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  • 山の端の月への応援コメント

    佐藤さま、こんにちは!

    ゆっくり、ゆっくり、読ませて頂いていたのですがついに読み終えてしまいました。まずは、完結おめでとうございます…!このような重厚かつ深い物語を完結させられた佐藤さまの上質な筆力には、もう圧巻の一言では語り尽くせないのですが、読み終えた今も余韻が続き、万感の思いです。特にラストのエピソードでは彼の想いが水のように流れる文章から痛い程に伝わってきました。

    誰かを愛し、その想いを誰かに受け止めてもらうという事は奇跡のような確率で、ましてやその相手が同性ともなるとよりその壁は高くなってしまうのかもしれませんね。自分は男性が好きだと言い出す事は正に崖から飛び降りるような勇気がいる事だと思いますし、それに今の日本のような社会だと、まだ同性間の恋愛というものをそこまで寛容に受け入れられていない気がします。いつかそんな日本にも異性であろうと同性であろうとも、人を愛する自由というものを当人達やその周りの人たちが、何者にも阻害されない時代になったらいいのにな、と考えさせられました。

    本当に上質な読書時間を届けて頂きました。佐藤さま、このような素敵な物語を届けて下さり、ほんとにありがとうございます…!

    作者からの返信

    深海かやさま

    こんにちは。拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。

    私の作るものはどうにも読了感が良くないのです。自分自身、そのような作品を読むと、とても悲しく疲れるにもかかわらず、なぜ自分がそういうものを書いてしまうのでしょう……そのような作品に最後までお付き合いいただけましたこと、また、過分ともいえる高いご評価をいただけましたこと、本当に嬉しく思います。

    しかも拙作よりはるかに美しく格調高いレビューまでいただき、胸がいっぱいになりました。レビューを拝読いたしますと『雪忘花』の第一話を読んでうなったときの衝撃を懐かしく思い出します。

    いろんな愛があれば、苦悩もあります。伝わらないもどかしさ、理解してもらえない苦しさがこの世にはあふれています。同性間の愛は『雪忘花』とも一部重なるテーマですが、どこに救いを求めたらよいのか、自分の中でまだ答えを見いだせていません。それゆえ苦しい結末しか見えないのかもしれません。周囲の理解がなくともふたりの愛をまっすぐに貫き通そうとする新奈と沙羅の強さに共感するためには、自分自身が強くならないといけないのかもしれない、最近そう感じています。

    コメントおよびレビューをどうもありがとうございました。とても嬉しかったです。

  • 三つ編みー3への応援コメント

    こんにちは。

    ハシボソガラス、初耳でした。自分も高原さんと同じように饒舌になった竹史さんを見て驚いちゃいました。鳥……お好きなんですね。

    高原さんの距離の詰め方も悪気はない(当たり前ですが……)けれど、竹史さんのことを知ってる身としては複雑な気持ちになりますね……。

    作者からの返信

    リオンさま

    こんにちは。拙作へお越しいただき、どうもありがとうございます。

    新たな竹史の一面がかいま見られる一話でした。いつもむっつりしていて、子供じみた言動の目立つ竹史ですが、鳥が大好きで、そこをつつかれると人が変わったかのように饒舌になります。

    この先、鳥に関するうんちくを何度か語ります。そのたびに竹史の印象が少しずつ変わるかもしれません。ゆるりとお付き合いいただけますと、嬉しいです!

    高原と竹史の関係は、どうにも先行きが明るくならないのです……

    コメントをありがとうございました。

  • 山の端の月への応援コメント

    こんにちは。
    完結、おつかれさまでした!
    川野くんたちの源流をたどる物語の最後に、行く末の物語が挿入されて、あっと思いました。
    彼に川野くんが惹かれる気持ちもわからなくはないですが、幸福な結末を迎えることはないのだろうなとも思います。
    佐藤さんの人物造形で興味深かったのは、身勝手な男たちに対して多くの女性がどこまでも寛容であるように見えたことでした。その寛容が最後には男を自分のものにする武器になるかのような。
    その点、川野くんの矢野くんへの思いには、女性的寛容(一般的な意味でなく、この物語の女性に通有する)が隠れているような気がしたり。
    こんな想像をしたくなるのも、人物造形の奥深さゆえなのだと思います。読み応えのある物語でした!

    作者からの返信

    久里 琳さま

    こんにちは。拙作へお越しくださりありがとうございます。思えばずいぶん失礼な誘導をして強引に拙作へお招きしたのでしたね (^^:) 思い起こすと恥ずかしくなります。それからずっとお付き合いいただけましたこと、感謝しております。

    はい、最後はぎょっとするような挿話となっています。矢野くんがこのような人間である限り、刺激に人一倍過敏に反応する川野のようなタイプ(父のアレルギー体質はこのような形で息子に引き継がれた?)はうまくいかないでしょうね。

    女性陣と男性陣にそのような特徴が現れていたこと、自分では気づいていませんでした。ご指摘ありがとうございます。何作か書いてみると、キャラクターの共通点が見えてきます。がらりと色を変えてみたいと思っても、出来上がると似ていたりと、難しいですね。もう少し意識的にならねばと思っています。

    久里 琳さまのコメントで、小説は書き手が執筆に時間を費やすだけでなく、読み手のお時間もいただくことになるということを改めて認識させられました。お時間をいただくのにふさわしい作品が書けるよう、これからも精進していきたいと思います。

    今後ともよろしくお願いいたします。

  • ほころびー2への応援コメント

    佐藤宇佳子さん、こんにちは。

    イソヒヨドリの町でー3
    追加した章です、とのことでしたが、この終わり方のほうが、私は良かったな~って思いました。

    というのもですね、
    イソヒヨドリー1の最後、竹史さんのラストシーンと自然に繋がるんですよね。

    私は竹史さん推しなので(あと小野先生)

    ご完結、おめでとうございます。
    (^^)

    作者からの返信

    もっこすさま

    こんにちは。拙作をお読みいただき、どうもありがとうございます。

    この終わり方のほうが良かったな~のお言葉、嬉しいです。この章のひとつ手前で終わっていると、竹史と真弓が分かれて終わりで、もう、暗いばかりなんですよね。

    本当は、最初は、別れのシーンで終わったあとに明るめのおまけ話が三つあったのです。でも、おまけ話のどれもが不適切な気がしてきて削除して、そうするとあまりに暗くなったので「山の端の月」を作ってみたのですが、むしろ暗さが増し (^^;) それで最終的にこの形になりました。

    竹史推し、かつ小野先生推しとは、嬉しいです! 私もです(笑) 小野先生にも、弓道やってもらいたかったです。

    何度も繰り返しますが、弓道に関しては、本当にお世話になりました。何度言っても言い足りないですね。

    三部作の長きにわたりお付き合いくださり、どうもありがとうございました。

  • インターハイー2への応援コメント

    佐藤宇佳子さま、こんにちはーっ!
    インターハイでの射詰、緊迫感伝わってきてボクもなんだかどきどきしちゃいました。
    んで、読んでいると、立ち順とか一緒に考えてしまったりして、お話の中に引き込まれています。

    祐介さんが、竹史の気持ちを分析する際、竹史は高原さんのこと、本当は好きなんだと考えるのが、いちばん祐介さん自身にとって、安全で納得できる答え。三人が弓道を介して、どうなっていくのか、ちょっとざわついています(・_・;

