目

表面的には何が書いてあるのか不明ですが、よく意味がわかる。 何が書いてあったのか思い出せないのに、読後感が確かにある。 読者を感心させようとしていないのに「ありがたや」と頭をたれた…続きを読む

あっさりした変な話が好きで、そういう作品があると「いいなあ」と思います。
この作品はそれだけにとどまらず、何とも言えない感銘を受けました。

タイトルの「妙メモリー」とは「妙な思い出」くらいの意味だと思われますが、タイトルの通りほぼ毎回、 １．回想形式で ２．何かを擬人化して ３．いい話風に終わる という線に沿ってい…続きを読む

創刊号も持っています！！ とはいえ、あの雑誌のカラーを100％反映しているエッセーではなく、あの雑誌をまったく知らない方にもお勧めできます。 妄想的な寄り道などもあり、気軽に読める…続きを読む

作者とまったくの同世代のため、幼少期からのエピソードや固有名詞、どれもこれもピンと来ます。「透明ドリちゃん」とか「ギミア・ぶれいく」とか「ピピピクラブ」とか……。 それどころか「こ…続きを読む

作家としてデビューすると「その後」に何が起こるのか？ ……という回顧的なエッセーはこれまでにも何作か読みましたが、まさに現在進行形で進んでいく状態を報告している本作は、臨場感と説得…続きを読む

最初に見かけた時は、「マイナー単語」がそれほどあるとは思いませんでした。 次に読んだ時は、レアな用法をどこで拾って来たのかと驚愕しました。 そのまた次に読むと、もはやこれは未知のジ…続きを読む

そう遠くない将来、「カクヨム」の歴史を書こうとする人に「この作品だけは見逃してはいけない」と言っておきたい。

ルビの時間の流れと、地の文の時間の流れがハモッていて絶妙です。

犬の出てくる話に弱い自分はすっかり引き込まれました。
で、引き込んでおいてそれだけでは終わらない、スマートな掌編です。最後の一文も素晴らしい。

「10行で終わる掌編コンテスト」【銀賞】です！

https://kakuyomu.jp/users/-me/news/16816452219996936636

「10行で終わる掌編コンテスト」【銀賞】です！


https://kakuyomu.jp/users/-me/news/16816452219996936636

カクヨムでダークな童謡風の話を読めるとは意外でした。

「もしも~だったら」というアイディアは、現実に可能な範囲内でも、範囲外でもそれなりに難しいものです。 しかも政治や犯罪がらみとなると、リアルすぎてもすぎなくても難しい。 本作で作ら…続きを読む

創作学校の優しい先生から、教えを受けているような気になります。 「となりのトトロ」は有名作品ですので、例として挙げられている場面や台詞、状況がすんなり頭に入ってくるため、技法の理解…続きを読む

ショートストーリーの中でもさらにいっそう短い、ちょっとしたエッセーかスケッチのようにも読めますが、その場の空気や心理、光景がありありと心に浮かび、深く刻み付けられます。 ほんの１分…続きを読む

「とても勝てない」という状況から始まる物語です。 難題や敵を、どうにかこうにか攻略していくという王道的な展開で、毎日少しずつ読む楽しみを味わいました。これからの方は、逆に一気に読む…続きを読む

シンプルで奥が深い短編です。 気軽にちょっと、というつもりで読み始めて、えらく感銘を受けました。 「なぐさめ」と「あきらめ」に関する洞察、抑制の効いた文章、印象的なエピローグ……。…続きを読む

「アガサ・クリスティー完全攻略」みたいな赤川次郎ガイドをいつの日か、お願いします。

アホらしいことを書くのは簡単ですが、最初から最後まで手綱を緩めず、ひたすらアホらしく書けるというのは珍しい。才気が溢れて零れ落ちそうな、見事なアホらしさです。

「出版社から正式に注文を受けて、品質を一定に保って書いてる人」 のようなショートショートがずらりと並び、 「プロかよ！」 と毎回ツッコミを入れながら読んでいました……　(^-^；)…続きを読む

創作論の裏返しのような、パロディみたいな理論をあれこれ駆使して、敵と戦う話なんですけど、これを「アクション」「戦闘」と呼ぶには地味すぎる。 それなら、これは「頭脳戦」か？というと、…続きを読む

エッセーです。もっと真っ暗なトーンになっても不思議ではないのに、どこか妙に明るくて、毎回のタイトルも「せっかくだから」で統一されています。そこが既にユニークですし、本文もあちらこち…続きを読む

