石曜日のメイドのダイアリー

戦争で負傷し吟遊詩人の道を挫折したマルトは、移住した地方で美しきメイドと出会った。ダイアリーと名乗る彼女は人間ではなく、蒸気機関で稼働する義人人形だった。
二人は、義人人形の延命のためにドヴェルグ族の工人の捜索を始める。
その一方で、黄色い家に住む画家にして聖職者の男が彼女をつけ狙い始める。

全１２章、１２万字弱で完結の本格異世界ファンタジーです。
１９世紀末の南フランスをモデルとした世界観で、ちょっとだけスチームパンクのつもりです。
「気まぐれ」お題の匿名企画（ミチル企画）に参加して高評価いただきました。

【この作品のセールスポイント】
１：いわゆる本格ファンタジー好みの人も大満足の練り込まれた世界観
２：全ての主要キャラが再出発できる読後感の良いハッピーエンド
３：怒濤の伏線回収によ…続きを読む