    作者からの返信

    矢口こんたさま

    こんにちはっ! こちらもお読みくださったのですね、嬉しいです (^^) ありがとうございます。

    「インターハイ」、弓道のご経験のある方にお読みいただくのは気恥ずかしくもありますが、とても嬉しいです。射詰のシーンは『ハシボソガラス』の中でも五本の指に入るお気に入りのシーンです。緊迫感を感じてくださったとのこと、わわっ、嬉しいですね~。

    そうですね。祐介にとっては、竹史は高原のことが好き、そう考えておくのが一番無難でおさまりが良いです。実際、その考えにしばらくしがみつきます。その準安定状態はいつまで保たれるのか……

    コメントをありがとうございました。

  • 山の端の月への応援コメント

    (人間)関係依存は行動や物質の依存よりも社会生活上で明らかになりにくくて、クローズドな中での状態で進行するために、依存症の中でも問題を周囲に認識されづらいような気がしていましたが、セックス依存はあまり考えたことがなかったので、その中でも特に問題だと識別しにくいのかもな、と考えさせられました。嗜癖ではなく嗜好と捉える向きが多いような気がします。

    当事者の内面から描かれているので、明らかに本人が問題を抱えているものとして描かれていますが、矢野くんと相手との間での認識の差が大きくて大変だろうなぁ、と思います。深く関わると厄介な男でしょうね(^_^;)

    しかし、こうなってくると、川野が彼と上手く行かなかったのは、むしろ幸いでしたね。依存症の問題、さらには、そもそもの自分の問題に向き合えていない彼と一緒にいては、巻き込まれてしまうのは必至です。冷たいようですが、専門家と彼自身以外で問題の解決を図るのは難しいでしょうね。賢くて聡明な彼なので、解決への道にリーチすることは可能な筈。ずっとこのままで居続けたら、人生を空虚なまま終えることになりかねないので、いつか、向き合うための行動が始まるといいですね。

    こちらのタイトルも気になりました。とても光明があったお話ではありませんでしたが、深い理由がありそう。読み解けませんでした(^_^;)

    作者からの返信

    カワセミさま

    こんにちは。こちらも深く読み解いていただき、ありがとうございます。

    実は「山の端の月」でセックス依存症を取り上げているという意識はありませんでした。私の中での物語の動機は「親しい人の死を目の当たりにさせられること」だったのです。それがきっかけで、結果的に恋愛あるいはセックス依存になった矢野くんですが、動機よりもその結果に光を当てれば、これは依存の問題を提起した物語ですね。

    セックス依存が一般的に嗜癖でなく、嗜好ととらえられがちというのも、なるほどと思いました。そこに問題の根深さがありますね。

    強い快楽と切り離せない欲求はそのように取り扱われがちだと思います。食なんかもそうですね。そしてそれらの欲求の持つ性質に自分は強く引き付けられているということを、今改めて認識しました。やや形を変えますが、次作で類似のテーマを取り上げます。

    矢野くんの問題は川野には歯が立たないでしょう。洞を川野の持つ苦悩で満たしたって(ゲイである川野を彼の苦悩ごとそっくり受け入れることを想定しました)、矢野くんにとってそれはひとときの満足であり、根本的な解決にはならないでしょう。

    タイトルに言及くださり、ありがとうございます。嬉しいです (^^) もちろん和泉式部のあの歌からです。出口の見えない暗がりを這いずり回るようにして生きる矢野くん、そんな彼を少しでも照らし、導いてくれる月はないものか、そういう問いかけのような祈りのようなイメージでして、それ以上の深みはないのです (^^;)

    コメントをありがとうございました。

  • 家を守るー1ー2への応援コメント

    佐藤宇佳子さま、こんばんはーっ!
    『たけやったら、高原をどういうふうに抱くんやろう?』って、想像する祐介さんが、もし、見通せる存在の神が居るのなら滑稽に映っているのだろうなぁって、その残酷さに寂しい思いがいました。
    竹史の祐介に向けられる気持ち、祐介は意識として気がついてはいないまでも、どこか深層で感じ取っていたのかな。容子さんはもちろん、祐介さんも、竹史もなにも悪くないのにー(ノ_・。)

    作者からの返信

    矢口こんたさま

    こんにちはっ。お忙しいところ、拙作にお越しいただき、どうもありがとうございます!

    はい、その祐介の自問自答、至極冷静な目で見れば、「何をバカなことを妄想しているのか」と笑い飛ばされることだと思います。そして、その事実は、祐介本人にとって何とも辛いことでもあります。

    竹史の祐介へ向ける特別な気持ち、祐介はことさら意識することはなかったのですが、意識しないだけで普通に受け入れていたところもあるんですよね。意識の上では竹史は容子が好きなんじゃないかと疑い、容子との関係に影響が及んでいますが、意識下では竹史の真の気持ちも認めており、二重に容子との関係がうまくいかない原因になってしまっています。

    考えると苦しくなってきますね……。

    コメントをありがとうございました。

  • いそべとみたらしー2への応援コメント

    みたらし団子のタレと肉団子のタレは全く同じもん😱味・塩こしょうのダイショー(超ブラック企業)では商品コードが違うだけで中身は同じものでした☝️と、極めてどーでもEコトを書いちみた😏

    作者からの返信

    Zee-Ⅲ Basserさま

    こんにちは! 拙作へお越しいただき、ありがとうございます。

    ええっ、みたらし団子のタレと肉団子のタレ、同じなんですか? 言われてみれば、あの甘辛い味、醤油と砂糖ですもんね、同じやな、たしかに……。納得できるのに、なんか唖然としてしまいます。

    それはいいとしても、調味料で違う名前の同じ中身は紛らわしすぎですよね。

    楽しい情報ありがとうございました~

  • ほころびー2への応援コメント

    物語の語り手がバトンタッチされるのが良いですね。
    竹史は自力救済することができなかった訳ですが、それは彼らしいと思います。この先に訪れる救い(というよりは折り合いでしょうか)は他力本願の積み上げではありますが、それでも竹史に章がいたからこそ、そして、裕佳子が引っ越してきた偶然のためで、やはり竹史は幸運と、周囲の人々に恵まれていたんだなぁ、と感じます。
    ここまでたどり着いて、改めて『ハクセキレイ』での竹史と祐介の和解というのか、何を語ったのかが気になりました。容子が亡くなっていること不意に知らされどう思ったのかも。
    容子については、竹史が鳥について語る時の輝きを見出した人物でありましたので、彼女が竹史をどのように考えて消化したのか、祐介とはどのように関係を築き上げて何を思っていたのか、が気になりました。
    またいずれ語られる機会もあるのかもしれませんが、まずは、一話手前ですが、完結おめでとうございます。興味深く拝見しました。ありがとうございました!

