いそべとみたらしー1への応援コメント
第三部のハシボソガラスになってから、地元弁がかなり目立ちますね。
この事は、昔はまだそれほど他県との交流が進んでなかったという事ですね。
うちんとこでも、今は耳にしなくなった言葉がずいぶんあります。
作者からの返信
門脇 賴さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、ありがとうございます。
イソヒヨドリのときは語り手の裕佳子が関東出身でしたし、ハクセキレイも彼女が出るたびに標準語になってましたからね。ハシボソガラスでは全員地元民かつ数十年昔ということで、方言密度が濃くなっています。
方言はどこでも次第になくなっていきますね。ちょっと残念な気もします。
コメントをありがとうございました。
県南地域弓道競技大会への応援コメント
洋弓は比較的気楽にできそうですが、和弓は難しそうです。
日本古来のモノで、古い伝統があるのでしょうね。
大相撲と似ているかもですが、大銀杏、フンドシがないだけまだ楽ですね(笑)。
作者からの返信
門脇 賴さま
こんにちは、いつも拙作へお越しくださり、ありがとうございます。
いろんな「しきたり」のある武道は、それが美しさのもとでもあるとはいえ、簡単に踏み込ませない雰囲気もありますね。
武道につきものの道着や袴は武道の種類によって少しずつ形状や着こなし方が違い、それもまた面白いです。袴の下はフンドシ着用、とかの決まりがなくて良かったかもしれません(笑)。
コメントをありがとうございました。
文化祭ー4への応援コメント
無口なイメージの竹史が雄弁になりましたね。
私もそうですが、自分の興味有る分野、得意分野では語るの楽しいですよね。
それにしても、竹史が鳥や色にこれほど詳しいとは!
作者からの返信
門脇 賴さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、ありがとうございます。
はい、ここにきて竹史が雄弁になりました。というか、雄弁なのはほぼここだけです。鳥おたくな竹史、こと鳥の話題になると、苦手な容子に対してでも問われれば問われるだけ、あれこれ答えてしまいます。可愛いといえば可愛いところです。好きなものについては専門家も驚くくらい知識を蓄えている子供っていますからね。あの熱意には驚かされます。
コメントをありがとうございました。
文化祭ー3への応援コメント
2度目の振り返り。
これが意味深なんですよね。
小鳥と子猫は可愛いですね。
あの無垢な瞳はなんとも愛らしい。
ルリビタキやオオルリは特に…。
作者からの返信
門脇 賴さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、ありがとうございます。
容子の二度目の振り返り、そのまま次話に続きます。思わぬところで叶った竹史とふたりでの会話、専門的な話で分かりにくいのですが、自分だけのために解説してくれるのが嬉しかったんでしょうね。
小鳥可愛いですよね。くりっとした目が何とも言えません。いや、小さくなくても鳥は可愛いですよ。ちなみに猫は子猫よりだんぜん成猫派です(笑)。なぜか子猫はむしろ苦手です。
コメントをありがとうございました。
文化祭ー2への応援コメント
田舎なので、高校までは文化祭はありませんでした。似たようなものに学芸会はありましたが。
大 学に入学し初めて文化祭を体験しました。
徹夜で準備した早朝、深い霧が窓の外全体に立ち込めていたのを思い出しました。徹夜も霧も初体験でした。
千絵は真面目な二枚目より二枚目半が好きなんですね。
容子は勝気ですね。水泳部男子にチャレンジすることが凄い。最初の一人は油断もあるでしょうが、二人目からはガチだと思います。
ルール無しの格闘技(つまり、喧嘩)だと小学生の場合、結構女性は強いですね。
男がグーパンチなのに対して、気の強い女だと爪を立てて引っ掻きますので、男のダメージが大きいです。
作者からの返信
門脇 賴さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
なるほど、文化祭に相当するものが学芸会だったのですね。大学での文化祭(私の時は学際でした)になると、高校のときより出し物も準備も本格的になりますね。徹夜明けの早朝の霧なんて、なかなか幻想的じゃないですか。
千絵は祐介の意外に保守的で頑固なところについていけないものを感じたのでしょう。容子の勝気さは筋金入りです。娘に受け継がれていますね(笑)。
喧嘩でもしも互いに本気になってしまえば爪はグーパンチには到底かなわないのでは? 引っかかれるダメージが大きいというのは、男のほうがかなり手加減している証拠ではないでしょうか。
コメントをありがとうございました。
文化祭ー1への応援コメント
名前ですが、きゅうけであれば伝統を守り続けたいというのはよく解ります。私も個人的にはそうしたいです。
絶対反対なのは全く同じ名前を付けること。
私自身、14代まで遡れますが、この間に同じ名前が幾つかありますね。
紛らわしく、困ったものです。
尚、私の本名の名前は日本で唯一人です。
作者からの返信
門脇 賴さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、ありがとうございます。
旧家だからというのはどうも引っかかってしまうのです。他の家と何が違うのか、と考えると、代々残してきた物的財産がその家に集約されているだけで、人間的には何も違うものはないのではないかと思えるからです。あ、古い物を見るのは大好きです。
代々同じ名前(長男が引き継ぐ)は今でもヨーロッパで見られますが、名前を個体識別タグとはみなさないのでしょうね。それなら、もう名前はいらないんじゃないの、とか言いたくなってしまいます (^^;) 門脇 賴さまのお名前、同時代では日本でたった一人ということなのですね。それは名前としてなかなか優秀ですね。
コメントをありがとうございました。
編集済
瀬会の海への応援コメント
スクール水着。私の青春時代は過去過ぎて参考にもならないですが、地元の浜では地元民しかいませんでした。男は白ふんどしか海パン、女はほぼスクール水着。これは若者の場合で、おんちゃんたちは生パン、おばんたちはシュミーズ、小学校低学年はフルチン(世間ではフリチン)が一般的だった。
遠浅でハマグリ、マイコ、ハマグリ蟹が良く獲れたが、今は昔。
高校時代は、男は坊主刈りで男女の交際はご法度、時代遅れの学校でした。
作者からの返信
門脇 賴さま
こんにちは。拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
白ふんどしで泳ぐ! ほう、これはなかなか風情がありますね。見たことはないです。それより、シュミーズで泳ぐ? 下着? これも見たことない光景です。小さい子供のフリチン(うちも「フリチン」でした)はどの時代でも変わらないですね。
海水浴と潮干狩りが一緒にできるのは贅沢ですよ。
私は海水浴場ってほどんど行ったことがなくて、適当な浜辺(ほかの人はいない)で泳いだ記憶ばかりです。この海水浴の描写は海水浴場に行ったごく限られた記憶を頼りに書いてみました。
コメントをありがとうございました。
三つ編みー3への応援コメント
3人の関係は大体予想に近いかな?
日本のカラスにハシブトガラスとハシボソガラスがいるのは数10年前まで知りませんでした。
カラスと言えば、キリマンジャロのカラスが思い出されます。
第2ハットのすぐ下(標高3800m付近)にのみ集団でいました。
首筋にのみ白いラインがありました。
『シロエリオオハシガラス』と言う名であるのが、帰国後検索して分かりました。
作者からの返信
門脇 賴さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、ありがとうございます。
はい、読みは大正解でしたね (^^) シロエリオオハシガラスを検索してみましたが、白い襟巻がアクセントになって、かわいいですね。このカラスも頭がいいのでしょうね。そんな高山でどんな生活をしているのか、見てみたいものです。
コメントをありがとうございました。
三つ編み-1への応援コメント
いよいよ、三角関係の始まりですか!? 娘サキリちゃんが袴の彼を見ていたように、容子母さんも同じ人を見ていたのやねえ!
でも、その彼は裕介しか見ていなかった。
そして、容子は裕介と結ばれた。
故に、2人の関係、いや3人の関係はぎくしゃくしたものになっていった。
このように推察します。
作者からの返信
門脇 賴さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
これで三人出そろいましたね。この段階では、容子が誰を見ているのか、まだわかりませんね (^^) 裕佳子のときとは違い、部活動では多くの弓道部員が射場にいますから。
とはいえ、『イソヒヨドリ』と『ハクセキレイ』をお読みになった門脇 賴さまは、もう結末をご存知ですよね。もちろん、その結末を覆すような流れとはなりません。彼らがこの先どのように親交を深めていくのか、ぜひ見守ってください。
コメントをありがとうございました。
自転車旅行ー5への応援コメント
そうか、あのとき裕佳子が見つけた写真ですね。
この頃は竹史もまだそれほどでもなかったのかな?
キュウリの類似体験ですが、マラソンやトレイルのレースでゴールのエイド・ステーションに冷やしたキュウリや水に漬けたキュウリが出される事があります。
これがまた美味い。実に。
ゴール直後の冷やしたキュウリほど安くて美味いものはない。
暑い時は、尚更。
作者からの返信
門脇 賴さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、ありがとうございます。
はい、この写真はアルバムと祐介の辞書のあいだとにあったあれです。このころはまだ祐介のと竹史の間にわだかまりがなく、仲の良い友人として親しくふるまっていました。祐介はもちろん竹史のことを意識していませんが竹史のほうはどうでしょう。
暑いときの水分補給として、冷やしたキュウリは最高ですね(アレルギーじゃなければ)。マラソンやトレイルのゴール後に準備されているというのもわかります。
コメントをありがとうございました。
自転車旅行ー4への応援コメント
まさか竹史にこんな強い食物アレルギーがあったとは! 体力がないのも頷けます。裕介は真の親友ですね(これを真友と言います)。私は飲食物でアレルギーや下痢は殆ど無いですが、100㌔マラソンではスタート後30〜40分で度々激しい下痢に見舞われました。緊張というより気合いが入り過ぎたときに起こるアレルギーのようです。気合いが入らなくなったら自然に治りました(笑)。
裕介にはトレーナーの素養もありそうですね。
作者からの返信
門脇 賴さま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、ありがとうございます。
竹史の細いのと体力がないのは、このアレルギーが主因です。アレルギーが多いと、食べること自体に興味を持てなくなるので、ますます食べなくなってしまいますね。
真友、いいですね (*^^*) 祐介のトレーナー能力はこのあとも役に立ったりします。
ストレス性のアレルギーですか? 走り始めて繰り返し下痢をするのは、かなり辛そうです。でもそれより、「100キロマラソン」の言葉に、もう恐れ入りました。
コメントをありがとうございました。
自転車旅行ー3への応援コメント
竹史がそこまで体力がなかったとは思いませんでした。一方裕介は体力十分ですね。
私は高校時代は毎日卵焼きだったなあ。コレステロールの摂り過ぎだわ。
三つ編みの少女、どう考えても容子さんですね。
作者からの返信
門脇 賴さま
こんにちは。拙作へお越しくださり、ありがとうございます。
中学三年のときに母親に少しは運動しなさいということで弓道教室に通いはじめ、高校でも弓道部に入った竹史ですが、自転車旅行に十分な体力はまだついていませんでした。夏に日中ずっと自転車をこぐのはかなりの体力が必要ですよね。
お弁当といえば、卵焼きですねえ。お弁当に入っていると、また味わいが違うんですよね。
三つ編みの少女はすぐまた登場して名前も明かされます。
コメントをありがとうございました。
小さな爪ー2への応援コメント
この時代にビジネスとしての結婚と言う概念を持ち合わせている真弓さんの大きさを感じました。
人って制約があるところに新しい思考が生まれるんですかねー。
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは! 拙作へお越しくださりありがとうございます。
この時代だと、地方でこのようにわりきった考え方で行動できるのはめずらしかったかもしれません。私の中では福岡は大都会なので、こういう人もいた、ということで (^^)
> 人って制約があるところに新しい思考が生まれるんですかねー。
それは大いにあると思います。適度な制約は進歩の促進剤になることもありますね。
コメントをありがとうございました。
自転車旅行ー2への応援コメント
民宿でのお目覚めでしたか。『7日間の自転車旅の後』…初め、自宅での目覚めかと思いました。7日目の後でした。恥ずかしながら、『蒼穹』と言う言葉、知りませんでした。『縹』と言う色もまたしかり。
それにしても宇佳子さん、いつもながら海辺の情景描写は見事です。『百聞は一見にしかず』と言いますが、これだけ見事に表現できるなら、『十聞は一見にしかず』ぐらいになるぜよ、まっこと。
作者からの返信
門脇 賴さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、ありがとうございます。
たしかに、この一話だけ読むと、旅を終えて家に帰ったとも取れてしまいますね。前話で自転車旅の七日目に海辺の民宿に着いたとあり、その続きとなっております。
夏の日の夜明けは、晴れているとびっくりするくらい美しく、海辺だとまた格別です(釈迦に説法?)。それを少しでも表したいと思い、言葉を選んで重ねてみました。見事と言っていただけるのはとても嬉しいです、ありがとうございます m(_ _)m
コメントをありがとうございました。
編集済
自転車旅行-1への応援コメント
プロローグに登場した少年の視点になるのかな…と思ってましたが、三人称ですね。プロローグの少年は竹史だと思いましたが、読み返してみてその理由が自分でも解りません。ボケてたようです。
自転車一周旅行と言うと、カナダから帰国した後、四国一周した事を思い出します。お二人より11年、年長でしたが。
旅先での新鮮な魚料理、美味しそう!
