趣味も極めれば尊敬の領域に

彼女さんは彼女さんで、自己をわきまえているというか
「私の介護」に近い文言も飛び出したりしているけど
彼氏さんは彼氏さんで、彼女のことを尊敬し、愛している。

お互い、解り合えないこともあると思う。
でも、オシャレの着こなしの配色は、塗装に通じるものがあるだろうし
(コスプレだったらハイクオリティな着こなしが出来そう)

細部までこだわって造り上げる器用さは、
オシャレに引き継ぎたい技能なのかも。

今、こうして、二人が一つ屋根の下に暮らしていることは
傍から見たら奇跡なのかも知れない。
それでも、彼、彼女の付き合いが長くなるほどに、
ぎこちなさやわだかまりは減って来る筈だ。

オシャレ男子よ、職人女子を愛せよ。
彼女の足りない部分は、全て補う位の勢いで。
職人女子よ、オシャレ男子を信じよ。
君を見初めたから、彼は告白に踏み切った。

その他のおすすめレビュー

作家:岩永桂さんの他のおすすめレビュー101