    作者からの返信

    カワセミさま

    こんにちは。拙作へお越しいただき、ありがとうございます。

    客観的に見ればまさにおっしゃるとおり、竹史が曲がりなりにも社会とつながり、比較的普通人として生活を送れたのは、「運と周囲の人々に恵まれていた」からにほかなりません。何と言っても、本人には閉塞しぎみな自らの人生を切り開こうとする気概はなく、打たれたら打たれっぱなしなのですから。

    ただ、それではその「運と周囲の人々に恵まれる」ことがなければ、彼はどうなっていたのだろうかと考えると、それはそれで、彼なりの人生を生きていたのかもしれないとも思うのです。

    鳥についての玄人はだしな知識からわかるように、彼にも興味の対象があり、一度興味を持てばねちっこく(笑)それを突き詰めます。引き籠り、周囲を拒絶するような生き方をしがちな竹史ですが、それらは目的ではなく自分を保つための手段です。そういう、消極的で内向きな生き方があっても良いのではないか、とどこかで思ってしまうのです。

    『ハクセキレイ』のみならず、問題提起して回収せずという点がいくつもあったかもしれません (^^;) そのひとつが、祐介と竹史の和解(?)ですね。また、容子と竹史の関係、容子と祐介の関係も読者のご想像任せの部分が多いのですが、三つ目の容子と祐介の関係については、悪くなる一方としか考えられず、書くのを控えました。祐介の家を継ぐことへの強いこだわりかつ性的不能という問題はさらりと俎上に載せるには手に余ると思いまして……

    『ハシボソガラス』の話自体はここで終了となります。常に物語に正面から向き合ってくださり、感謝しております。造詣の深いコメントに、いつも深く考えさせられました。自分自身の偏った感覚にも、気づかされたりしました。本当にありがとうございます。

    次作はしばらく先になりますが、よろしければまたお付き合いいただけましたら嬉しいです。

  • ほころびー1への応援コメント

    こんにちは

    真弓のお見合い、結婚からここに至るまでの複雑な心情に同情しますね。昔は普通の夫婦、家族を夢見ていたのでしょうから。

    ところで内容とは関係ないのですが、一番下のコメントをされた方への返信で、「いとうあさこさん、・・・浅田真央さんに似てる人ですよね?」のところで思わず絶句してしまいました。

    いえ、印象は人それぞれでいいんですけどね。いとうあさこさんがこの文章を読んだら喜ばれることでしょう。

    作者からの返信

    変形Pさま

    こんにちは。拙作へお越しいただき、どうもありがとうございます。

    真弓は結婚以来、気苦労が絶えなかったでしょうね。お見合いのときにある程度は予想がついていたでしょうが、ここまでとは思っていなかったでしょう。

    いとうあさこさん、浅田真央さんに似てませんか? あ、年齢から言うと、浅田真央さんがいとうあさこさんに似てるというのが正しいですね、いや、そう言う問題ではないのでしょうが…… (^^;)

    コメントに加え、素敵なレビューまで書いてくださったのですね! とても嬉しいです!

    どうもありがとうございました。

  • 山の端の月への応援コメント

    こんにちは。

    ここで、「彼」の過去、思いが明かされるとは!

    「誰かがまっすぐな恋情を差し出してきたなら、拒絶しなければならない理由がどこにある?」
    なのに、「川野」の思いは受け取らなかった。
    ベッドインを望んでないと、はっきりわかったから。
    そして、「八年間ずっと好き」が信じられなかったから。

    あ〜、「川野」が、信じさせる事ができていれば……。

    作者からの返信

    加須 千花さま

    こんにちは。拙作へお越しいただき、ありがとうございます。

    最後にこっそりこんな作品を放り込みました。はい、「彼」の過去、それに川野に対する思いです。

    川野はたしかに「彼」を好きだったのですが、ゲイである自分をひたすら否定しようとしていました。「彼」に愛されたいけれど、自分をゲイとして好きになってもらいたくはない。その結果、「彼」に対するひたむきな思いは川野自身の中で変質し、まっすぐな思いとして「彼」に伝わることはありませんでした。思い起こすと苦しいですね。

    コメントをありがとうございました。

  • ほころびー2への応援コメント

    おはようございます。

    弓道に素直に惹かれていく章くん。
    竹史さんはそれに懊悩していたんですね。
    たしかに、若い自分を見るようでいたたまれなかったのでしょう。

    いよいよ崎里ちゃんの登場です!

    作者からの返信

    加須 千花さま

    こんにちは。拙作をいつもお読みくださり、どうもありがとうございます。

    子供のころの章、可愛いですよね。

    章のふとした仕草が自分の子供のころを見るようで、竹史はどんどん恐ろしくなっていきます。でも、素直になれなかった竹史をすべてやり直していくかのように、章はみんなに愛されます。自分に似た章に、竹史は、恐怖と救いを同時に感じているのかもしれません。

    そして﨑里ちゃんの登場!

    コメントをありがとうございました。

  • ほころびー2への応援コメント

    お疲れ様でした。
    最期に時間軸が繋がりましたね。
    未来が分かっていて未来の話を知っているのに、読んでいるうちに竹史君たちの世代に引き戻されてしまっていたので、不思議な気分です。

    ここだけで終わってしまうと誰も救われない感じですが、イソヒヨドリで救われたり更にハクセキレイでは子供世代の幸せな形(若干難ありですが^^;)を迎える事を知っているので暗い気持ちにならないで済みますね。

    三部作合計で30万字超えですね。
    書かれた順番は発表された通りだと思いますが、過去を書く事で違う未来の形を書きたくなったりはしないものなのでしょうか?私には経験が無いので良く分かりません。

    仏教思想で輪廻からの解脱というものがありますが、ループする歴史の中でそれでも世界は変化していくみたいな姿を思い描いてしまいました。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みいただき、ありがとうございます。

    はい、これで振り出しに戻りました(笑)。まさにループです。ご指摘のとおり、ここで終わると、救いのない酷い読了感の話になります。先行する話を知っているからこそ、この「振り出しに戻る」が一条の光となれます。

    三部作はこの順序で書いています。違う形の未来を書いてみたい気持ちにはなりませんでしたが、手直しが必要か思われるところは出てきました。それに、さらに未来の妄想はしましたよ。裕佳子と章の子供が生まれたあとのことや、三代で弓を引くことなど……。

    振り返ると、いつのまにか三十万文字ですか、それだけお付き合いいただいたのですね。本当にありがたいことです。まだしばらく、カクヨムで遊ぼうと思っております、ゆるゆるとお付き合いいただければ嬉しいことです。

    星でのご評価および素敵なレビューコメントまで、ありがとうございました。

  • ほころびー1への応援コメント

    この時代は本当に親の介護が家族がかりでしたね。今でも継続はしていますが。
    遠方介護の問題は身近な問題ですが、それも自分が身軽ならなんとか、というところで、ダブルケアだとにっちもさっちも身動き取れませんよね。幸運なことに、この夫婦はどちらも就労人員なので、本来はそれが救いになる筈ですが、案の定、竹史は山のごとく動きませんか(^^;
    家族のバランスを何とか保っているのが、子供である章で、これが彼の発達の段階に影響を与えそうな気もするところですが、後の彼を見ても目立って感じることはなさそうで、この家族の共同体としての機能が上手く保たれたのだな、と感じます。竹史も章も別で問題を抱えていて、そちらに心のリソースを割かざるを得ないので、それぞれで解決できる部分は合理的に分業したのかな、という印象を受けました。