作者からの返信
門脇 賴さま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、ありがとうございます。
プロローグは祐介にするか竹史にするかずっと迷っていたのです。一読した時にどちらなのか分かりにくくしようと狙って書いておりますので、お読みになった方は好きにとらえているのではないかと思います。
四国一周ほど過酷な旅ではありませんでしたが、体力皆無の竹史にとっては、暴挙ともいえる行為でした。大分と海の幸は切っても切り離せませんからね。と言いながら、魚料理が出るのはこの話だけだったかもしれません。
コメントをありがとうございました。
小さな爪ー1への応援コメント
ううーん、お見合いを小一時間掛けて説得されるのも辛いですね。
「いつまでも結婚しないわけにはいかないだろ」
今でもこう言う考えの方が多いのも事実なのでしょう。特に昔は、ですよね。
あと「努めて鈍感になること」、
必要なことで何度かチャレンジしていますがなかなか難しいです。
切り替えられた(?)竹史さんは偉いです。
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは! 拙作へお越しくださり、ありがとうございます。
一時間かけて説得って、上司も粘りましたよね (^^;) 結婚して当たりまえという風潮がまだまだ強かった当時だから許された行為です。
意識的に感覚を鈍麻させる、これは諸刃の刃でもありますからね。一時的な心理的衝撃回避には良いのかもしれませんが、続け過ぎると心にひずみが生じてしまいそうです。「感じないようにする」といっても、完璧に刺激をスルーするのは難しく、ため込んでしまうだけということにもなりがちです。そうなってしまうくらいなら、こまめに感情を吐き出しながら生きるほうが、まだ健康的かもしれないですよ。
コメントをありがとうございました!
ハシボソガラスー2への応援コメント
つきに「その時」が来たのですね!
久し振りに拝読させていただきましたが、一気に記憶が蘇り、切ない気持ちにもなりました。
「抱きしめさせてくれ」・・・。
うう~ん、男女間でないと更に難しいですね。この辺りの感情、なかなか自分に落とし込めないのがもどかしいです。
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは! 拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
> この辺りの感情、なかなか自分に落とし込めないのがもどかしいです
いえどうぞお気に病まず。大多数の方はそうなのではないでしょうか? むしろ、わからずにもどかしいとまで思っていただけるのは、それだけ真剣に向き合ってくださっている証拠、ありがたいことです。
おそらく祐介も似たような気持ちだったのではないでしょうか。同級生として、また弓道の仲間として深く交わり、なにより自分にはない能力の芽を共に育ててきた竹史に、まさかそんなふうに思われていたとは。その驚愕から「裏切り」の言葉まで飛び出てしまいました。
ここは一番苦しいところなので、どうぞこの気持ちを引きずることのありませんよう……。
コメントをありがとうございました!
編集済
山の端の月への応援コメント
最後まで読ませていただき、ありがとうございました!😭
ラストでまさか矢野くんがフォーカスされるとは!!!
今まで矢野くんは裕佳子ちゃん、川野くんの視点で描写されており、2人とも矢野くんに対して好印象といいますか、優しいし勉強もできるし、いろんなことができる『パーフェクトヒューマン』のように感じている部分が強かったと思います。特に川野くんは恋愛感情を抱くほどでしたし!!💦
そんな矢野くんも大きな悩みを抱えていたのですね…単純に比較することはできませんが、裕佳子ちゃん、川野くん、竹史さんが抱えるものよりも手の打ちようが無い、深くて暗い悩みのように感じます…
はたして矢野くんの心の洞が埋まる日は来るのかどうか…😅いや、埋める必要などなく、「洞があるのも矢野くん」として本人や周りの人が受け入れ、生きていければそれでいいのかもしれませんね。
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。おまけもお読みくださり、ありがとうございます。
最後は矢野くんのお話でした。辛いから、何かスピンオフ的なもので明るくしようとして、大失敗しました (^^;)
いや、矢野くんを取り上げた段階でこうなることはわかっていました。彼が闇を抱えていないわけはないんですよね。『ハクセキレイ』で大阪に川野を訪問して告白させたときの様子とか、あきらかに矢野くんにはどこか普通じゃないものがありましたから。そこを掘り下げようとしたら、こうなってしまいました (^^;)
彼の洞が埋まる日は来ないでしょう。結衣がそのままの矢野くんを認めてくれているのは幸いです。
実はこれが次作長編(今掲載している『茶房カフカ』です)のテーマへの橋渡しともなっています。
最後の最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございました。いつもコメントをありがたくいただいておりましたが、毎日このずしんと重たいのを読ませるのは申し訳ないなあとも感じておりました。すみません。
一緒にイソヒヨドリの世界を旅していただき、もう一度、感謝いたします。星でのご評価とレビューコメントもありがとうございました m(_ _)m
ほころびー2への応援コメント
おおおおすごい!!ここでイソヒヨドリにつながるのですね!!!!
なんと巧みな構成!!
章くんが弓を始めて、最初はイヤなことも思い出して気乗りしなかったであろう竹史さんですが、心の底ではやっぱりうれしかったのだと思います😄
そして一度は辞めた弓道と、章くんを通して向き合えた。だから高校時代の縁がつながって裕佳子ちゃんと出会い、そして祐介さんと再会することになった……なんて考えるのはオカルトチックかもしれませんが、素敵です😊
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。こちらもお読みくださり、どうもありがとうございます!
とうとう、イソヒヨドリシリーズ最後の話となりました(次話はおまけ、なので)。はい、ここで、『イソヒヨドリの町で』に戻るのです。「終わる」が辛くて仕方なかったので、せめてその先があることを示して光明としたかったのです。
竹史は自分の記憶を掘り起こされるという点では、自分そっくりの章がよりにもよって弓道をすることに猛反発していましたが、その一方、息子としての章を実は深く愛しています。自己主張することもない章が初めて執着をみせた弓道です。父としてそれはやらせてやりたかったし、弓道そのものに対する愛も次第に蘇ってきたのでしょうね。
その章と弓道のおかげで、裕佳子と出会い、祐介と再会し、交流を持てるようになり……
望むものが望みどおりに手に入ったわけではありませんが、断ち切られていた竹史と祐介の絆は、最終的に、家族になるという形で再び結ばれました。
コメントをありがとうございました。そして、ここまで三部作、丁寧に読み解いてくださり、心より感謝いたします。
ほころびー1への応援コメント
親の問題……こういうとき弱いのは男性の方なのかもしれませんね……
私の親も、父方の祖父母の介護のことで大揉めになり、父は何もできなかったようで、結局父と母は家庭内別居→離婚となりました。
我が家の場合、親戚内で父は竹史さん並みに発言することがなかった様子😅一方、母は一度アクセルを踏んだら誰の言うことも聞かなくなってしまう気質なため揉めに揉め、関係は修復不可になってしまいました笑(自分の話ばかりになってしまい、すみません🙏)
ずっと黙っていた竹史さんが最後に「自分で朝ご飯を作る」と言えたことで、真弓さんが考えていた最終ラインをギリギリで維持することができたのかなと思います。
ここから章くんが成長するまで別居状態は続いてしまいますが、再度家族が集まる状態に戻れたのは、竹史さんがここで踏みとどまれたからこそかもしれませんね!
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。
親の問題、祐介と容子のところだったら、どうだったのだろうとちょっと考えてしまいます。でもここはここで、もともと祐介が容子に惚れこんで結婚した夫婦なので、やっぱり祐介が弱いのかもしれません。いや、そう考えると、竹史と真弓のところは真弓が弱い立場のはずなのに……
というのは置いといて……ジロギンさまの家庭のご事情のほうにすっかり目が行ってしまいました。本作のせいで、思い出したくなかったことまで記憶が浮上してきていませんか? もしそうだとしたら、すごく申し訳ないです。
父方の祖父母の介護と夫婦の関係、これはややもすると現代社会の闇になってしまう問題ですね。三十、四十年前なら、当然のように妻が夫の父母を介護させられていたでしょう。最近では多様な介護サービスが利用できるようになり、状況は変わりつつありますが、でもそれは恵まれた地域に限定されます。少し地方に行くと、あまり改善されてはいません。
介護の問題が浮上したとき、建設的な話し合いができ、何らかの解決策が取れる夫婦はどのくらいの割合いるのでしょうね。子供がまだ小さいと、育児の問題も絡んできますし、子供当人もそこに巻き込まれることになります。ジロギンさまも辛い思いをされたことと拝察いたします。
> ずっと黙っていた竹史さんが最後に「自分で朝ご飯を作る」と言えたことで、真弓さんが考えていた最終ラインをギリギリで維持することができたのかなと思います。
そうだと思います。料理をする発言が竹史の口から出るとは、真弓にとって青天の霹靂、そして、それだけ子供のことを真面目に考えてくれているという説得にもなりました。
コメントをありがとうございました。
小さな爪ー4への応援コメント
章くん…お父さんである竹史さんに対して恐怖心に近い感情を持っていたと思いますが、それでもついていく決断をするなんて、凄すぎます。なんて優しい子なのでしょうか。
そして幼くしてお兄ちゃんと離れることになったくるみちゃんの気持ちも気になります…まだ事情を飲み込める年ではなかったかもしれませんが、くるみちゃんも少なからず寂しさがあったのではないかと😢
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。こちらもお読みくださり、ありがとうございます。
小学校に上がったころの章は父に恐怖と関心の両方を持ちあわせていたと思います。父は自発的に章に働きかけることはなかったものの、求めれば必ず答えを返してくれる存在だったからです。父が心に抱える深い闇についてもそれが何かわからないまま漠然とかぎ取っていたかもしれません。その闇と自分たち家族との狭間に父はいつも立っているように思え、だから一人にするのはまずいと子供ながらに思ったのかもです。章がすでにこのころから底抜けに優しいのは確かですね。
くるみについては言及していませんが、確かに彼女も幼いながらに寂しさは感じていたでしょうね。
コメントをありがとうございました。
小さな爪ー3への応援コメント
ついに章くんとくるみちゃんの誕生…しかし竹史さんは接し方が分からず困ってますし、それが子どもたちにも伝わってしまったようですね😭
後に別居してしまうことを考えると、竹史さんは家族に向き合うスタンスをなかなか変えられなかったのですかね…😓
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。こちらもお読みくださり、ありがとうございます。
竹史はこれまで子供と触れ合う機会はほぼなく、扱いにはまったく慣れていません。エンジニアとしての好奇心から赤ん坊に興味を持ち、不思議なことに寝かしつけの妙技まで披露するようになりましたが、もしかするとそれも「技術」と割り切って会得したのかもしれません。
章が物心ついたころに怖がるようになったのは、ほんらい一時的な人見知りだったのかもしれません。でも竹史がいっさい歩み寄らなかったのでずいぶん長引きました。
コメントをありがとうございました。
小さな爪ー2への応援コメント
真弓さんのおおらかさや献身性は、性別は関係なく竹史さんのようなタイプとマッチしてるように思います…☺️真逆のタイプであるがゆえに、お互いの足りない部分を補うような、そんな存在になれるのかなと…
思えば、お試しで付き合い始めた祐介さんと容子さん、ビジネスと割り切って結婚した竹史さんと真弓さん。関係性の始まり方が少し似てますね☺️
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。こちらへもお越しくださり、ありがとうございます。
真弓のような性格でなければ、たとえ竹史が結婚に同意したとしても、ふたり暮らしに耐えきれなくなっていたでしょう。よく言えばおおらか、悪く言えばおおざっぱ。まあ、そのくらいのほうが良いこともたくさんあります (^^;) 竹史はひとつのことをねちねちやり詰めるタイプですが、ひとところに留まりがちです。真弓はそんな彼を強引にあちこち連れ出すことができるので、竹史がうんざりしなければバランスの取れたコンビです。
> 関係性の始まり方が少し似てますね
どきっ 言われて気づきました。いや、うすうす、自分にはいわゆる普通の恋愛模様が書けないと感じていましたが、ここにもそれが如実に現れていました……
コメントをありがとうございました。
小さな爪ー1への応援コメント
真弓さんと竹史さんの出会いは上司の紹介だったのですね…もし上司がここまで竹史さんを気にかけてくれる人じゃなかったら、竹史さんは本当に一人きりの生活を送っていた気がします!
