みんなのアイドル、フブキちゃんだよーん♪
やあ、みんなのアイドルフブキちゃんだよ! ここ最近何かと話題なシロウくんを密着取材しているんだ。
シロウくんのパーティのうちの一人セレナちゃんがPKギルド【カレイドブラッド】に絡まれていたのをたまたま目撃したわけだけど、そこにログインしてきたシロウくん達が来たんだよね。
【カレイドブラッド】を挑発するヒナタちゃんにレメちゃん。そんな二人を宥めるシロウくんだけどちょっとあわあわしてて可愛いと思ったよ。
そんなわけで【カレイドブラッド】と戦うことになったシロウくん達のギルド【スターライト】。
それにしてもシロウくん達ギルド【スターライト】のメンバーはみんな美人、美少女揃いだね。
アイテムの補充などしっかりと準備して【カレイドブラッド】を迎え撃つ気満々で、ボクは【隠密】でシロウくん達に気づかれないようについていったんだけど、シロウくん達は【クリスタル洞窟】で戦うつもりみたいだ。
シロウくんが消えたと思ったら、リサさんを連れてきて戻ってきた。
転移系?のスキル持ちみたいだけど、とても気になる。
シロウくん達はリサさんからトラップアイテムを渡されて手分けして設置していった。
【カレイドブラッド】は数で押し潰す戦いをする。シロウくん達はトラップを設置して【カレイドブラッド】を倒すみたいだ。
巻き込まれないように注意して【カレイドブラッド】が来るのを岩陰で待つ。
ボクは【千里眼】を発動する。これは自分の視界を任意の場所に移動させることがで可能なるスキル。遠くだろうと壁の向こうだろうと、このスキルの前では丸裸なのだ。
そしてついに【カレイドブラッド】がやってきた。百人くらい引き連れてトラップの存在を知らずにノコノコ入ってくる。
案の定、【カレイドブラッド】はトラップに引っかかり、パニック状態になった。けど男の一人はパニック状態にならずに楽しそうに笑っていたんだ。
【カレイドブラッド】は次々と減っていき、シロウくん達がいるボスの部屋前に辿り着いた。【カレイドブラッド】は怒りを表しにしているよ。
シロウくんは悪い顔して逆に悪役にしか見えなかったよ。そんな彼にセレナちゃんがジト目を向けていたよ。ボクはちょっと【カレイドブラッド】を憐れんだ。
百八十センチメートル近い高身長に細身ながら引き締まった体。なかなかイケメンの男でツカサと名乗り。
彼は【プリンスナイト】と言っていた。シロウくんは【プリンセスナイト】みたいで驚きだった。
【プリンスナイト】に【プリンスナイト】はパーティメンバーの能力を上昇させる特殊な能力で伝説の存在だと聞いたことはある。
噂でしか聞いたことがなかったけど実在していたとは思わなかったよ。
ツカサと名乗った【プリンスナイト】はシロウくんの相手をし、残りのメンバーはセレナちゃん達を相手にするように指示を出した。
ツカサはシロウくんとタイマンで対決するみたいで結界?を張った。
ついに戦いが始まった。ツカサはAGI特化みたいで素早さと手数を活かしてシロウくんを翻弄する。ツカサはなかなか手強い相手でシロウくんは苦戦している。
シロウくんはツカサからの攻撃を躱し、捌き、弾くが防戦一方で小さいダメージが蓄積されていく。
【カレイドブラッド】の武器で倒されたプレイヤーはアストラルにログインできなくなると聞いたことがある。もしそうなればシロウくんを密着取材できなくなる、ボクとしては何かとシロウくんには勝ってもらいたい。
セレナちゃん達の方は相手がほぼ瀕死に近く、セレナちゃんがスキルを使って動きを封じるとリサさんが爆弾を【投擲】して倒した。
セレナちゃん達の方もなんだかんだ強くはあるみたいだね。シロウくんはツカサに雷を纏った斬撃を当てた。防御は低いからすぐにHPが赤ゲージまで減ると、なにが可笑しいのかツカサは笑っていた。
結界がもうすぐそこまで来ていて、このままだとシロウくんがやられてしまう。
その時、シロウくんの画面に赤髪の女の人が現れたんだ。昴さんって呼ばれてたけど、まさか開発者の名前じゃないよね?
なんだかとても気になるよー!
シロウくんが持つ剣ならツカサの結界を破壊することができるらしい。昴さんの言葉を信じてシロウくんは剣で結界を破壊したんだ。
これで形成逆転、シロウくん達が有利になった。いよいよ決着って時に時にツカサの目の前にノウェムとヤエに旅人衣装の様な服を着た胡散臭い男の人が現れたんだ。
彼は
突如現れた七冠にシロウくん達は警戒をあらわにしている。跳躍王はシロウくんに興味があるみたいで挨拶をしに来たみたいだ。
ツカサは不完全燃焼で不満にしないがらも跳躍王に従い、一瞬にして姿を消した。
なにあれ?アイテムを使わずに消えたんだけど!?
ボクは驚きつつも興味が湧いた。やっぱりシロウくんを追っていけば面白いことが起きそうだとボクは思う。
さて早速掲示板に動画を投稿しなくちゃね♪
僕は急いで街に戻るのだった。
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