    作者からの返信

    カワセミさま

    こんにちは。拙作にお越しいただき、どうもありがとうございます。

    このダブルケア、本当に苦しいと思います。今では介護も育児も利用できるサービスがずいぶん増えましたが、今度は担い手不足という厳しい試練がもうそこまで迫っています。また、これからは親と配偶者の介護を同時にやらねばならない事例も増えるかもしれませんね。

    小嗣家も川野家も、母親が寝たきりでなく、わずかな介助で生活できる期間が長かったのが幸いだったと思います。特に小嗣の母のほうは、鬱からの体力低下を危惧した竹史が速やかに(彼が速やかに、とは珍しいのですが ^^;)帰郷を決めたおかげで、料理を始めとした家事もこなせる体力が維持され、それが章の負担軽減にもつながりました。真弓のほうが大変だったかもしれません。都市部ですので、利用できるサービスははるかに多かったと思いますが……

    竹史の個人的な悩みは一貫していますが、そろそろ章も自分の困難を自覚し始めます。父子ふたり暮らしの慌ただしさが、時間的にも心理的にも、悩み抜くだけの余裕を与えてくれなかったということはありそうです。

    コメントをありがとうございました。

  • ほころびー1への応援コメント

    佐藤宇佳子さん、こんにちは。

    竹史さんは芯がブレないお父さんですね~。
    あえて分かるように表現しないけど、その言動には子供を思っていることがよく分かります。

    真弓さんも、母親として心配する気持ちがあるでしょうけど……。
    子供達なりに、親の何かを感じとっているんでしょうね。

    作者からの返信

    もっこすさま

    こんにちは。拙作へお越しいただき、どうもありがとうございます。

    言われてみれば、そうですね。ずっと成長しないイコールぶれない、とも言えます(笑)。「成長っする/しない」には評価する人の主観がかなり入りますから、「ぶれない」と評価するほうがより適切な場合もありますね。

    ごく普通の夫婦のような意識で作った子供ではありませんでしたが、章が生まれたその時から、竹史の心の中には責任感と愛情があったのだと思います。本人は自覚していないし、もちろん、あからさまな表現もできていませんが。

    幼い子供たちとはいえ、親のことはよく見ていると思います。時に親が想像する以上のことを感じ取っていたりしますね。

    コメントをありがとうございました。

  • ほころびー1への応援コメント

    「朝飯は俺が準備する。章も真弓も心配せんでいい」
    どんなつもりで、竹史さんは言ったんだろうなぁ……。
    やはり、章くんと離れて暮らすのは、嫌だったのかな……。

    作者からの返信

    加須 千花さま

    こんにちは。こちらもお読みいただき、どうもありがとうございます。

    ひとつには、章がいまさら福岡に戻るのは嫌だというそぶりを見せたので、こちらにいられるようにしてやろうという気遣い、もうひとつには、加須 千花さまのおっしゃるように、竹史自身が章と一緒にいたいという気持ちがあったのでしょうね。

    竹史は自分の気持に鈍感ですが、間違いなく章に強い愛情を抱いていると思います。

    コメントをありがとうございました。


  • 編集済

    小さな爪ー4への応援コメント

    こんにちは。

    章くんが……良い子ですね……(´;ω;`)

    真弓さんの、いっぱいいっぱいになってる感情が、辛いです。
    抑えても、抑えても、真弓さんが辛いのを、章くんもくるみさんも、なんとなく気がついていたのでしょう……。


    追記。

    辛い、という感想ですが、それは読むのが辛い、のではなく、感情表現が鋭くできている、という事です。
    読むのが辛い、とは思っていませんよ!(^_-)-☆

    作者からの返信

    加須 千花さま

    こんにちは。拙作へお越しいただき、どうもありがとうございます。

    そうなのです、小学二年生の章、母ちゃん大好きっ子で、料理も大好きで、よくお手伝いをする甘えん坊だったのですが、父ちゃんのこともよく見ていました。ちやほやしてくれないけれど、きちんと相手をしてくれる人、と認識し、母ちゃんに対するのとは別の愛情を抱いていたのだと思います。

    くるみはこのときまだ幼稚園児ですが、それでも母ちゃんが疲れ切っているのはわかるでしょうね。子供たちが親に気を遣わないといけない状況というのは、苦しいものがあります。読む側も、苦しいですよね、すみません……。

    コメントをありがとうございました。

  • ほころびー1への応援コメント

    こんにちは

    実写版のイソヒヨドリシリーズですが、大人になった版の配役で竹史役は長谷川博己さんがいいんじゃないかと昨日の日曜劇場を見ていて思いました。朝ドラ「まんぷく」で主人公をやっていた人です。

    真弓役は難しいですよね。太目でいて美人じゃないアラフィフとなると…いとうあさこさんなんてどうでしょう?女優じゃないですが…。

    この時点では竹史君は40代前半ぐらいでしょうか。なかなかに転職というのは、技術職であっても難しいかなと思います。まぁそんな話でも無さそうですけどね。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。早速拙作お読みいただき、いつもありがとうございます。

    「ほころび」は一回で終了予定でしたが、ちょっと長くなったので、二回に分けました。

    長谷川博己さん、もちろん知らなかったので画像検索しました。なるほど、ちょっとこんな感じなのかもしれませんね。画像検索で引っ掛かる写真はにこやかなものが多いので、むくれたらどんな顔? というのがよくわからないのですが。

    いとうあさこさん、はい、こちらは知っていますよ! 浅田真央さんに似てる人ですよね? にこにこした印象の強い方で、こちらも、なるほどです。

    こうやって具体例を挙げていただけると、引き出しのない私でもイメージができるようになり、楽しいですね(^^)

    この時点での竹史の年齢は四十代半ばですね。転職は厳しいと思います。

    コメントをありがとうございました。

  • 小さな爪ー4への応援コメント

    真弓は竹史から別れを告げられる状況を恐れて、自分から予防線を張っていった結果として、「離婚」という言葉を用いた挙げ句に、事を大きくしちゃったのかなぁ、と思いました。
    結局、割りを食うのは子供で、章に両親の内のどちらかを選ばせたのも、二人の話し合いを重ねた上での事ならばまだしも、感情で動いた軽率さのような気がして残念ではありますが、真弓と竹史の馴れ初めや、すれ違いからすればこんな帰結になっちゃうよね、というある意味での納得感がありました(^_^;)
    結婚が必ずしも愛情で繋がる必要はないとしても、そうであるならばなおのこと話し合いが不足しているのが、子供への責任、という意味では、二人に不足があった所なのかなぁ、としみじみ総括しました笑

    とはいえ、親と子は別物である、という自明の理を、章の主張が語っているようで、幼い彼の心は明文化されないながらも、力強い期待を抱かされました。次の展開への強い牽引力を感じました。楽しみです(*^^*)


    作者からの返信

    カワセミさま

    こんにちは。いつも拙作にお越しいただき、どうもありがとうございます。

    真弓は心身共に疲労し、かなり追い詰められた思考モードになっていました。ただ、こういう最悪のパタンを想定して悪い方へと自分を追い詰めてしまうのは、やはり竹史との日常的なすれ違いと積もりに積もった焦りが根本にあると考えられますね。