それでも竹史さんは不満に思わなかったかもしれませんが、章くんが生まれず、裕佳子ちゃんとも出会えず、祐介さんと再会する機会もなかったと思うと、かなり大きな転機だったかもしれませんね!
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、ありがとうございます!
竹史と真弓の出会いは真弓の見合い相手に竹史が選ばれ、竹史の上司がえんえん説得して口説いたおかげでした。当時の竹史としては非常にストレスフルで、いや、もしかすると今でもそう思っているのかもしれないです (^^;) でもこの見合いがなければ、章、くるみが生まれていないのも確かです。そして祐介と再会する機会はおそらくもたらされなかったでしょうね。おっしゃるように、これは彼の人生の大きな転機となりました。
コメントをありがとうございました。
ハシボソガラスー2への応援コメント
ついにこの時が来たのですね…1作目、2作目のきっかけとなる、竹史さんの祐介さんへの告白。
でも時代的に同性愛に対する偏見が今以上に強く、まだ高校生という年齢を考えると、祐介さんが告白に対して肯定的に捉えないことは竹史さんもある程度想定していたのかなと思います。
しかし、その上で妥協案として出した「(付き合ったり結婚したりはできないけど)ただ一度抱きしめてほしい」という提案をも断られてしまい、竹史さんの中では大きなショックになってしまった…そんなふうに感じました😭
祐介さんの言った「裏切り」という言葉も竹史さんに響いてそうです…そんなつもりは全くなかったと思うので…😓
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。こちらへもお越しくださり、ありがとうございます。
とうとう、です、はい。祐介にしてみれば、青天の霹靂、というわけでもなかったのでしょう。なにか感じ取ってはいたはずです。言ってくれるな、という気持ちが常にどこかにあったので、竹史のこの告白に、より拒絶感や怒りが増したのかもしれません。
竹史は「裏切り」の言葉にとどめを刺された気持ちだったでしょう。
このあと、祐介と竹史の世界は完全に分断され、竹史の人生のみを追いかけていきます。今回ほどの暗い話はもうありませんので、お付き合いいただければ幸いです。
コメントをありがとうございました。
ハシボソガラスー1への応援コメント
祐介さんが弓道から距離を置いてしまったことで、竹史さんとの繋がりが希薄に…
そして祐介さんは容子さんとの関係性を深めていく…やはり家というものにこだわりがある祐介さんは、将来的に結婚する可能性の高い容子さんとの関係性が友人よりも最優先なんかもしれませんね😅医学部に行くという厳しい道を歩むことも考えると、弓道から離れてしまうのも頷けます…
もう高校生活も残りわずか。竹史さんが祐介さんに心の内をさらけ出すタイミングも限られてきていますね…😭
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。いつも拙作へおこしくださり。ありがとうございます。
この話、このあたりから一気に暗さが増します。申し訳ないです。
部活に打ち込んでいた分、引退後は他の人よりも受験勉強に勤しまねば間に合いませんからね。生活において切り捨てるものと残すものを厳しく振り分け、祐介の心のなかから竹史はいったん切り捨てられた、とも言えます。でも、この時はまだ、この受験さえ終われば、弓道をもう一度(それはとりもなおさず竹史との関係の再開でもあります)と考えていたんじゃないでしょうかね。
コメントをありがとうございました。
インターハイー4への応援コメント
竹史さんはただ祐介さんと弓道をやりたいがために弓を引いていたのですね…祐介さんへの想いが、竹史さんの中で固まったように思います🥰
祐介さんと竹史さんの関係は、松本大洋さんの漫画『ピンポン』のペコとスマイルのようだと感じました(他作品の話題を出してしまいすみません🙇)
ペコは卓球を楽しむ純粋な高校生で、他人に左右されず自分のプレーを貫く突破力があり、卓球で頂点を目指している。
一方スマイルはペコを上回る抜群な才能があり、本気でやれば誰にも負けないのですが、あえて力をセーブして、幼い頃に卓球の道に導いてくれた親友のペコと一緒に卓球がやりたいだけ…そんな関係性に近いものを祐介さんと竹史さんから感じました☺️
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。こちらへもお越しくださり、ありがとうございます。
中学三年生の時に親に無理やり入れられた弓道教室、高校入学と同時に祐介に勧められて入部した弓道部、トータル四年弱の弓道生活のあいだ竹史を支え続けたのは弓道の探求心以上に祐介を思う気持ちだったのでしょう。
松本大洋さんの漫画『ピンポン』、面白そうですね! 読んだことがないので機会を見つけて探してみます! 情報ありがたいです!
コメントをありがとうございました。
インターハイー3への応援コメント
竹史さんは良くも悪くも前の人の弓に影響されやすいのかもしれませんね…!だからこそ祐介さんは竹史さんを1番手にしたのかなと思います!
この朝練の時間は、もちろん練習をするという重要な時間ではありますが、竹史さんにとっては祐介さんが容子さんと付き合い始めてから持てなくなった2人だけの貴重な時間でもあるような気がします!😆
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。こちらにもお越しくださり、ありがとうございます。
最後となる大舞台では、人(竹史の前の射手)の影響を受けた射ではなく、竹史自身が自分で作り上げた射を見せてもらいたい、そんな気持ちが祐介にはあったのかもしれません。そうさせることが、竹史からあの凄みのある射を安定して引き出すことに繋がる、そう考えたのでしょうね。
もちろん、竹史にとっては、この朝練は最後の輝かしいひとときになりました。
コメントをありがとうございました。
インターハイー2への応援コメント
竹史さんの弓に、祐介さんに対する気持ちが現れてる感じですかね…なんとも複雑!
竹史さんも、祐介さんも、容子さんも弓道に熱心だからこそ、その人と弓を切り離して考えられないし、心境が弓に現れてしまうのかなと思います。
そもそも弓道というもの自体、自分と向き合う武道だとすると、ほんのわずかな心の揺らぎが弓に直結するのでしょうね…(完全な素人意見ですが😅)
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。こちらもお読みくださり、ありがとうございます。
和弓はシンプルな作りなので、心の乱れがすぐに射に投影されてしまうでしょうね。弓道を愛し、まじめに向き合ってきた祐介、竹史、容子の三人は、互いに会話をしなくてもある程度はそれぞれの射に心の色を読み取り合っていたかもしれないですね。そう考えると、ここで描写されている以上のドラマが水面下で進行していたのかもしれません。怖い (^^;)
コメントをありがとうございました。
インターハイー1への応援コメント
祐介さん、インターハイ準優勝ということですかね?🥈めちゃくちゃすごい!😆
これ以降、祐介さんが弓道をやめてしまうのは、なんだかもったいなかった気もします…何十年経って再開しますが、もしかしたら弓道の道で食べていくこともできたのかな…なんて笑
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。今日も拙作にお越しくださり、本当にありがとうございます!
祐介は体格的にも恵まれており、中学一年生のころからみっちり弓道に打ち込んでいましたからね。高校三年生の集大成となるインターハイではちょっと頑張ってもらいました。
この後きっぱりやめてしまったのはいろいろあったわけでして、それはすぐ語られるのでここでは割愛しますね。確かにもったいないことです。祐介は竹史ほどこだわりが強いわけではないので、大学生になってまた始めればよかったものの……思い切りよすぎですよね。
コメントをありがとうございました。
家を守るー2ー2への応援コメント
普段は明るく陽気な祐介さんですが、本当は人の死を重く受け止め、思いを馳せる繊細なタイプなのですね…だからこそ人の死に真摯に向き合うことになるお医者さんを目指したのかな?なんて思います…
火葬場の人、めっちゃ強引に骨入れますよね…😅私の祖父、生前は健康オタクで鬼のように健康体&体が頑強だったためか、火葬後も理科室のガイコツ並に骨が残り、骨壷に入らずボリボリ砕かれでました笑
墓石に入れるときもさらに砕かれてほぼ粉末になってました笑🦴
そしてその光景を見て「骨強すぎやろ!どんだけカルシウムとっとんねん!」と笑っていた親族たち…もし私の家系に祐介さんがいたら、親族全員ブン殴られてたでしょうね🤛
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。こちらへもお越しくださり、どうもありがとうございます。
祐介が医者を目指したのは、じいちゃんのあとをつぐという意味だけでなく、彼の性格的にもあっていたのかもしれませんね。
火葬場といえば、関東、関西、四国など、地域ごとに収骨の様子も違っているようです。関東は骨場全て入れるところが多いようですが、四国では一部を入れて、残りは処分とするようです。だから骨壺のサイズが地方ごとにぜんぜん違うのだそうです。
人生幸せに生きぬいて亡くなった方なら、遺族も朗らかな気持ちで故人を送り出してあげられるでしょう。火葬場で笑い合いながら収骨とか、いいと思いますけどね、私は。
コメントをありがとうございました。
家を守るー2ー1への応援コメント
祐介さんのお父さん、若くして亡くなられていたのですね…そして祐介さんは医者になると言っているあたり、以前の名前の件もそうですが、家を継ぐということに強いこだわりがあるんだなと改めて思いました…そんな祐介さんを見て容子さんはどう思ったのか、今の心情が気になります…😅
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。こちらにもお越しくださり、ありがとうございます。
祐介はじいちゃんっ子で、じいちゃんの考え方をそのまま受け継いでしまったところがあります。母はそれが気に入らず、ぶつかり合ったりするのですが、父は静かに笑っているだけでした。
容子としては、革新的な考え方をする祐介の父母を頼りにしたかったのでしょうが、父は早くに死に、母と同居することもなく祐介とふたり暮らし、精神的に苦しかったでしょう。
コメントをありがとうございました。
家を守るー1ー2への応援コメント
「容子さんは本当は自分の親友である竹史さんが好きだった」ということが、祐介さんの中で引っかかってるのですかね…
自分は容子さんにとって第二志望というか、本命ではない交際相手で…「容子さんにとってベストは竹史さんと付き合うこと」と考えてしまい、竹史さんだったらどうするかとつい思案してしまうのかなと…😅
竹史さんも同じ部活にいて毎回顔を合わせるでしょうから、祐介さんとしては忘れることも難しいですよね😓
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。こちらにもお越しくださり、ありがとうございます。
容子が自分と付き合うと決意してくれても、でも完全に竹史のことを忘れたわけではないんじゃないか、顔を合わせればやっぱり竹史が気になるんじゃないか、疑心暗鬼になってしまう祐介です。その不安はふたりっきりでいるときにもどこかからやって来るんですよね。一度うまくいかないと、そのあと挽回するのは結構大変かと……。
コメントをありがとうございました。
家を守るー1ー1への応援コメント
祐介さんの家族はみんな陽キャですね…🌞
そして祐介さんの脳内にイマジナリー竹史さんが…!
