一章を拝読しました。
謎もバトルもロマンスも、様々なドキドキ要素を上手く取り入れた
学園で展開されるストーリー。「ハーレム」とありますが主人公の
ほろび君と琥珀さんの絆は強く、今後周囲の女性たちを巻き込んで
二人の関係性がどう発展していくのか楽しみです。
また主人公自身の謎や、彼が「解決したい問題」のなぞ、そして
学園にいる女生徒たちの家柄、いずれ出てくるであろうダンジョンなど
読んでいる内に少しずつ明らかになってきて、毎回ドキドキしました。
ハリーポッターはもちろん、学園アスタリスクやインフィニティ・
ストラトス、魔法学校の劣等生など現代魔法バトル/ファンタジーが
お好きな方にもオススメです。
ハーレム、無双、と聞くとちょっと躊躇う人もいるかも知れない。
かくいう私も、いわゆる「なろう」系の鈍感主人公と、ちょっと助けたらホイホイ惚れてゆく女の子達の構図はあまり好きでは無く、故にこの作品にも警戒して、ギリギリまで評価をしなかった。
(作者さん、ほんっとにすみません!!!!(−_−;))
が、いい意味で此方の予想を裏切って来た!!主人公は確かにべらぼうに強いが制限があるし、チート魔法をバカスカ闇雲に撃つのでは無く、ちゃんと考えながら戦う。
何より、ヒロインの琥珀ちゃんの正妻力が凄い。主人公との繋がりはレビューでは書ききれないほど、深く、強く、硬い。
私のように躊躇っている人は、偏見を持たないで一度読んでもらいたい。