    夫婦二人だけでなく、子供が入ってくると、話は難しくなります。別居や離婚のときに子供をどうするか、これに唯一無二の答えはないと思いますが、大人の決定事項の押し付けではなく、子供本人の意見を尊重することも大事かと思っています。その結果、真弓の思ってもいなかった事態となってしまいましたが、小嗣のばあちゃんが生きている間は、章はほぼ問題なかったでしょう。むしろ、くるみにしわ寄せがいっていなかったかと心配です。

    『イソヒヨドリ』や『ハクセキレイ』の時にはややあいまいだった父と息子の違いが、ここにきて明らかになり始めているように、私自身、感じています。本編は次回で一応最後となります。この流れが次回にどう引き継がれていくか、見守っていただければ嬉しいです(´∀`*)

    コメントをありがとうございました。

  • 小さな爪ー4への応援コメント

    こんにちは

    奥さんに先立たれるか、離婚した男は寿命が短くなるそうですが、逆に離婚したり旦那に先立たれた女性は長生きするそうですね。

    何とも悲しい話です。

    因みに男の平均寿命は80台ですが、独り身だと死亡の中央値は68歳だそうです。年金が後ろにずれたら、ほぼ払うだけになっちゃいますね。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。拙作をお読みいただきありがとうございます。

    死亡中央値だけでまとまったデータはないかなと思ったら、こんなのがありました。

    https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/afc7fac67c5e9a7cf41f0c1096096c5851c25872

    15歳以上および50歳まで生きた人たちの配偶関係別死亡年齢中央値がそれぞれ掲載されていますが、どちらも未婚男性が突出して低いですね、たしかに。50歳以上でも同じ傾向なのですから、男のほうが若いうちの死亡率が高いから、という理由ではなかったのですね。

    突き詰めていくとなんだか悲しくなりそうなので、止めておきます(^^;)

    コメントをありがとうございました。

  • 小さな爪ー2への応援コメント


     竹史は検査の結果、急性虫垂炎で手術が行われたが、ひどく化膿しており、腹膜炎の一歩手前だった。
    あれだけ虫唾が走るほど拒絶していたけれど、竹史は川野真弓と結婚したのですね!今後どうなることやら?
    展開が楽しみです。

    あっ!ありがとうございました。
    おマル様の恋愛ですが、この後どうなることやら……😅

    作者からの返信

    tamaちゃんさま

    こんにちは。拙作へお越しいただき、どうもありがとうございます。

    竹史は人嫌いで体を触られたりするのも大嫌いなのですが、真弓が何もせずにそばにいるだけなら、我慢はできたのです。しかも、自分の事情を知ったうえでの求婚です。それもあって結婚を決めたのでしょう。

    おマル様、なかなかうまくいかなさそうな予感ですが、密かに応援しています (^^)

    コメントありがとうございました。


  • 編集済

    佐藤さま、こんにちは!

    祐介さんの告白、今このタイミングでと思ってしまいましたがなんとかうまくいって良かったですね。これから物語が大きく動き出しそうな予感がします。弓を射る描写やパフェを食べにいくシーンなど、若いからこその瑞々しい空気感が物語の節々に溢れていて、いいなぁって思いました!

    作者からの返信

    深海かやさま

    こんにちは。拙作にお越しいただき、どうもありがとうございます。お読みくださること、励みになっております。

    そうですよね、このタイミングで言うのは乱暴にも思えます。高原の竹史への思いをはっきり知ったこと、それに普段強気な高原のしおれ具合に、祐介はかなり動揺し、放っておけないという気持ちが暴走してしまいました。今押せば、もしかして……という打算もいくらかあったかもしれませんが、いずれにせよ、祐介にとっては大きな賭けだったかと思います。

    弓道のシーン、この先ちょっとくどいくらいに出してしまっております。雰囲気を楽しんでいただけると嬉しいです。

    コメントをありがとうございました。

  • 小さな爪ー3への応援コメント

    こんにちは

    男女間の愛だけでなく、親子間の愛すらも竹史君には理解不能なようですね。でも理解はできなくともそこには愛があるように感じます。自分の子供をもつという部分には、根源的な何かが反応したんでしょうね。でなければ作らないでしょうし。

    しかし第二子も設けたのはなぜなんでしょう?女の子も欲しくなった?真弓さんが願った?時代的にそれが普通だったから?

    家族が四人になったら、偏食な竹史君は完全なマイノリティになりますが、育ち盛りの子供もまた趣向が違うのでメニューの構成が難しそうです。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。拙作をお読みくださり、いつもありがとうございます。

    竹史自身、子に何らかの感情を持たねばこの先やばいと察し、恐怖を感じつつも出産に立ち会いました。それが功を奏したのか、それとも、新生児の頼りなさに、意識下の何かが反応したのか、子供に負の感情を持つことはありませんでした。むしろ、愛に近い何かを感じていたのだと思います。本人は意識できていませんが。

    二人目を作ったのは、真弓が強く望んだというのがもっともありそうです。

    食事は、真弓が頑張ったのでしょうね(^^;) 竹史のアレルギー体質が章とくるみに受け継がれなかったのは幸いでした。

    コメントをありがとうございました。

  • 小さな爪ー3への応援コメント

    おはようございます。

    竹史さん、パパになる。

    真弓さん、「いつもたなびいては消えていった行き場のない思いも、実はきちんと受け止められていたのかもしれない。そう考えると、少しだけ温かな気持ちになった。」
    これがあったから、竹史さんと一緒にいられたのかもしれないですね。

    ちっちゃな爪、アサリの水管、表現が良いですね〜!

    作者からの返信

    加須 千花さま

    こんにちは。拙作をお読みくださり、いつもありがとうございます。

    はい、リアクションに乏しい竹史ですが、ごくごくまれに、真弓の心を動かすような何かが竹史の行動にのぞきました。だからこそ、寂しいなあ、苦しいなあと思っていても、真弓は竹史に惹かれ続けたのだと思います。

    ちっちゃな爪、アサリの水管の表現を拾っていただき、とても嬉しいです (^^)

    コメントをありがとうございました。

  • 小さな爪ー3への応援コメント

    人は他者が自分に与える行動によって、相手の心のありようを計るものだと思いますが、竹史の行動動機と真弓の受け止めに相当な隔たりがありますね。
    互いを誤解したままでも、思いやりがあったり、包みくらます度量があればうまくやっていけるでしょうが、竹史には難しそうな気がします。
    未だに他者への想像力や共感性が培われないのがもどかしいです(^_^;)

    作者からの返信

    カワセミさま

    こんにちは、拙作をお読みくださり、いつもありがとうございます。

    竹史の場合、生きていくための最低限のコミュニケーション能力をかろうじて身につけ、あとは拒絶といったていですから、相手の行動でその心を察することも苦手なら、自分の行動で相手が何を察するか想像することもできなさそうです。社会性を身につけるには、意識的であるか、あるいは集団でもまれる必要があるのではないかと思うのですが、竹史はどちらも回避しています。これでは成長しようもありません(汗)

    真弓は竹史のことをよく知らぬまま、丸ごと引き受けた感じなのですが、過去も知らなければ会話もない相手の心のうちを推し量るのは至難の業ですね。

    竹史も真弓や子供たちに何も感じていないわけではないのですが……自分の気持にも鈍感なのです (;´д`)