裕香子ちゃんの生まれを考えると、この後も祐介さんは上手くできなかったのかな…なんて想像してしまいます😅
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、ありがとうございます。
祐介の家族は、何と言っても母(千代子)の牽引力がすごいです。妹の彩はそこまでではないけれど母親似で、祐介と良い勝負です (^^;) ところが父は……これが大人しいんですねえ。祐介はそんな父が時にもどかしくなります。
祐介と容子に関しては、お察しのとおりですね。この「うまくいかない」が容子にのちのち、祐介に対する罪悪感と疑念をもたらす原因になったかもしれないです。
コメントをありがとうございました。
イチゴチョコアイスパフェー3への応援コメント
やばい!竹史さんに2人のことが伝わってしまった😅でも遅かれ早かれですよね…涙
この後、竹史さんがどうするのかとても気になります…
竹史さんが容子さんの弓に凄みを感じられたのは、祐介さんと付き合ってることを知ったがゆえに生まれた変化なのでしょうか…もしもっと前から容子さんの弓の良さを感じられていたら、告白されたときの答え方も違っていたのかな?なんて思います…☺️
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。こちらへもお越しくださり、ありがとうございます。
とうとうバレましたね。おっしゃるように、いずれ必ず伝わることでした。
ゲイだけれど裕佳子だけは性的な対象として見ることのできた章(厳密にはゲイではないのかもしれません)と違い、竹史は容子であろうと、女性には全く性的な興味を引かれません。彼女の言葉にときに引きつけられ、射に目を奪われることがあったとしても、それは女性だからというわけじゃないんですね。他の女性に感じない気持ちを容子に感じたとすれば、それは同性に感じる友情に近いものだったのかもしれません。
コメントをありがとうございました。
イチゴチョコアイスパフェー2への応援コメント
祐介さんは容子さんを意識してたんですね☺️
容子さんが傷ついている今、自分をアピールするチャンス!ではありますが、容子さんからすると気持ちがグラグラ揺さぶられて、どう判断すればいいか分からなくなるのも仕方ないかと…😅
お試しの付き合いではありますが、祐介さんと容子さんが近付くことで「袴の彼」がどう感じるのか…少し恐ろしい笑😅
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。こちらへもお越しくださり、ありがとうございます。
そうなのです。祐介は容子のことがずっと気になっていました。弓道部に誘ったときにも気になっていたし、さらには彼女の射にも魅せられていました。
こんなタイミングで言うか? というところはありますが、ふだんあれだけ強気な女の子なだけに、落ち込んでいるのは見ていられなくて、という気持ちからでしょうか。
さて、竹史の心中は?
コメントをありがとうございました。
イチゴチョコアイスパフェー1への応援コメント
容子さんを気遣う祐介さん…なるほど、祐介さんはモテる!これは間違いない!
竹史さん、このままだと容子さんに祐介さんが取られてしまう…!!
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、ありがとうございます。
竹史と容子、祐介と容子が、それぞれこれまでになかった個人的接触に向かい始めました。
祐介はモテるタイプだと思います。あの、「血筋を残す」に対する強いこだわりさえあらわにしなければ (^^;)
三者三様の思いがぐちゃぐちゃに入り混じっております。
コメントをありがとうございました。
いそべとみたらしー2への応援コメント
こうしてみんなで、互いの技量を褒めあっているの、良いですね…!
私は高校生のとき、テニスをしていました。が、団体戦に出られるのは部内戦の上位4人だけで、その枠を1〜2年生40人ほどで争っており…互いのプレーの問題点を見つけてそこをツツキ合うような感じでした笑😆
私もバチバチで、なんとか4位に入れて団体戦には出られたのですが、当時は異常だったといいますか、良くも悪くも今はそんな熱量で物事に挑めないなぁ、という感じです…笑
もしまた何かを誰かとやるなら、祐介さん、竹史さんたちのように称賛し合いながらやりたいです☺️
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。こちらにもお越しいただき、ありがとうございます。
テニスは今も昔もかわりなく根強い人気のあるスポーツですね。40人で4人の枠を争うのはなかなか熾烈ですね。高校生の頃って体もほぼ出来上がり気力体力ともに充実している時期ですから、それでなくとも些細なことでヒートアップしてしまいそうなのに、枠をかけて争うのは、怖い……。運動部って未体験なので、こういう情報をお聞かせいただけると嬉しいです。
弓道は成績をもとに勝ち負け決まりますが、基本的に自分との闘いという側面が大きいです。あと、美を追求できるというのも見どころですね。
コメントをありがとうございました。
いそべとみたらしー1への応援コメント
祐介さんと容子さん以外の弓道部員も、竹史さんの弓に潜む凄みを感じていたのですね…
集中力がピークになったとき(できれば一人きりのとき)に、竹史さんは「袴の彼」モードになれる…なんて妄想をしました笑😆
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、ありがとうございます。
竹史のあの奇妙な迫力のある射はふだんの様子とのギャップもあり、一度目にすると忘れられないくらい強烈なようです。
袴の彼モードはおそらくその凄みがにじみ出たモードでしょう。集中力ピークで出現! はいかにもありそうですよ。
コメントをありがとうございました。
県南地域弓道競技大会への応援コメント
祐介さんも竹史さんの弓に惹かれていたし、竹史さんも祐介さんの弓に影響を受けていたのですね……!!
そして容子さん!高校から始めてまだそんなに時間は経ってないのにもう好成績出しているのすごい……何気に一番才能があるのは、容子さん……?笑😁
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
竹史は射に少し問題を抱えています。ねらいが不安定なんですね。無意識のうちに自分の前にいる射手のねらいや姿勢をまねて自分と的の位置関係を把握しようとするので、前の射手が誰かにより成績が大きく変わってしまいます。抜群の安定感を持つ祐介が前にいると竹史もつられて無敵になってしまうということです。
そして、そうなんです。実は的中率の上昇具合は容子が一番すごかったりします。性に合っていたんでしょうね。
コメントをありがとうございました。
文化祭ー4への応援コメント
ここまで鳥に詳しいとは…竹史さん、その道の学者さんを目指すのもありかも!?☺️(
そしてこれだけの知識量を持つ佐藤さん、すごい🙌)
ここまで読んだ段階では、容子さんは竹史さんにどハマりしてそうですし、竹史さんも容子さんに対して完全にマイナスの印象を抱いていない、むしろ良好な仲になっていきそうですが…そうはならない何かが起きるということでしょうかね…😅
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。こちらへもお越しくださり、ありがとうございます。
いろんな分野にマニアックな子っていますよね。そんな子たちは小学生でもそこらの大人顔負け、中学生、高校生になると、専門家もたじたじの知識を持ってたりします。こっわいです。竹史のこの知識は、現在なら、ちょっとした情報サイトを精読すれば得られる程度です。でも当時はインターネットなどないので、専門書で学ばなければいけなかったかもしれません。やっぱりオタクを極めていたのでしょう。
容子は竹史にドはまりなんですが、竹史は鳥ネタをしゃべれるのが嬉しいだけで(というか誘い水に対する条件反射?)、容子に「好き」という感情を意識してはいませんね
コメントをありがとうございました。
文化祭ー3への応援コメント
竹史さん、オタク特有の「好きなことの話題になると多弁&早口になる」パターンのやつですね笑
竹史さんが考える鳥は、弓道の矢にも通じる部分があると思います。目的地(的)に向かって一直線に飛ぶために無駄を削ぎ落とした作りになっていて、羽🪶もついていて…🐦⬛
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。こちらへもお越しくださり、ありがとうございます。
ええ、ここはもう竹史の独擅場、オタクの本質むき出しの回です。売られた喧嘩は買うではないですが、鳥ネタで誘われたら断りません。ためらうことなく食いついてきます。
鳥と弓道の矢の意外な共通点!! 座布団二枚、いや、三枚あげて!!!
コメントをありがとうございました。
文化祭ー2への応援コメント
千絵さん、祐介さんはナシですか…笑😅でも、若い頃は祐介さんみたいな人に惹かれるものですよね…しかも祐介さんはイケメンだと思うので…(勝手にイケメンだと想像しております笑)
竹史さん、野鳥研究会にも入っていたのですね!いや、竹史さんが立ち上げた感じですかね?!
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。こちらへもお越しくださり、ありがとうございます。
明るくって、屈託なくて、そこそこイケメンで、優しくて、いいなあと思っていたのに、そのガッチガチの古くさい考え方は何……と引いちゃったのが千絵です。容子は戦う派でしたが、千絵はそそくさと離れて行っちゃいましたね。好戦的で敵意むき出しな容子のほうが実は攻略のしようもあったのだという……
竹史は共同作業できないので、野鳥研究会には入りませんでした (^^;) でもその活動内容には多少興味が残っていたので、人の射なさそうな時間帯にこそっと見に来たようです。
コメントをありがとうございました。
文化祭ー1への応援コメント
そういえばずっと祐介さんを「裕介さん」と書いてたかもしれません…😰そんな理由があったとは…でも、裕香子ちゃんは「裕」だったと思います…!
ここまでヒートアップしていた祐介さんと容子さん、子どもの名前を決めるにあたって何があったのか…!!
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。こちらへもお越しくださり、ありがとうございます。
名前って簡単に変えられないのに、常に付きまとってくるものだから、悩ましいです。名前が当人の性格に影響を及ぼすことも、あながち間違いではない気がします。
ゆかこが裕佳子になった顛末は永遠に語られないのですが、まあ、どう考えても祐介がごり押ししたとしか思えません。そこでまたひとつ、容子との間に修復困難な亀裂が……。いや、これはちょっと先走り過ぎですね。
コメントをありがとうございました。
瀬会の海への応援コメント
竹史さん、だいぶ拗らせとりますね笑😆いや、単に拗らせてるわけではなく、深い事情があるのは分かっているのですが…それでも祐介さんとは対極なタイプ!
そんな中、容子さんがスクール水着で着たのは、竹史さんにとってちょっと救いだったかも…?自分以外みんな性格も身なりも陽キャだったら、余計に居づらくなってしまう気がします😅
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。拙作へお越しくださり、ありがとうございます。
祐介と竹史は対照的ですね。竹史の鬱屈ぶりは祐介の明るさをもってしてもカバーしきれないものがありますが、ここに容子という、ちょっとどこか変?な女子が入ると、なぜか竹史があまり目立たなくなるという(笑)。
いやあ、でも、学生が海水浴にスクール水着、実はそんなに変だと思ってないんですよね。ダメなんですかね。
コメントをありがとうございました。
三つ編みー2への応援コメント
楽しげな雰囲気ですが、竹史さんはどこか居心地の悪さを感じているようですね…その気持ち、すごく分かる!自分以外のみんなが、自分とは違うレイヤーで盛り上がっているように見えて、自分はいないほうが良いんじゃないかと思えてしまう感覚…分かります😭
そして容子ちゃんの気持ちが気になります…お祭りの中では竹史さんの隣にいるいれど、普段は裕介さんとよく話している。容子さんの中で竹史さんと裕介さんはどんな相手なのか…
竹史さんのことをよく知らない容子さんが何か切り出すたびに気を遣ってくれる祐介さん…こんなに自分のことを想ってくれてる人、好きになってしまうのも仕方ないですね☺️
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。こちらにもお越しくださり、ありがとうございます。
竹史はとにかく他人と向かい合うのが苦手です。自分に視線が向けられることに恐怖を感じます。教室にいても決して同級生たちの輪には入らなかったのですが、こと、好きな相手ができてしまうと、その輪に入れないことに初めて苦しさをおぼえ、入れない原因は別のレイヤーにいるから、そんな気持ちになったのかもしれません。
ずっと祐介ではなく竹史のそばにいた容子、竹史は混乱し非常に不快だったようですが、さて、容子の気持ちは?
