どん底から無能力者は物理攻撃で全てを無にかえします。たとえそれが女神だとしても。

異世界転生を期待していた風間零は、過労死後に天国で女神と出会う。彼は新しい人生をやり直すチャンスだと思っていたが、女神は彼に興味を示さず、無能だと判断して「反異世界」という地獄のような世界に追放してしまう。

この世界では魔法が使えないことは罪であり、魔法の力を持たない者は無価値とされる。力を持たない零は罪人として扱われ、牢に入れられるが、女神への激しい復讐心が彼を突き動かす。魔法が使えなくても、零には怒りと鍛え抜いた身体がある。そして、一振りの杖だけを武器に、彼は自分を切り捨てた女神に対する復讐を誓う。

「必ず復讐してやる」と、零は決意を固め、異世界に戻り女神を打ち倒すため、過酷な運命に立ち向かっていく。魔法もスキルもない零が、絶望の世界で生き抜き、復讐を果たすまでの壮絶な戦いが始まる。