    コメントをありがとうございました。

  • 小さな爪ー2への応援コメント

    こんにちは。

    竹史さん、このタイミングで急性虫垂炎になっていなかったら、人生はまた違ったものになっていたでしょうね……。

    真弓さんが物語に登場してくれて、嬉しいです。真弓さんの明るさ、好きです。

    作者からの返信

    加須 千花さま

    こんにちは。拙作をおよみいただき、どうもありがとうございます。

    はい、このタイミングでの急性虫垂炎が、竹史の人生の方向性を大きく決定づけています。よりによってこんなときに……ではありましたが、もし発病していなければ、今ごろ章は生まれてませんね。

    真弓を気に入って下さり、ありがとうございます(^_^) この物語の登場人物のなかでも、真弓のおおらかな明るさは群を抜いていますね。このさき一時的に追い詰められはしますが、それでも自分を見失うことのない人でした。章はもちろんのこと、竹史も気づいていないものの、彼女の存在に支えられています。

    コメントをありがとうございました。


  • 編集済

    小さな爪ー2への応援コメント

    こんにちは

    展望塔から市場という事は、福岡タワー→長浜ではなく
    博多ポートタワー→ベイサイドプレスといった感じでしょうか?
    近辺の救急外来をやっていて手術が可能な病院と言えば原三信病院ですね^^。

    しかし大分渋いデートコースです。
    個人的には大濠公園の市立美術館→鴻臚館跡を推します。
    これはこれでドン引きされそうですが…^^;。

    話は物語に戻って、いくら偽装結婚とは言っても全く興味の持てない相手にそんな提案はしないでしょう。受ける方もそれは同じじゃないかなと思います(竹史は意識していないと思いますけどね)。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。拙作におこしいただき。ありがとうございます。

    すみません、ルートは全然考えておらず、わりと適当に書いていました(^^;) 「福岡」と地域限定しているのだから、もう少しきちんとスポットの位置関係をチェックしておくべきでしたね。

    訪れた場所は全て真弓チョイスですね。映画以外は食材や料理に関係するところでしょう。

    「大濠公園の市立美術館→鴻臚館跡」コース、個人的には興味ありますね。でもデートで美術館って、実際はどうなんでしょう? 一緒に鑑賞するのって、難しいですよね? 出る時間だけ打ち合わせて、中では自由行動なのでしょうか?

    真弓は初対面から竹史が気になっています。彼女の結婚の提案には竹史への好意と将来への期待がいくらか潜んでいたことでしょう。竹史はこの時点では何も感じていないです。ただ、初対面の人間と一緒にいて強い不快感を感じていないというのは、彼にとって珍しいことです。

    コメントをありがとうございました。

  • 小さな爪ー2への応援コメント

    竹史にとっては、真弓の提案に乗った体でしょうが、彼女の看護師らしい献身に触れなければ思い切ることはなかったような気がします。そうであれば、不幸中の幸い、天の采配だったのかもしれませんね。
    でも、先の時間軸からすると、うーん、どうなるんでしょうか。押しには弱いのに頑固とか、難しい〜。頼むよー竹史(^^;)

    作者からの返信

    カワセミさま

    こんにちは。早速拙作へお越しいただき、どうもありがとうございます。

    おっしゃるように、真弓の献身が結婚へと踏み切ったきっかけになっていると思います。この献身、抱きかかえられるのが嫌と見るや、より接触の少ない介助に切り替え、さりげなく気を遣っています。他人の配慮に鈍感な竹史は気づいていませんが、無意識のうちに感じ取るものはあったのでしょう。

    上司や社会からのわずらわしい干渉から一刻も早く解放されたい竹史です。真弓の共存に意識下で気安さを覚え、その彼女に自分の性指向を勘づかれ、性的な関係は不要、同じ家で暮らす他人としての関係で良いという条件を示されれば、じゃ、乗ってもいい……となるのも無理からぬことかな、という感じです。その先のことを想像しないのは、受動的な竹史らしい危うさですね。

    頑固な人って、意外に特定の方向からの押しには弱かったりしませんか(特に深い意味はありません ^^;)。

    コメントをありがとうございました。

  • 小さな爪ー1への応援コメント

    上司の人は仲立ちする気があるのかないのか、面白い勧め方をしてますね笑
    いよいよ真弓さんの登場ですが、この拗らせた竹史を受け止め得るのはたしかに彼女しかいないな、とも思いますし、ここまで拗らせているのに更に複雑にしてしまうのか、という気もします汗
    きっと、納得に足る言葉を与えてくれるのが彼女なのかなという気がしていて、期待したいです。

    作者からの返信

    カワセミさま

    こんにちは。拙作お読みいただき、どうもありがとうございます!

    あ、ハードル、上げられてます(笑)? 

    拗らせに拗らせた竹史です。人の言葉はなかなか心にしみることはないです。本当はしみるものもあるのですが、竹史はそのことに気づきません。

    真弓の存在は竹史のメンタルをそれなりに大きく支えていたのですが、本人はそれを自覚せずに生きていきます。章が高校一年生になり、あの一連の出来事が起きるまで。

    コメントをありがとうございました。

  • 小さな爪ー1への応援コメント

    こんにちは。
    傷口を一応は糊塗しても、完全に快癒するにはあまりに大きい傷でしたね。このことがなくてもおそらく生きづらさに悩むことは避けられなかったんだろうなと思いますが、祐介の拒絶はそれを決定づけたんだろうなと。
    一方で、祐介の立場に立てば、仕方ないなとも思います。気持ち悪いかどうかはともかく、友情を汚されたようで許せない、と多感な少年に感じられてもおかしくないなと。そうなると必要以上に口汚く罵ってしまうものですよね。
    ……と、ここで昭和まる出しな上司のお節介が、竹史たちの運命を変えていくわけですね。

    作者からの返信

    久里 琳さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みいただき、ありがとうございます。

    理想の人生設計を滞りなく実現させるべく努力を続けていた祐介にとって、竹史の発言は青天の霹靂でした。祐介自身、竹史に他の同級生たちとはやや異なる感情を抱いているという心当たりがあったので、それが逆に竹史に対する拒絶感を強める理由になったのでしょう。

    祐介が理解しがたい自分の気持ちをかき消そうとやっきになって吐き出した強烈な言葉、それを浴びせられた竹史は、ずっとそれを引きずって生きることになります。

    そこに現れたおせっかい上司、いやあ、平成初期ごろまでは実際いたようですね。個人的なおせっかいというよりは、社会の機序がそうなっていたということで、だからこそ質が悪いのですが (^^;)

    コメントをありがとうございました。

  • 小さな爪ー1への応援コメント

    佐藤宇佳子さん、こんにちは。

    最初のほうで描写している
    「怪我を負った~」
    から4行ほどの部分なのですが。

    こう、文章に心がグググって引っ張っていかれたんです。
    竹史さんの気持ちが、すっごい伝わってきたんですよ。
    とても印象的でした。

    歯を抜く表現もそうですが、佐藤宇佳子さんの描写(比喩)は特に、独自の雰囲気がありますよね。
    私も比喩は好きなのですが、こんな風に書けないので、小説を書くうえで、一つの強い武器なのではと、そう思いました。

    作者からの返信

    もっこすさま

    こんにちは。拙作をいつもお読みくださり、ありがとうございます!