コメントをありがとうございました。
三つ編み-1への応援コメント
容子さんも祐佳子ちゃんのように弓道場を見ていたのですね…☺️祐佳子ちゃんとの違いは、容子さんも弓道を始めたことでしょうか…祐介さんの陽キャっぷりがあってこそですね!😆
そして当時の容子さんは誰を見ていたのやら…
容疑者の「容」🤣でもこれが一番伝わりやすい表現かもしれません!笑「容器」「容量」などは同音異字が複数ありますし!
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、ありがとうございます。
さて、祐介、竹史に加え、容子が登場しました。裕佳子は自分が弓道をやるという頭はこれっぽっちもありませんでしたが、容子は積極的に始めました。この違い、何なのでしょうね。祐介のぐいぐいくる誘いが、彼女には意外に効果的なのかもしれません。そういえばこの後もこの子……あ、この後、わかります。
> そして当時の容子さんは誰を見ていたのやら…
す、するどいですね…… (^^;) これもすぐに判明します。
コメントをありがとうございました。
自転車旅行ー4への応援コメント
竹史さん、アレルギー体質だったのですね!好きなものでも体質的に食べられないのはツライ…食事が面倒と言いますか、大変なものになってしまいますよね涙
祐介さんはすでに竹史さんの実力を見抜いていた…ということは、袴の彼は実質的に祐介さんが育てた…?笑😆
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。こちらにもお越しくださり、どうもありがとうございます。
多様なアレルギーに対しての知識が少なかった時代だと、アレルギー体質の人は辛いことが多かったと思います。子供のころから酷い花粉症だった知人が、花粉症なんて言葉すら知らない人ばかりだった時代、飲めば強烈な睡魔に襲われる薬を常用しつつ学校に通うのは苦しかったと漏らしていました。アレルギーであることがその人の性格を支配してしまうということだってあるでしょうね。
> 祐介さんはすでに竹史さんの実力を見抜いていた…ということは、袴の彼は実質的に祐介さんが育てた…?
生まれつき持っていた感性を祐介が引き出して磨いた感じですね。祐介なしでは花開かなかった才能ですから、彼が育てたというのは間違いじゃないですね。
コメントをありがとうございました。
編集済
自転車旅行ー3への応援コメント
小食な竹史さん…そういえば私も高校時代のお昼ご飯はおにぎり2つでした🍙🍙(やっぱりガリガリでした笑)
2人の隣にいた女の子、これが容子さんでしょうか…?☺️
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。こちらにもお越しくださり、ありがとうございます。
こんなところに、実写版竹史がww 今では何でも食べられるのでしょうか?
おにぎりだけ食べてしまう気持ち、わからないでもないんですよね。漫然と食べていると何でも大量に食べられるのですが、食に真剣に向き合うと、とたんに、いろんな味のするものを口に入れて咀嚼するハードルが跳ね上がります。竹史の場合はそういう精神的な問題以前に切実な問題があったのですが。
三つ編み女子、次の章から本格的に登場します (^^)
コメントをありがとうございました。
自転車旅行-1への応援コメント
こちらでも失礼いたします🙏
祐佳子ちゃんのおばあちゃんが、竹史さんはあまり食べないと言っていましたが、祐介さんと一緒にいるときも少食だったのですね笑
1〜2作目を知っていると、これほど仲の良い2人の関係が崩れてしまうように思えて…先を読み進めるのが怖い反面、前作までに語られなかった2人の昔の様子を知りたい…そんな2つの気持ちがあります(読み進めるのですが笑)
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。『ハシボソガラス』へもようこそおいで下さいました。嬉しいことです。
竹史の少食は幼い時から変わりませんね。理由はそのあとすぐに示されます。
本作、『イソヒヨドリ』と『ハクセキレイ』でほぼ終わってしまった物語の前日譚のようなものなので、読み手にどうやっても変えられない未来に対するもどかしさを常に意識させてしまうかもしれません。そこは……すみません m(_ _)m
この『ハシボソガラス』は三部作の中でも気に入っている作品でして、一緒にまたこの世界を旅してまわれるのが嬉しいです。
コメントをありがとうございます!
家を守るー2ー2への応援コメント
「腹が立つほど手際よく骨壺に収めていく」
これ、すごくわかります。まだそんなに歳を取っていなかった身内の葬儀の際、火葬場の職員がお骨入れを珍しそうに触って来てムカついたことがありました。
(本題から逸れた感想ですみません)
身近な人との別れって、そうそうあるわけではないですし、やはりひとつひとつがその後の自分の人生や考え方に影響しますよね。
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、ありがとうございます。
葬儀のときって、遺族とそれ以外の方とで感情が大きく異なるので、ふだんなら問題にならないことでもしこりが残ってしまいますよね。経験した方でないとわからない感覚だと思います。葬儀社や火葬場の方なら、そこは相当配慮しないと、と思いますね。
死や誕生を目の当たりにさせられると、その後の生き方の大きな変曲点になりますね。その時にはあまり感じていなくても、あとから思い起こすと、ということもあります。
コメントをありがとうございました。
家を守るー2ー1への応援コメント
他の方もコメントされていますが、お通夜に彼女が参列するって、お互いもそう言う意識だったのでしょうかね。
時代や地域が違うとまた感覚が違って来るのかもしれませんが。
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは。こちらもお読みいただき、ありがとうございます!
そうですね。これまで参加したお通夜(地元もそれ以外も含め)を思い起こしてみると、わりと関係の浅い方も参加しているイメージでした。葬儀には参加しないけれど、お通夜には、という方が結構いらっしゃいました。だから、遺族の彼女がお通夜に挨拶に来ること自体は珍しくないのですが、夜を徹して残る、というのは祐介の本気度の現れです。離さんぞ、という (^^;)
コメントをありがとうございました。お読みくださること、コメントをくださること、いつも励みになっております!
家を守るー1ー1への応援コメント
ここで竹史君の言葉が出て来るんですね。
うう〜ん、男性も男性なりにデリケートですからね。。
いつも励ましたくなってしまいますが、精神的なものは自分以外、なかなか解決できない問題ですからね。だからもどかしいです。。
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは。拙作へお越しいただき、ありがとうございました。
そうなのです、ここで竹史のあの日のことばがなぜか祐介の頭をよぎりました。本人にはなぜこのタイミングでそのことばが頭に浮かんだのかはわかっていませんが。
難しいですよね。こういうのは励まそうと無視しようと、気にする男性は気にするでしょうから。容子が何かするだけの知識を得ていなかったことがむしろ救いだったかもしれません。
コメントをありがとうございました。
イチゴチョコアイスパフェー2への応援コメント
「すっげえ、でけえわ」⇒「パフェの話に決まっとろう」⇒「このプリン。弾力があるねえ、すげえ滑らかで」・・・。
私が描いたらまず間違いなく、下品なネタに走ってしまいそうです!(汗)
すみません、神聖なお話に中二病的な発想をしてしまいました。すみません!!
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは。こちらもお読みいただき、ありがとうございます。
あー、プリン、そうか、プリンは気づかなかったwww 北川聖夜さまのおっさんギャグセンサー(決して中二じゃあないw)はご健在でしたね。
笑わせてもらいました (^^)/
コメントをありがとうございました。
イチゴチョコアイスパフェー1への応援コメント
こんにちは
ここまで拝読させていただいて、やっぱり親子だなぁと思う部分と、やはりそれぞれが独立した一人の人間なんだな、と考えさせられる事が多いですね。
(追伸)以前、返信いただいた「定年後から剣道を始める」と言う件、結構、本気で道場探しています(笑)
また宜しくお願い致します。
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは。拙作をお読みいただき、どうもありがとうございます。
そうなのです。親子だから似ているところもあり、でも確かに別の人間でもあり、なのです。そこを感じていただけると、書いたかいがあるというものです。ありがとうございます。
定年後にやること、早め早めに準備しておくのはいいかもしれませんね。
コメントをありがとうございました。
いそべとみたらしー2への応援コメント
前回も書きましたが弓道用語、助かります!
ここまで読ませていただきましたが、知れば知るほど奥が深いスポーツですね!
でも少しやってみたかった感があります。
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは! こちらもお読みいただき、ありがとうございます。
弓道用語のまとめは自分のためだったりもするのです (^^;) 調べているうちに混乱しそうになり、まとめ始めたしだいです。
弓道をずっとなさっていた方にお聞きすると、年を取ってから始める方もいらっしゃり、体力はそれほど必要ないとのこと。かなり先の話になってしまうでしょうが、退職してから始めるというのもあり、かもしれませんよ!
コメントをありがとうございました。また、星でもご評価もありがとうございます。励みにさせていただきます!
県南地域弓道競技大会への応援コメント
弓道用語、知らないことばかりでしたのですごく参考になります。
(ココ、ブックマークとかしたいくらいですね)
「大前おおまえ、二的にてき、中なか、落前おちまえ、大落おち」と言う名称も弓道独特なのでしょうか?
「先鋒」や「大将」と言った呼び名しか知らなかったので新鮮でした!
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは! 拙作へお越しいただき、ありがとうございます。
団体戦の順番は柔道や剣道だと、先鋒、次鋒、……ですよね。大前、二的、……は弓道独特の呼び方だと思います。初めて聞くと、戸惑いますよね。他にも、弓道をやらないと馴染みのない言葉やしきたりがいろいろありますが、逆にそれがおもしろかったりします。
コメントをありがとうございました!
文化祭ー1への応援コメント
「先祖代々のしきたり」
確かに私たちの親世代くらいまでからは良く耳にする言葉ですよね。
でもおっしゃる通りそれを押し付けられるのは辛いし重い。
連絡網もそうですが、刻々と時代は変わりますね。
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは。拙作へお越しいただき、ありがとうございます!
田舎の方に行くと、あるいは家柄によっては、今でもあるかもしれませんよ、「先祖代々のしきたり」。全てを否定したくはないけれど、伝統を守りたい気持ちもないわけではないけれど、押しつけられるということには不安と反発心が湧き出てくるんですよね。
連絡網やら出席番号の順番やら体操服の名前やら、時代はどんどん変わりますね。現代の小学生ものとか、知らなさ過ぎて、うかつに書いてみることもできません (^^;)
コメントをありがとうございました。
編集済
ハシボソガラスー2への応援コメント
二人のその後を知っているのに、とても辛かった。
彼らの思いが次の世代に繋がることを知っている読者という立場なのに、
切り刻まれるような痛みを感じる。
読んだ後、放心してしまった。
実をいうと、いろいろな合間にちょこちょこと読ませて頂いているのですが、
本当に、今回は手が止まってしまいました。
息が詰まりそうでした。
すんごいもの読ませてもらっているなぁと、あらためて思いました。
前作同様に、忘れられない物語になりそうです。
追記:
すいません、決して「なんてことしてくれるんや! わいのハートがずたぼろやないか!」という意味ではないです!
苦しみや悲しみの物語に出会うと一種の美しさがあると思うのですが、それを言いたかったのです!
すごく俗な言い方になってしまうのですが、「良い意味で辛い」という感じです。
料理で言うとプリンのあとにワサビ一本舌にのせる、って感じです。
このシーンの後、二人が再会して写真を撮るところまでが一気に蘇りました。
そういう意味なんです! よかったんです!
