最近は離婚する人も多いと聞きますが、このように深い愛ってやっぱりいいなぁと思います。子供心ながら。
そして、どこの社だったか難病で亡くなる人をゼロにしたいというCMもありました。
その研究も着々と進んでいることでしょう。
さて、最愛の人が余命宣告されたとか言う長編小説とかは時々見かけますよね。
それとか、自分を死刑にしてほしいっていうニュースとか。
この物語はたった1750文字で深い愛情の終焉を深く深く描いています。
最後の問いかけは彼女への問いかけだけではなく読者への問いかけも混じっているのです。
異世界恋愛とか楽しいラブコメ読んでいる方も、いちどこの小説を読んで、この問題に取り組んでみませんか?
夫婦は二人三脚で、それでも同日に逝去することは難しい。
一方が病気に罹患すると死別の可能性は一気に高まる。
その時の覚悟を行動に表せるなら、どんな選択肢を選べるだろう?
個人的に死罪は反対だ。もっと過酷な懲役刑を要求する。
絞首刑を公開することは無い、映像にも残らない。
だったらへとへとになるまで働いて、何か残る物を造らせるべきだ。
罪人が造った物など欲しく無いが、製造元をうやむやにすれば
案外受け容れられそうな気もする。
安価で箪笥が手に入る時に、いわくつきを疑う人は慎重派だ。
主人公は罪を償うことで、夫婦の愛を貫こうとする。
それも一つの愛のカタチだと思う。
議論するヒトの数だけ、主張や答えがありそうだ。