    鳥を生きる道しるべにしたところ、グググときてもらえましたか。嬉しいお言葉です。いつも、ああだこうだと悩みつつ、おそるおそる執筆しているので、そうおっしゃっていただけると、するすると緊張が解ける気がします。

    比喩もね、ちょっと多いかなとか、大げさかなと思うことがあるのですが、抜歯はこの雰囲気に合うかなと思っています。もっこすさまに気に入っていただけたのならは嬉しいことです。

    コメントをありがとうございました。

  • 文化祭ー3への応援コメント

    こんにちは。

    佐藤様の息を呑む程の丁寧で繊細な情景描写にもうずっと圧倒されています…。私は語彙力がなくて、今の自分の気持ちをうまく言語化出来なくて凄くもとがしいのですが、とにかく本当に素晴らしいお力だと思います。

    登場人物ひとりひとりの心の揺れ動きが手に取るように分かり、身体や背景の描写は今この瞬間も私の目を通してみているようです。まるで私自身その世界で生きている気持ちにすら駆られ、物語への没入感が凄く心地いいです。これからも楽しみに読ませて頂きますね。

    作者からの返信

    深海かやさま

    こんにちは。拙作にお越しいただき、どうもありがとうございます。

    私のほうこそ、『雪忘花』の繊細で緻密な表現に圧倒され、息をのみながら拝読させていただいております。過分なお言葉をいただき恐縮です。でも、とても嬉しいです。

    物語への没入感が気持ちよいと言っていただけたのは初めてでした。自分で書いておきながら……なのですが、私の作品は暗く、登場人物に酷な展開が多いので、読み手に優しくないなと思っていたのです。も、もしかすると、この先、深海かやさまも、没入してしまうがゆえに苦しくなるかもしれません。ただ、その苦しみは、どこか、新奈や港が持ち続けたものと通ずるものがあるのかもしれません。

    コメントをありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

  • 小さな爪ー1への応援コメント

    こんにちは。

    ははは……上司の粘り勝ちですね。
    歯医者で治療されてる表現がすごくマッチしてます!

    作者からの返信

    加須 千花さま

    こんにちは。いつも拙作お読み下さり、ありがとうございます。

    こんな時代もあったね......です、はい。

    自分から積極的に行動せず、すべてに否定的な竹史ですが、度を超えたごり押しには弱いのです。上司のねちっこい説得にとうとう屈してしまいました。

    抜歯の挿入、気に入って下さり、嬉しいです(*^^*)

    コメントをありがとうございました。


  • 編集済

    小さな爪ー1への応援コメント

    こんにちは

    竹史君は福岡でしたか…
    しかし福岡にある半導体メーカーの研究開発部門というのは今ではかなりレアな感じですね。昔はかなりの生産量があったみたいですが名残は全然感じません。一応県としては後押ししているみたいですが、実生活でそっち分野の関係者と関わることは今まで無かったです。

    確か昔大分は日本のシリコンバレーと呼ばれていたような…。今からは熊本が凄い事になるので、その手のベンチャーも福岡で増えてくれればうれしいですね^^。

    時代的にはまだ社内で見合い話が出る頃ですか、今だとそれもなんとかハラスメントと言われそうです^^;。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、ありがとうございます。

    今は昔、ですね、さまざまに。

    半導体関係、大分もそうだったんですか。空港から佐伯に向かう高速バスがジャパンセミコンダクター前を通りますが、あそこもかつては大いに栄えていたのでしょうね。

    熊本効果、大分にも波及することを祈っています。

    聞いたところによると、四十年ほど前(?)は結婚していることが昇進するための暗黙の必須条件であり(もちろん男限定)、会社は当然のように独身者に結婚を勧めていたとか。

    いつごろまでその風潮があったか把握していませんが、これもまた地域性が大きそうです。そして九州は、最近までそうだったんじゃないでしょうか(^^;) 今やったら、完全にハラスメントですよね。

    コメントをありがとうございました。

  • ハシボソガラスー2への応援コメント

    佐藤宇佳子さん、こんにちは。

    竹史さんは、勇気を出して伝えたんだなって思いました。
    なかなか出来ないですよね、その気持ちを正面から相手に伝えるってのは。

    弓道を介した関係と、そうでない関係と。
    あぁ……交差してしまう……。

    でもですね、未来では繋がっている。
    個人的にはそう考えているので、良かったって思いますかね~。

    だって、一緒に弓を引こうって、言いだしたのは祐介さんだし!

    作者からの返信

    もっこすさま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、ありがとうございます。

    時代は平成初期、しかも九州の田舎、同性愛への理解は望むべくもなかったです。しかも相手は裕介です。すでに高原を伴侶と定め、思い描いた自分の人生設計を実現させるべく邁進している今、竹史の横槍は腹立たしいものだったかもしれません。

    そう、弓道を介した関係と、そうでない関係とでは、祐介の竹史に対する思いはまったく違うんですね。

    竹史の発言に衝撃を受けている今、冷静になれない祐介は竹史を徹底的に遠ざけようとしていますが、結局は裕介だって弓道を忘れきることはできません。それはつまり、竹史を忘れきれないということでもあります。それを意識できるようになるまで、長い長い時間を要しますが、その結末が準備されていること自体、もう救いであると思いたいです。

    コメントをありがとうございました。


  • 編集済

    ハシボソガラスー2への応援コメント

    おはようございます。

    「俺はおまえの射が、なにより好きじゃ」
    祐介さんのトドメを刺すかのような、残酷な言葉……。

    そうか……。弓道場で告白、撃沈、その後、もう二度と竹史さんは学校に来なかったのですね……。

    ただ、抱きしめて欲しかっただけ。

    女なら、
    ───キスして。
    ───ねぇ、ホテル行こうよ。彼女がいるのは知ってるけどぉ、三年間ずっと好きだったの。あたしと一回だけ……。ねっ?
    とか、言える。(いや、架空のキャラを今、造形。女が誰でもそう言えるわけではない。)
    女は「あたしをあげる♡」作戦が使える。でも、竹史さんは、使えない。
    男だから、ただそれだけで。

    抱きしめて欲しかった、それ以上は望んでいなかったのに。

    作者からの返信

    加須 千花さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、ありがとうございます。

    祐介の「俺はお前の射が、なにより好きじゃ」も、今の竹史にはむしろ苦しさが増す言葉でしかありませんでした。

    竹史には、自分の祐介への恋は叶うはずがないとわかっていました。結末がわかっていながら自分の気持ちを伝えずにはいられなかったのは、恋なんて理屈じゃないとも取れますし、いつまでも駄々っ子っぽさが抜けきれない竹史の性格ゆえとも考えられます。さらには、祐介に依存しきっている竹史の甘えとも取れます。

    進路のこと、家のこと、それに高原のことでも神経質になっていた祐介には、竹史の言葉が、すべてを台無しにしかねない爆弾のようなものに思えたかもしれません。タイミングも、とても悪かったです。

    架空のキャラ子さん……実際、いそうです (^^;) そして、祐介も竹史もキャラ子さんを冷ややかににらみつけそうですが、彼女を優しく受け入れ望みを叶えてくれそうな人が「おまけ」に登場します。