作者からの返信
井戸端じぇったさま
こんにちは。
申し訳ない、と先に謝っておきます。ほんと、すみません。
いやね、いろんな人に言い訳しているのですが、私も読んでいて辛くなる話、苦手なんです。じゃあどうしてこんな話を書いたんだ、と言われるのはわかっているのですが、何でですかね? 作者の性格には難があると言われても、ぐうの音も出ません。
『イソヒヨドリ』を書いている時点で『ハシボソガラス』まで話は決まってしまったので、残り二部、突っ走ってしまいました。
あのですね、言い訳がましいですけど、8月過ぎから始める次の長編は、似た路線ですけど、もう少し暗い気分にならないものにしようと調整しています。もし辟易されてしまわなければ、またそちらにお越しいただけると嬉しいです。
コメントをありがとうございました。嬉しかったです!
瀬会の海への応援コメント
サイクリングに花火大会に海水浴。
私の年代からすると眩し過ぎて目を細めてしまいますが、四人にはそんな余裕はないのでしょうね。
ここまで拝読して、青春時代が夢だったなんてあとからほのぼぼ思っております。(^_^)
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは! こちらもお読みいただき、ありがとうございます。
本当に、青春時代の真ん中にまさにいる彼らは、夢中であちこちぶつかりながら……うーん、道に迷っていますね、おそらく。
きっと彼らも、あとになって、ようやく、きらきらした思い出として懐古できるようになるのでしょう。そのきらきらは美しくもあり、辛くもありますね。
コメントをありがとうございました!
三つ編みー3への応援コメント
「誰かが自分を気にかけているということにたまらない不快さを感じた。はやく、かき消したかった」
竹史的にはやはりそうなるか~・・・。
二人を見ていると裕佳子ちゃんたちの関係とシンクロしてしまいます。
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは。こちらもお読みいただき、ありがとうございます!
はい、竹史的には、そうなってしまうのです。人に見られる、注目をされるというのが不快で不快でたまらないんです。高原の前向きでさばさばした言動に彼女を見る目がやや変化したものの、注目される不快さがなくなることはありませんでした。
裕佳子と章の関係も、裕佳子が思いっきり引っ張っていましたよね(^^;) 高原よりさらに強引だったのではないかと……
コメントをありがとうございました。
自転車旅行ー4への応援コメント
新しくできた弟のよう。
そんな感じだったんですね!
それにしても佐藤宇さまのお話には以前にもコメントしましたが料理がたくさん出てきてなんかほっこりしますね!
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは! こちらにもお越しいただき、ありがとうございます。
竹史、小さくてわがままでしたからね (^^;) しかも、どこか危なっかしいところがありました。祐介には一目置いて言うことを聞くようになると、嬉しいけれども、どうしても弟のようにしか見えなかったのでしょうね。
料理は、このあと、あまりたくさんではないけれど、一部出すように頑張ったところもあります。楽しんでいただけると嬉しいです。
コメントをありがとうございました。
自転車旅行ー3への応援コメント
なんか青春してますねー。
前二話からさらに若さ溢れる二人に懐かしさを覚えています。
最初は祐介が竹史の面倒を見て…と言うところでしょうか。この頃の二人のお互いへの本当の想いが気になります。そしてそこからどう変わって行くのか!
作者からの返信
北川聖夜さま
こんにちは! 拙作にお越しいただき、ありがとうございます。
青春ですよね……私も今読み返して、なんだかため息が出ます (^^;)
この二人の出会いは弓道でした。中学三年で互いの存在だけは知り、高校一年で同じクラス、同じ部活に入ってから、本格的な交流が始まりました。体格もよく、すでに弓道の技術も身につけていた祐介は、自分にない何かを持っている竹史が気になり、それを見極めるためにも世話を焼くようになったんですね。
彼らがどんな思いを持っていたのか、それがどのように変化し、どのように押し殺されていくのか、一緒に追いかけて行ってもらえると嬉しいです (^^)
コメントをありがとうございました。
ハシボソガラスー2への応援コメント
こんにちは。ことん、カツカツカツ……
ハシボソガラスだけが……。
分かってはいましたが、やっぱり……だったのですね。
作者からの返信
豆ははこさま
こんにちは! 拙作へお越しいただき、誠にありがとうございます。しかも、たくさんお読みくださったのですね。とても嬉しいです。
はい、ついに、こうなってしまいました。
上手に自分の感情を制御できる人ならばこうはならず、もっとスマートに、将来のふたりの関係も見据えながら、気持ちを押さえられたのかもしれません。でも、この当時の竹史には無理でした。
大好きなハシボソガラスだけが、呆然とする竹史のそばで、ここにいるよと言わんばかりに、木の実を落としては拾っていました。
コメントをありがとうございました。
また、近況ノートのほうにもお越しいただいたのですね。ありがとうございます! 大変失礼ではありますが、近況ノートのほうに、お返事したためさせていただきます。
ありがとうございました。大変励みになります。
編集済
山の端の月への応援コメント
先日読み終えましたが、感想を書いていませんでした。
まずは、とても興味深く面白い小説を読ませて頂きありがとうございます。福岡から少し離れた半導体会社、という事で、長崎県のソニーセミコンダクター九州か、大分の東芝(後にソニーへ売却されたのでしたっけ?)かと想像しました。舞台は大分南部だったのですね。
最後は矢野君の話とは驚きました。そして、彼の性癖(?)に驚きました。彼のことは数学大好きの、女性には余り興味のない人間だと思っていたからです。私の高校の同級生の一人に、数学が得意で、他の科目は普通程度の学生がいました。私も数学は得意でしたが、いくら頑張っても、一位にはなれなかったのですが、総合成績10番以内の者に数学一位はいなかったので、誰なんだろうかと思っていました。二年か三年生のゼミ(私の高校でゼミをやらせる試みが始まりました)で、数学を取った時に、彼に出会い、彼が一位だと知りました。その時、同じクラスにもなったので時々話をする様になりました。物静かな、今で言うボッチのキャラでしたが、別にこちらから話しかけるのを拒む様なやつではありませんでした。帰宅部で、家に帰って何をしているのかと聞いた時に、暇な時は、電話帳から、数字を引っ張ってきて、その数字で色々と遊んでいると言いました。これを聞いた時、なんで私が一位を取れなかったのか理解しました。その頃の進学には、一発芸での特別枠での入学とかはなく、地方の国立大学へ進んだ彼でしたが、米国なら、MITとかへ進めたかも知れません。
矢野君はそんな私のクラスメイトの様な子だと勝手に思っていました。実は、とんでもない女たらしだったのですね。知的な甘いマスクのほっそりとした男は日本ではモテるんですよんね?真逆に思われていた私は、羨ましいばかりでした。😅
追記:小野先生と矢野君を間違えてしまって申し訳ありません(特に愛妻家の小野先生にも謝ります)。訂正しておきました。
作者からの返信
@fumiya57さま
こんにちは。
まずは、三部作すべてをお読みいただき、どうもありがとうございます。昨年の春にカクヨムに登録し、『イソヒヨドリの町で』『ハクセキレイ』『ハシボソガラス』と鳥の名前で三部作を執筆・投稿しはじめました。いろいろと問題をはらんだ作品で、考慮・配慮せねばならないことも多いですが、それなりに愛しい作品たちでもあります。読んでくださる方がいらっしゃるのは、とても嬉しいことです。
メインの舞台は大分南部ですが、竹史の最初の就職先は福岡のどこかで、これにはモデルがありません。
『ハシボソガラス』の最終話「山の端の月」は矢野くんの話です(「小野くん」だと、化学の小野先生になりますね (^^) この先生も興味深い方で、スピンオフ作品を書いてみたいと思ってはいます)。
さて、この矢野くんの現状をどう形容したらよいものか、です。
女たらしと言えるのか、まず言葉の定義を調べてみました。「女たらしとは、優しい態度や甘い言葉で女性をもてあそぶこと」「女をたらし込んで、肉慾に耽り、或は金品を捲き上げる男」でした。「もてあそぶ」や「金品を捲き上げる」にいささか違和感を抱きます。
外から矢野くんを見ると、複数人の女性と肉体的な関係を持つことを楽しんでいるように見えるかもしれません。でも実のところ「来るもの拒まず」であって、積極的に自分から関係を構築してはいないのです。彼にとって女性との関係は洞を埋めるための手段であり、それ以上のものではありません。それはもちろん、女性の人間性をないがしろにした行為でありますが、いわゆる恋愛遊戯的なものとは違う、という感じです。
同級生の数学マニアの方はすごいですね。本当に数字遊びが好きなんですね。いまでこそ、突出した才能を活かそうという試みも増えてきていますが、三十年、四十年前までは、能力のうち一番低いところを持ってその人の実力と見なす風潮でしたよね。
最初から最後までお読みいただいたこと、それにいくつも応援コメントをくださったこと、どうもありがとうございました。
瀬会の海への応援コメント
こんにちは。
同級生と夏の海で絵に書いたような青春の1ページですが、どことなくうっすらと暗いものがあるなぁーと感じました。
竹史さんの「恥ずかしい」からTシャツを着て欲しいという理由、滅茶苦茶共感しました。
作者からの返信
リオンさま
こんにちは。拙作へお越しいただき、どうもありがとうございます。
真夏を謳歌する高校生たちの、きらきらした海辺の光景のはずなのに、どこかに翳りを予感させる一幕です。それを感じ取っていただけたのは、とても嬉しいです。その翳りは次話「文化祭」にてさらに濃さを増します。
男子の上半身裸、あれ、ときに目のやり場にこまるんですよね。学校のプールでは有無を言わさず男子は上半身裸ですが、脱ぎたくない子も多いだろうし、見たくない子も多いんじゃないかなあと思います。
コメントをありがとうございました。
編集済
文化祭ー4への応援コメント
色素と構造色の大きな違いは、色素は、白色光を一つの波長(一色)だけ吸収して、その波長だけ抜けた光を反射・透過させるため、人間には補色に見えるが、構造色は、一波長(一色)を反射して、その波長を持つ色が人間の目に見えるのですよね?
一時期、CDやDVDを回折版として使った分光器を自作して遊んでました。LED電球と太陽や白熱電球・蛍光管等のスペクトルの違い等を学生に見せてもいました。その差を割と知らない院生が多かったです。
最近のお気に入りは、レーザーポインターに組み込まれた回折格子で、回折現象のデモをする事です。Amazonで買えました。
作者からの返信
@fumiya57さま
こんにちは。拙作にお越しいただき、どうもありがとうございます。
色素と構造色の違いですが、基本的におっしゃるとおりだと理解しています(というか、私より@fumiya57さまのほうがお詳しいですよね)。
一点細かいご指摘をさせていただくなら、色素の吸収は一波長ではなく、たいていスペクトルです。それに対して構造色は、薄膜の厚みあるいはブロック構造のサイズに相当する波長のみが屈折・反射の際に強め合って発色するので、単色光になるのだと考えています。
太陽光はさておき、白熱灯、LED電球、蛍光管など、発光の原理が違うということに気づかないと、スペクトルも違うということには思い至らないですよね。院生さんの分野にもよるでしょうけれど。
>最近のお気に入りは、レーザーポインターに組み込まれた回折格子で、回折現象のデモをする事です。Amazonで買えました。
上記、とても興味があります。よろしければもう少し情報をいただけますか?
コメントをありがとうございました。
文化祭ー1への応援コメント
「『何十代も続いた名家』じゃのうたって、今生きちょる人間なら、必ず、途切れることなく祖先はたどれる。」
同感です。
大体、今生きている人間は、他人を滅ぼす(殺す)のがうまかった祖先がいたから生きているんだろうと思っています。確かに、ラッキーにも、殺し合いせずに生き延びたり、仲間が殺された中生き延びた祖先も多かったでしょうが。
作者からの返信
@fumiya57さま
こんにちは。拙作にお越しいただき、どうもありがとうございました。
そうですよね、今まで生き延びているということは、大抵の場合、他を犠牲にしてきたという証となるでしょう。それを輝かしいもののようにのみ語るというのは、どうも違和感を感じてしかたありません。皇室なんかもそうですよね。
コメントをありがとうございました。
山の端の月への応援コメント
佐藤さま、こんにちは!
