これでも、おとぎ話パロディー。

作者 まるめぐ

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★★★ Excellent!!!

タイトル通りの、おとぎ話のパロディとなっています。

竹取物語に始まり、ももたろうや浦島太郎のような日本のもの、シンデレラや金の斧と言った外国のものまで非常に幅広く扱っていて、非常にバラエティに富んでいます。

肝心のその内容なのですが、なんでもアリです。原作の世界観やキャラ設定など何のその。改変やねつ造の嵐で、元の話はどんなだったか分からなくなるくらい。それこそが、決して型にはまらない数々の笑いを生み出してくれるのです。

たまに薄っすら繋がっているものもありますが、基本的には一話一話独立しているので、時間が空いた時、ちょっと疲れて笑いが欲しいときなどにもお勧めです。

★★★ Excellent!!!

 ビタミン、カルシウム、アミノ酸……薬局やスーパーには様々なサプリメントが売られている。
 それらは食事だけではどうしても偏りがちな、不足している栄養素を補うためのものだ。
 現代人に欠けている栄養素は何か? 言わずもがな『笑い』である。
 とはいえ笑いも様々だ。素直な笑い、苦笑い、乾いた笑い、大爆笑……バラエティに飛んだ様々な笑いを摂取できるだろう。

 本作はコメディー短編集であり、一気に読むのではなく空いた時間に少しずつ読むのが良い。
 トイレの便座で。喫茶店でコーヒーを待ちながら。電車の待ち時間に。
 シリアスに偏りすぎた読書バランスを手軽に、短時間で調整できる。
 いっぺんに読むと、それはそれでバランスを崩すことになるゾ! フヒヒヒ……

★★★ Excellent!!!

読んでいて、シンデレラの門限は0時なので良いな……などと子供の頃思っていたことを思い出しました。

おとぎ話って、現実的に考えると変なところが多々あるものですが、そこを上手く使う形で、くすりと笑ってしまいます。

あの話が、どんな風になってしまうのか。今後も楽しみです。