自作の短編を様々な文体で書き換えるという試みです。 言うは易く行うは難しの典型で、クノーの「文体練習」を知る人にもお勧めします（もちろん知らない人にも）。 比喩だらけの文体など、出…続きを読む

このたびは拙作「君が代」にたいへん名誉ある賞をいただき、誠に有難うございます！ 思いついてから形にするまでの執筆期間、そして受賞の第一報を待つまでの時間は、まさに千代に八千代にとも…続きを読む

「集まれー！」とか言っておきながら、実際は放置プレイに近い自主企画が多々ありますが、丁寧に、愛情のこもった紹介文多数で、他とはひと味もふた味も違います。感激しました。 本当に有難う…続きを読む

入れ替わりものといっても、なかなかまとまった批評は目にしません。新旧、小説・漫画など例示が豊富でためになります。一読しておくべき良作です！

♪ネズミ～ふふんふ～【以下略】

という歌が脳内に響き渡るかもしれない作品ですね！

この短さで、この綺麗な流れと結末！
さらに「幸せと不幸は紙一重なのでは？」とまで思わせてくれた逸品です！

これが「期間限定公開」とは勿体ない！
どら焼きと微エロを愛するすべての人たちへ……！

日本語吹き替え版を見ているようで、言い回しといい、展開といい、キャラクターの考え方や人生観といい、実にアメリカナイズされた、まるで声が聴こえてくるかのような文体だったぜ！ これから…続きを読む

変則的な続編のそのまた続編の……、ここまで来たか！と思わせる珍作です。
そう言われてみるとそういうのあった（笑）！
そして確かに千日手状態だった（笑）！

この種のカクヨムならではの仕掛けは、過去にも今後もあるとは思います。 が！！ 必然性があって、説得力があって、意外性があって、かつ探検物のフォーマットを綺麗になぞっているという点で…続きを読む

レムのような「架空の書評」系の味わいと共に、急転直下するショートショート的な結末もありで、異色の楽しい作品です！

まさかのコラボ、ここに完結？
何の気なしに書いた掌編が、ここまで発展するとは（笑）。

拙作「石の主張」に対するアンサー掌編です。
まさかの全否定（笑）！！

この短さで、最初からリドルストーリーと分かっていて、この結末の見事さ！
しかも、1000文字縛りで！

藻が会話するのはともかく、しりとりが始まるとは、誰にも予想できない展開では？しかも、一つも読めないレベルの単語ばかりで……。 ジャンルはファンタジーのようですが、奇想小説のような、…続きを読む

ノリが軽くて、さらりと終わるスマートな作風です。
末永く続けてほしいです。続きを楽しみにしています。

ド適当にド勢いだけで書いているようでいて、ド緻密にド計算しているような印象をド受けました。ド面白い！

独特すぎて、不定期更新すぎて、未知数すぎる。
作品数が少ないのに、何百作も書いたような手馴れた筆さばき。
頭の中に変な風を受けたような気になりました。

ほとんどの自主企画が、何となく始まっていつの間にか終わっている……、という現状に一石を投じる内容です。
きちんと優秀作品を選定されている姿勢に感銘を受けました。

栗本薫は中学生の頃に夢中で読みました。
当時の思い出が蘇って、恥ずかしいやら情けないやら、嬉しいやらです。

「コンビニで言うと雑誌コーナーの下あたり。誰が見るんだ。」
……本当にその通り過ぎて、涙が出てきます。

「一話で一人がつぶやく」という形式のアイディアが優れている以上に、「書いている人は楽しいだろうな」と思わせる作品です。そしてもちろん、読んでいる方も楽しい！！

その場に行かなくても、かなりの程度まで内容がわかるので、たいへん便利！
一読をお勧めします。

デビューして、その後にどうなるかという生々しい、茨の道を通った方の報告レポートであり、血を吐くような告白です。
ぜひ続きを希望いたします。

「メチャクチャになればなるほど面白い」 というタイプの作品が多い！ ような気がします！ 「この人、書いてる途中で飽きちゃってるよ」 と思う瞬間がたまにあります！ こういうの好きです…続きを読む

カクヨムのユーザー（特に書き手）が心構えとして知っておくべきことが、丁寧に、わかりやすく書かれています。
私自身もまだ日が浅いので、参考になりました。
多くの人にお勧めします。

喜ぶにせよ嘆くにせよ、喜怒哀楽がビシビシ伝わってきて夢中で読みました。
異世界転生ものの書き手が何を考え、何を悩み、何に喜びを感じているのか、垣間見せていただきました。