ゆっくり、ゆっくり、読ませて頂いていたのですがついに読み終えてしまいました。まずは、完結おめでとうございます…!このような重厚かつ深い物語を完結させられた佐藤さまの上質な筆力には、もう圧巻の一言では語り尽くせないのですが、読み終えた今も余韻が続き、万感の思いです。特にラストのエピソードでは彼の想いが水のように流れる文章から痛い程に伝わってきました。
誰かを愛し、その想いを誰かに受け止めてもらうという事は奇跡のような確率で、ましてやその相手が同性ともなるとよりその壁は高くなってしまうのかもしれませんね。自分は男性が好きだと言い出す事は正に崖から飛び降りるような勇気がいる事だと思いますし、それに今の日本のような社会だと、まだ同性間の恋愛というものをそこまで寛容に受け入れられていない気がします。いつかそんな日本にも異性であろうと同性であろうとも、人を愛する自由というものを当人達やその周りの人たちが、何者にも阻害されない時代になったらいいのにな、と考えさせられました。
本当に上質な読書時間を届けて頂きました。佐藤さま、このような素敵な物語を届けて下さり、ほんとにありがとうございます…!
作者からの返信
深海かやさま
こんにちは。拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
私の作るものはどうにも読了感が良くないのです。自分自身、そのような作品を読むと、とても悲しく疲れるにもかかわらず、なぜ自分がそういうものを書いてしまうのでしょう……そのような作品に最後までお付き合いいただけましたこと、また、過分ともいえる高いご評価をいただけましたこと、本当に嬉しく思います。
しかも拙作よりはるかに美しく格調高いレビューまでいただき、胸がいっぱいになりました。レビューを拝読いたしますと『雪忘花』の第一話を読んでうなったときの衝撃を懐かしく思い出します。
いろんな愛があれば、苦悩もあります。伝わらないもどかしさ、理解してもらえない苦しさがこの世にはあふれています。同性間の愛は『雪忘花』とも一部重なるテーマですが、どこに救いを求めたらよいのか、自分の中でまだ答えを見いだせていません。それゆえ苦しい結末しか見えないのかもしれません。周囲の理解がなくともふたりの愛をまっすぐに貫き通そうとする新奈と沙羅の強さに共感するためには、自分自身が強くならないといけないのかもしれない、最近そう感じています。
コメントおよびレビューをどうもありがとうございました。とても嬉しかったです。
三つ編みー3への応援コメント
こんにちは。
ハシボソガラス、初耳でした。自分も高原さんと同じように饒舌になった竹史さんを見て驚いちゃいました。鳥……お好きなんですね。
高原さんの距離の詰め方も悪気はない(当たり前ですが……)けれど、竹史さんのことを知ってる身としては複雑な気持ちになりますね……。
作者からの返信
リオンさま
こんにちは。拙作へお越しいただき、どうもありがとうございます。
新たな竹史の一面がかいま見られる一話でした。いつもむっつりしていて、子供じみた言動の目立つ竹史ですが、鳥が大好きで、そこをつつかれると人が変わったかのように饒舌になります。
この先、鳥に関するうんちくを何度か語ります。そのたびに竹史の印象が少しずつ変わるかもしれません。ゆるりとお付き合いいただけますと、嬉しいです!
高原と竹史の関係は、どうにも先行きが明るくならないのです……
コメントをありがとうございました。
山の端の月への応援コメント
こんにちは。
完結、おつかれさまでした!
川野くんたちの源流をたどる物語の最後に、行く末の物語が挿入されて、あっと思いました。
彼に川野くんが惹かれる気持ちもわからなくはないですが、幸福な結末を迎えることはないのだろうなとも思います。
佐藤さんの人物造形で興味深かったのは、身勝手な男たちに対して多くの女性がどこまでも寛容であるように見えたことでした。その寛容が最後には男を自分のものにする武器になるかのような。
その点、川野くんの矢野くんへの思いには、女性的寛容(一般的な意味でなく、この物語の女性に通有する)が隠れているような気がしたり。
こんな想像をしたくなるのも、人物造形の奥深さゆえなのだと思います。読み応えのある物語でした!
作者からの返信
久里 琳さま
こんにちは。拙作へお越しくださりありがとうございます。思えばずいぶん失礼な誘導をして強引に拙作へお招きしたのでしたね (^^:) 思い起こすと恥ずかしくなります。それからずっとお付き合いいただけましたこと、感謝しております。
はい、最後はぎょっとするような挿話となっています。矢野くんがこのような人間である限り、刺激に人一倍過敏に反応する川野のようなタイプ(父のアレルギー体質はこのような形で息子に引き継がれた?)はうまくいかないでしょうね。
女性陣と男性陣にそのような特徴が現れていたこと、自分では気づいていませんでした。ご指摘ありがとうございます。何作か書いてみると、キャラクターの共通点が見えてきます。がらりと色を変えてみたいと思っても、出来上がると似ていたりと、難しいですね。もう少し意識的にならねばと思っています。
久里 琳さまのコメントで、小説は書き手が執筆に時間を費やすだけでなく、読み手のお時間もいただくことになるということを改めて認識させられました。お時間をいただくのにふさわしい作品が書けるよう、これからも精進していきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
ほころびー2への応援コメント
佐藤宇佳子さん、こんにちは。
イソヒヨドリの町でー3
追加した章です、とのことでしたが、この終わり方のほうが、私は良かったな~って思いました。
というのもですね、
イソヒヨドリー1の最後、竹史さんのラストシーンと自然に繋がるんですよね。
私は竹史さん推しなので(あと小野先生)
ご完結、おめでとうございます。
(^^)
作者からの返信
もっこすさま
こんにちは。拙作をお読みいただき、どうもありがとうございます。
この終わり方のほうが良かったな~のお言葉、嬉しいです。この章のひとつ手前で終わっていると、竹史と真弓が分かれて終わりで、もう、暗いばかりなんですよね。
本当は、最初は、別れのシーンで終わったあとに明るめのおまけ話が三つあったのです。でも、おまけ話のどれもが不適切な気がしてきて削除して、そうするとあまりに暗くなったので「山の端の月」を作ってみたのですが、むしろ暗さが増し (^^;) それで最終的にこの形になりました。
竹史推し、かつ小野先生推しとは、嬉しいです! 私もです(笑) 小野先生にも、弓道やってもらいたかったです。
何度も繰り返しますが、弓道に関しては、本当にお世話になりました。何度言っても言い足りないですね。
三部作の長きにわたりお付き合いくださり、どうもありがとうございました。
インターハイー2への応援コメント
佐藤宇佳子さま、こんにちはーっ!
インターハイでの射詰、緊迫感伝わってきてボクもなんだかどきどきしちゃいました。
んで、読んでいると、立ち順とか一緒に考えてしまったりして、お話の中に引き込まれています。
祐介さんが、竹史の気持ちを分析する際、竹史は高原さんのこと、本当は好きなんだと考えるのが、いちばん祐介さん自身にとって、安全で納得できる答え。三人が弓道を介して、どうなっていくのか、ちょっとざわついています(・_・;
作者からの返信
矢口こんたさま
こんにちはっ! こちらもお読みくださったのですね、嬉しいです (^^) ありがとうございます。
「インターハイ」、弓道のご経験のある方にお読みいただくのは気恥ずかしくもありますが、とても嬉しいです。射詰のシーンは『ハシボソガラス』の中でも五本の指に入るお気に入りのシーンです。緊迫感を感じてくださったとのこと、わわっ、嬉しいですね~。
そうですね。祐介にとっては、竹史は高原のことが好き、そう考えておくのが一番無難でおさまりが良いです。実際、その考えにしばらくしがみつきます。その準安定状態はいつまで保たれるのか……
コメントをありがとうございました。
山の端の月への応援コメント
(人間)関係依存は行動や物質の依存よりも社会生活上で明らかになりにくくて、クローズドな中での状態で進行するために、依存症の中でも問題を周囲に認識されづらいような気がしていましたが、セックス依存はあまり考えたことがなかったので、その中でも特に問題だと識別しにくいのかもな、と考えさせられました。嗜癖ではなく嗜好と捉える向きが多いような気がします。
当事者の内面から描かれているので、明らかに本人が問題を抱えているものとして描かれていますが、矢野くんと相手との間での認識の差が大きくて大変だろうなぁ、と思います。深く関わると厄介な男でしょうね(^_^;)
しかし、こうなってくると、川野が彼と上手く行かなかったのは、むしろ幸いでしたね。依存症の問題、さらには、そもそもの自分の問題に向き合えていない彼と一緒にいては、巻き込まれてしまうのは必至です。冷たいようですが、専門家と彼自身以外で問題の解決を図るのは難しいでしょうね。賢くて聡明な彼なので、解決への道にリーチすることは可能な筈。ずっとこのままで居続けたら、人生を空虚なまま終えることになりかねないので、いつか、向き合うための行動が始まるといいですね。
こちらのタイトルも気になりました。とても光明があったお話ではありませんでしたが、深い理由がありそう。読み解けませんでした(^_^;)
作者からの返信
カワセミさま
こんにちは。こちらも深く読み解いていただき、ありがとうございます。
実は「山の端の月」でセックス依存症を取り上げているという意識はありませんでした。私の中での物語の動機は「親しい人の死を目の当たりにさせられること」だったのです。それがきっかけで、結果的に恋愛あるいはセックス依存になった矢野くんですが、動機よりもその結果に光を当てれば、これは依存の問題を提起した物語ですね。
セックス依存が一般的に嗜癖でなく、嗜好ととらえられがちというのも、なるほどと思いました。そこに問題の根深さがありますね。
強い快楽と切り離せない欲求はそのように取り扱われがちだと思います。食なんかもそうですね。そしてそれらの欲求の持つ性質に自分は強く引き付けられているということを、今改めて認識しました。やや形を変えますが、次作で類似のテーマを取り上げます。
矢野くんの問題は川野には歯が立たないでしょう。洞を川野の持つ苦悩で満たしたって(ゲイである川野を彼の苦悩ごとそっくり受け入れることを想定しました)、矢野くんにとってそれはひとときの満足であり、根本的な解決にはならないでしょう。
タイトルに言及くださり、ありがとうございます。嬉しいです (^^) もちろん和泉式部のあの歌からです。出口の見えない暗がりを這いずり回るようにして生きる矢野くん、そんな彼を少しでも照らし、導いてくれる月はないものか、そういう問いかけのような祈りのようなイメージでして、それ以上の深みはないのです (^^;)
コメントをありがとうございました。
家を守るー1ー2への応援コメント
佐藤宇佳子さま、こんばんはーっ!
『たけやったら、高原をどういうふうに抱くんやろう?』って、想像する祐介さんが、もし、見通せる存在の神が居るのなら滑稽に映っているのだろうなぁって、その残酷さに寂しい思いがいました。
竹史の祐介に向けられる気持ち、祐介は意識として気がついてはいないまでも、どこか深層で感じ取っていたのかな。容子さんはもちろん、祐介さんも、竹史もなにも悪くないのにー(ノ_・。)
作者からの返信
矢口こんたさま
こんにちはっ。お忙しいところ、拙作にお越しいただき、どうもありがとうございます!
