う ありそうで無かった世界観を巧みに描き切る。 実際の事故を痛ましく思い書かれた…続きを読む

小道具に謎の古代生物「スミロドン」を扱う辺り、 いい意味で曲者感が満載の今作だが スプーンの考察から始まって、伸びた背丈の比較 大事な時に機能しない文房具、自然界の青について 生命…続きを読む

現在第８話掲載中、記憶の曖昧さが世界をミステリアスに覆う。 お天道様の下を二度と歩けなくなる罪に問われたひとりの少年。 彼は何を犯し、それは真実なのだろうか？ 少年は自身のこと…続きを読む

有名な表題を下敷きに お仕事コンテスト用に照準を合わせた 見事なストーリー。 ウマ娘プリティーダービー然り 走る姿は美しい。 スキルシステムが物語に 華麗に華を添える。 この世…続きを読む

日野真くんのことはよく知っている。 詩歩子さんワールドに詳しい人ならお馴染みの人物だ。 彼は現世に縛り付けられることに抗うように 自身を傷つけ、生命を危機に晒す。 僕は殺意を…続きを読む

絶対嫌悪のような存在でも、常に脳裏に支配され 深層心理にまで根深く刻まれて行く。 少年は聡明で読書が好きだった。 繊細な外見は、可視出来る傷を、躰に刻んで。 相合傘を提案され…続きを読む

第８話の時点で判明していることは 主人公の悠馬よりもＳＰＥＣが高い転校生が 地位も名誉も人気も視線も、一手に集めそうだと言うこと。 彼の現在位置は王者の玉座。 転校先ではいじめら…続きを読む

判っているのは日付だけ。７月７日。 後は各々の工夫次第。 雨に降られたら遮られるし、朝早くから逢えるような時間のゆとりも無い。 運命のように７月は雨が多い。見上げる度に厚い雲。…続きを読む

夫婦は二人三脚で、それでも同日に逝去することは難しい。 一方が病気に罹患すると死別の可能性は一気に高まる。 その時の覚悟を行動に表せるなら、どんな選択肢を選べるだろう？ 個人的…続きを読む

「上」「中」「下」に分かれていて それぞれに抱く印象、期待することが違って来ます。 これはコンテスト中のゲーム原案です。 おかわりをしたくても上限は１万文字。 人間型のロボット…続きを読む

天狗や夜叉を脅威なる存在として描き、面白半分で関わろうとする人間をメタメタにやっつける。 守人の名字に注目！　メモしたくなる統一感に脱帽。 主人公：黒野真希の恋人は真剣にこの怪…続きを読む