概要
これが妖怪事象研究の最新の成果だ!
世に妖怪物語の創作物は数あれど、真に学術的な妖怪事象研究については、一般には知られていないことも多い。
そう、妖怪と妖怪学関係者を結ぶ雑誌『妖怪年報』の読者投稿欄において、読者に
「世に妖怪の真の事象を知らしめるため、学会関係者にはさらなる奮起を期待する!」と、発破をかけられてしまうしまつである。
本作は、妖怪学においては新人ながら、近年、めざましい成果を上げつつある妖怪学博士による妖怪事象研究の最先端を、一般の方にも親しみやすく披露した書物である。
本作は2024年7月、文披31題参加作品です。
綺羅星の如き作品があまた集う文披31題の、「ナンジャコリャ部門」大賞を目指しています。※そんな部門分けは存在していません。
なお、本作は劇作家であり小説家であり、在野の妖怪事象研究
そう、妖怪と妖怪学関係者を結ぶ雑誌『妖怪年報』の読者投稿欄において、読者に
「世に妖怪の真の事象を知らしめるため、学会関係者にはさらなる奮起を期待する!」と、発破をかけられてしまうしまつである。
本作は、妖怪学においては新人ながら、近年、めざましい成果を上げつつある妖怪学博士による妖怪事象研究の最先端を、一般の方にも親しみやすく披露した書物である。
本作は2024年7月、文披31題参加作品です。
綺羅星の如き作品があまた集う文披31題の、「ナンジャコリャ部門」大賞を目指しています。※そんな部門分けは存在していません。
なお、本作は劇作家であり小説家であり、在野の妖怪事象研究
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!みんな知っているようでいて誰も知らない、妖怪たちの愛すべき正体
エンタメコンテンツなどで何の説明もなく当たり前のように出てくる妖怪たち。その実態はようとして知れず、なんだかいろんなことがぼかされているように思われる。けれど、そもそも実態などというものはあるのか? だって、妖怪だぞ!?
これは東北大学(宮城県にある国立大学ではなく岩手県立東北大学である!)の研究者が記した妖怪の概説書です。個々の妖怪の性質(?)から妖怪の観測の仕方まで、幅広くカバーされています。私が好きな妖怪は「妖怪喫茶店」です。機会があれば個別の妖怪についてもっと語ってほしいものですが、学問というのは枝葉末節の事例だけを語ればいいわけじゃありませんから、しょうがないですよねえ……。