はい、その祐介の自問自答、至極冷静な目で見れば、「何をバカなことを妄想しているのか」と笑い飛ばされることだと思います。そして、その事実は、祐介本人にとって何とも辛いことでもあります。
竹史の祐介へ向ける特別な気持ち、祐介はことさら意識することはなかったのですが、意識しないだけで普通に受け入れていたところもあるんですよね。意識の上では竹史は容子が好きなんじゃないかと疑い、容子との関係に影響が及んでいますが、意識下では竹史の真の気持ちも認めており、二重に容子との関係がうまくいかない原因になってしまっています。
考えると苦しくなってきますね……。
コメントをありがとうございました。
いそべとみたらしー2への応援コメント
みたらし団子のタレと肉団子のタレは全く同じもん😱味・塩こしょうのダイショー(超ブラック企業)では商品コードが違うだけで中身は同じものでした☝️と、極めてどーでもEコトを書いちみた😏
作者からの返信
Zee-Ⅲ Basserさま
こんにちは! 拙作へお越しいただき、ありがとうございます。
ええっ、みたらし団子のタレと肉団子のタレ、同じなんですか? 言われてみれば、あの甘辛い味、醤油と砂糖ですもんね、同じやな、たしかに……。納得できるのに、なんか唖然としてしまいます。
それはいいとしても、調味料で違う名前の同じ中身は紛らわしすぎですよね。
楽しい情報ありがとうございました~
ほころびー2への応援コメント
物語の語り手がバトンタッチされるのが良いですね。
竹史は自力救済することができなかった訳ですが、それは彼らしいと思います。この先に訪れる救い(というよりは折り合いでしょうか)は他力本願の積み上げではありますが、それでも竹史に章がいたからこそ、そして、裕佳子が引っ越してきた偶然のためで、やはり竹史は幸運と、周囲の人々に恵まれていたんだなぁ、と感じます。
ここまでたどり着いて、改めて『ハクセキレイ』での竹史と祐介の和解というのか、何を語ったのかが気になりました。容子が亡くなっていること不意に知らされどう思ったのかも。
容子については、竹史が鳥について語る時の輝きを見出した人物でありましたので、彼女が竹史をどのように考えて消化したのか、祐介とはどのように関係を築き上げて何を思っていたのか、が気になりました。
またいずれ語られる機会もあるのかもしれませんが、まずは、一話手前ですが、完結おめでとうございます。興味深く拝見しました。ありがとうございました!
作者からの返信
カワセミさま
こんにちは。拙作へお越しいただき、ありがとうございます。
客観的に見ればまさにおっしゃるとおり、竹史が曲がりなりにも社会とつながり、比較的普通人として生活を送れたのは、「運と周囲の人々に恵まれていた」からにほかなりません。何と言っても、本人には閉塞しぎみな自らの人生を切り開こうとする気概はなく、打たれたら打たれっぱなしなのですから。
ただ、それではその「運と周囲の人々に恵まれる」ことがなければ、彼はどうなっていたのだろうかと考えると、それはそれで、彼なりの人生を生きていたのかもしれないとも思うのです。
鳥についての玄人はだしな知識からわかるように、彼にも興味の対象があり、一度興味を持てばねちっこく(笑)それを突き詰めます。引き籠り、周囲を拒絶するような生き方をしがちな竹史ですが、それらは目的ではなく自分を保つための手段です。そういう、消極的で内向きな生き方があっても良いのではないか、とどこかで思ってしまうのです。
『ハクセキレイ』のみならず、問題提起して回収せずという点がいくつもあったかもしれません (^^;) そのひとつが、祐介と竹史の和解(?)ですね。また、容子と竹史の関係、容子と祐介の関係も読者のご想像任せの部分が多いのですが、三つ目の容子と祐介の関係については、悪くなる一方としか考えられず、書くのを控えました。祐介の家を継ぐことへの強いこだわりかつ性的不能という問題はさらりと俎上に載せるには手に余ると思いまして……
『ハシボソガラス』の話自体はここで終了となります。常に物語に正面から向き合ってくださり、感謝しております。造詣の深いコメントに、いつも深く考えさせられました。自分自身の偏った感覚にも、気づかされたりしました。本当にありがとうございます。
次作はしばらく先になりますが、よろしければまたお付き合いいただけましたら嬉しいです。
ほころびー1への応援コメント
こんにちは
真弓のお見合い、結婚からここに至るまでの複雑な心情に同情しますね。昔は普通の夫婦、家族を夢見ていたのでしょうから。
ところで内容とは関係ないのですが、一番下のコメントをされた方への返信で、「いとうあさこさん、・・・浅田真央さんに似てる人ですよね?」のところで思わず絶句してしまいました。
いえ、印象は人それぞれでいいんですけどね。いとうあさこさんがこの文章を読んだら喜ばれることでしょう。
作者からの返信
変形Pさま
こんにちは。拙作へお越しいただき、どうもありがとうございます。
真弓は結婚以来、気苦労が絶えなかったでしょうね。お見合いのときにある程度は予想がついていたでしょうが、ここまでとは思っていなかったでしょう。
いとうあさこさん、浅田真央さんに似てませんか? あ、年齢から言うと、浅田真央さんがいとうあさこさんに似てるというのが正しいですね、いや、そう言う問題ではないのでしょうが…… (^^;)
コメントに加え、素敵なレビューまで書いてくださったのですね! とても嬉しいです!
どうもありがとうございました。
山の端の月への応援コメント
こんにちは。
ここで、「彼」の過去、思いが明かされるとは!
「誰かがまっすぐな恋情を差し出してきたなら、拒絶しなければならない理由がどこにある?」
なのに、「川野」の思いは受け取らなかった。
ベッドインを望んでないと、はっきりわかったから。
そして、「八年間ずっと好き」が信じられなかったから。
あ〜、「川野」が、信じさせる事ができていれば……。
作者からの返信
加須 千花さま
こんにちは。拙作へお越しいただき、ありがとうございます。
最後にこっそりこんな作品を放り込みました。はい、「彼」の過去、それに川野に対する思いです。
川野はたしかに「彼」を好きだったのですが、ゲイである自分をひたすら否定しようとしていました。「彼」に愛されたいけれど、自分をゲイとして好きになってもらいたくはない。その結果、「彼」に対するひたむきな思いは川野自身の中で変質し、まっすぐな思いとして「彼」に伝わることはありませんでした。思い起こすと苦しいですね。
コメントをありがとうございました。
ほころびー2への応援コメント
おはようございます。
弓道に素直に惹かれていく章くん。
竹史さんはそれに懊悩していたんですね。
たしかに、若い自分を見るようでいたたまれなかったのでしょう。
いよいよ崎里ちゃんの登場です!
作者からの返信
加須 千花さま
こんにちは。拙作をいつもお読みくださり、どうもありがとうございます。
子供のころの章、可愛いですよね。
章のふとした仕草が自分の子供のころを見るようで、竹史はどんどん恐ろしくなっていきます。でも、素直になれなかった竹史をすべてやり直していくかのように、章はみんなに愛されます。自分に似た章に、竹史は、恐怖と救いを同時に感じているのかもしれません。
そして﨑里ちゃんの登場!
コメントをありがとうございました。
ほころびー2への応援コメント
お疲れ様でした。
最期に時間軸が繋がりましたね。
未来が分かっていて未来の話を知っているのに、読んでいるうちに竹史君たちの世代に引き戻されてしまっていたので、不思議な気分です。
ここだけで終わってしまうと誰も救われない感じですが、イソヒヨドリで救われたり更にハクセキレイでは子供世代の幸せな形(若干難ありですが^^;)を迎える事を知っているので暗い気持ちにならないで済みますね。
三部作合計で30万字超えですね。
書かれた順番は発表された通りだと思いますが、過去を書く事で違う未来の形を書きたくなったりはしないものなのでしょうか?私には経験が無いので良く分かりません。
仏教思想で輪廻からの解脱というものがありますが、ループする歴史の中でそれでも世界は変化していくみたいな姿を思い描いてしまいました。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。いつも拙作をお読みいただき、ありがとうございます。
はい、これで振り出しに戻りました(笑)。まさにループです。ご指摘のとおり、ここで終わると、救いのない酷い読了感の話になります。先行する話を知っているからこそ、この「振り出しに戻る」が一条の光となれます。
三部作はこの順序で書いています。違う形の未来を書いてみたい気持ちにはなりませんでしたが、手直しが必要か思われるところは出てきました。それに、さらに未来の妄想はしましたよ。裕佳子と章の子供が生まれたあとのことや、三代で弓を引くことなど……。
振り返ると、いつのまにか三十万文字ですか、それだけお付き合いいただいたのですね。本当にありがたいことです。まだしばらく、カクヨムで遊ぼうと思っております、ゆるゆるとお付き合いいただければ嬉しいことです。
星でのご評価および素敵なレビューコメントまで、ありがとうございました。
ほころびー1への応援コメント
この時代は本当に親の介護が家族がかりでしたね。今でも継続はしていますが。
遠方介護の問題は身近な問題ですが、それも自分が身軽ならなんとか、というところで、ダブルケアだとにっちもさっちも身動き取れませんよね。幸運なことに、この夫婦はどちらも就労人員なので、本来はそれが救いになる筈ですが、案の定、竹史は山のごとく動きませんか(^^;
家族のバランスを何とか保っているのが、子供である章で、これが彼の発達の段階に影響を与えそうな気もするところですが、後の彼を見ても目立って感じることはなさそうで、この家族の共同体としての機能が上手く保たれたのだな、と感じます。竹史も章も別で問題を抱えていて、そちらに心のリソースを割かざるを得ないので、それぞれで解決できる部分は合理的に分業したのかな、という印象を受けました。
作者からの返信
カワセミさま
こんにちは。拙作にお越しいただき、どうもありがとうございます。
このダブルケア、本当に苦しいと思います。今では介護も育児も利用できるサービスがずいぶん増えましたが、今度は担い手不足という厳しい試練がもうそこまで迫っています。また、これからは親と配偶者の介護を同時にやらねばならない事例も増えるかもしれませんね。
小嗣家も川野家も、母親が寝たきりでなく、わずかな介助で生活できる期間が長かったのが幸いだったと思います。特に小嗣の母のほうは、鬱からの体力低下を危惧した竹史が速やかに(彼が速やかに、とは珍しいのですが ^^;)帰郷を決めたおかげで、料理を始めとした家事もこなせる体力が維持され、それが章の負担軽減にもつながりました。真弓のほうが大変だったかもしれません。都市部ですので、利用できるサービスははるかに多かったと思いますが……
竹史の個人的な悩みは一貫していますが、そろそろ章も自分の困難を自覚し始めます。父子ふたり暮らしの慌ただしさが、時間的にも心理的にも、悩み抜くだけの余裕を与えてくれなかったということはありそうです。
コメントをありがとうございました。
ほころびー1への応援コメント
佐藤宇佳子さん、こんにちは。
竹史さんは芯がブレないお父さんですね~。
あえて分かるように表現しないけど、その言動には子供を思っていることがよく分かります。
真弓さんも、母親として心配する気持ちがあるでしょうけど……。
子供達なりに、親の何かを感じとっているんでしょうね。
作者からの返信
もっこすさま
こんにちは。拙作へお越しいただき、どうもありがとうございます。
言われてみれば、そうですね。ずっと成長しないイコールぶれない、とも言えます(笑)。「成長っする/しない」には評価する人の主観がかなり入りますから、「ぶれない」と評価するほうがより適切な場合もありますね。
ごく普通の夫婦のような意識で作った子供ではありませんでしたが、章が生まれたその時から、竹史の心の中には責任感と愛情があったのだと思います。本人は自覚していないし、もちろん、あからさまな表現もできていませんが。
幼い子供たちとはいえ、親のことはよく見ていると思います。時に親が想像する以上のことを感じ取っていたりしますね。
コメントをありがとうございました。
いそべとみたらしー2への応援コメント
中川君とこの餅、美味しそうです。
スポーツでの技量を褒められるのは
良い気分ですね。
竹史は複雑でしょうが、それだけ伸び代があるという事です。
作者からの返信
門脇 賴さま
こんにちは。拙作へお越しくださり、ありがとうございます。
この時期になると、お餅が食べたくなります (*^^*) 褒められることなんてあまりない竹史です。弓道について褒めてもらえるのは、そんな素振りをまるで見せずとも、嬉しかったはずです。
コメントをありがとうございました。