    コメントをありがとうございました。

  • ハシボソガラスー2への応援コメント

    竹史には残酷ですが、当然の帰結でしたよね(-_-;)
    祐介の性的嗜好やマッチョイズムな性質、時代や年齢からしても、受け止める度量があるとは思えませんし…。
    そもそも、好きではない人に、その意味で抱きしめてほしい、というのは、どんな状況であっても難しいかもしれませんね。
    と思うと、竹史は祐介に何を期待して言ったのか、彼自身の苦悩に比して、相手や周囲への認識の掘り下げ、というか、解像度のようなものが低い所が、物語全体を通してあるような気がします。
    そのアンバランスさが、純粋さにも似たようにも見えて、それが、竹史の射の魅力にもつながっているのかな、という気もしました。

    作者からの返信

    カワセミさま

    こんにちは。拙作にお越しいただき、ありがとうございます。

    自分の思いを受け入れてもらえないことは、当然、竹史にもわかっていました。ただ、受け入れも理解もできずとも、受け止めてもらいたい、と願っていたのでしょう。抱きしめることはその象徴であり、それであきらめをつけよう、と竹史は考えていました。ゲイであることを竹史自身素直に受け止めることができておらず、自己肯定をいつも頼り切っていた祐介という外部に委ねた感があります。

    相手の都合を考えずに感情で突っ走るのは、竹史のごく感覚的な射とも相通ずるところがあります。全てがそこに集約され、他に一切頓着しないような。純粋さといえば聞こえは良いですが、傑出したひとつを除いた残り全てにおいて、軋轢を生み、生きづらさに繋がるような気がします。とてつもない魅力があるにもかかわらず、親しく付き合うには多くの人が二の足を踏みそうなタイプですね。

    コメントをありがとうございました。

  • ハシボソガラスー2への応援コメント

     こんにちは

     まぁそうなるよなと思いました。今だと社会的云々で拒絶する言い方も変わるんでしょうけども、時代的にはそんな感じでしたよね。

     ただ男女の別なく好きな人が受験を控えた大事な時期に、その動揺を誘うような事を自分の欲求のままに平気でしてしまうのは、人としてどうなんだろうとは思います。せめて受験が終わるまで待っとけよって感じですね^^;。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。拙作にお越しくださり、ありがとうございます。

    はい、ここは『イソヒヨドリ』ですでににおわせていた顛末ですから、最初からお読みの方々には、そうだろうな……となると思います。

    祐介に伝えるタイミングは、おっしゃるとおり非常に悪いですね。いまだ、子供じみており、祐介には依存しきってしまう竹史らしい行動といえるかもしれません。

    コメントをありがとうございました。

  • ハシボソガラスー1への応援コメント

    こんばんは。

    「インターハイ出場と入賞という快挙を遂げたのち、祐介、竹史、そして高原たち三年生は弓道部から引退した。」
    お疲れさま!!

    部活を引退し、祐介さんと会う機会が減り、竹史さんが切なそうな目をしている……。

    作者からの返信

    加須 千花さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。

    引退した三人へのねぎらいのお言葉、ありがとうございます! 

    高校生は忙しいです。部活を引退したと思ったら、すぐに受験勉強です。……というか、医学部志望者はそれで間に合うのか、ちょっと心配ですが。

    祐介が猛勉強を始め、高原がそれをサポートし、竹史はひとり、置いていかれたように感じているのでしょうね。つい、祐介に声をかけてしまいました。

    コメントをありがとうございました。

  • ハシボソガラスー1への応援コメント

    高校生で父親を亡くし、家父長意識の強い男の子だったら、気負いとプレッシャーは相当なものだと思います。
    容子がそれを支えてくれるのは祐介にとってとても心強いでしょうね。
    そんな状況にあって、むしろ距離を置かれる事そのものについて、竹史がどう理解しているのか、はなかなか描かれないので、次回以降でいよいよ明かされるのか、また、祐介か竹史に何を語るのかも気になります。

    作者からの返信

    カワセミさま

    こんにちは。何時も拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。

    祐介の心中を推し量ってくださり、恐縮です。おっしゃるとおり、父親を亡くして以降、祐介は常に将来に対するプレッシャーを感じ続けていたでしょう。容子を葬儀に列席させ、すでに婚約者然とした扱いをしていたのもそうですし、インターハイ終了後、スタートダッシュの遅れを取り戻すべく必死になって勉強しているいま、流れをせき止めるような行為には、きわめてナーバスになっていると思われます。

    竹史は竹史で苦しんでおり、容子に対する嫉妬から、祐介の気持を思いやるゆとりはまるでありませんね。そこを斟酌できていれば、ふたりの関係性はがらりと変わっていたのかもしれません。

    次回で彼らの関係に一区切りつきます。

    コメントをありがとうございました。

  • ハシボソガラスー1への応援コメント

     こんにちは

     嫉妬心というのは恐ろしいものです。まだ若かりし頃、嫉妬心に支配されそうになったことがあります。愚かだなとは思いますが、人生経験としては悪くなかったと思っています。ストーカーになる人の気持ちとかは、あの経験が無ければ決して理解できなかったでしょうね。

     今はそんな感情が湧き起こる事すら無くなってしまったので、昔の自分が懐かしくもありうらやましくすら思えます。ネガティブな感情も前向きに昇華させていければいいと思うんですが、竹史君には無理そうなのでちょっと心配ですね^^;。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みいただき、どうもありがとうございます。

    負の感情を一切抱かずに生きていくのはおそらく無理でしょうね。だからどうやってその感情をうまくやり過ごすかが鍵になるのでしょうが、その感情に激烈にとらえられている間は、ひとまず抑えることに終始するしかないのではないでしょうか? 

    それを良い経験とするとか、前向きにとらえるとかいうのは、劇症がおさまったあとの話なのだと思います。竹史の場合、それはいつになるのでしょうね。大学院を卒業したあたりかなあ。

    竹史も、この経験をその後の人生でまったく生かせなかったかというとそう言うわけでもなく、「耐え方」「苦しみを抱えたままで生き延びるすべ」を学び取っています。建設的とは言い難いですが、それもまた、生き方のひとつです。上手に耐えるって意外と大事だと思います。

    ところで、十三岡繁さまの作品にストーカーものってありましたっけ? なければ、ぜひ挑戦していただきたいですね。

    コメントをありがとうございました。

  • インターハイー4への応援コメント

    佐藤宇佳子さん、こんにちは。

    弓を介して伝え合うその気持ち。
    いいですね!

    人に見られる事がとても嫌いなのに、それでも祐介さんのために弓を引く竹史さんの強い気持ち。

    勝つことよりも大事な気持ちがあって、竹史さんは本当に祐介さんが好きなんですね~。

    作者からの返信

    もっこすさま

    こんにちは。拙作をいつもお読みいただき、ありがとうございます!

    カクヨムでもいくつかインターハイに言及した弓道小説を読みましたが、みなさん試合に真剣に向き合っていて、こんな甘っちょろい覚悟の選手がいたら噴飯物だろうな……と後ろめたさがあります (^^;)

    でも、弓道家といえどもまずは人間。みんながみんな、常に弓道至上主義で生きられるわけじゃないよね、と開き直って書かせてもらいました。

    はい、竹史にとっては、弓道の試合で勝つことより、祐介を喜ばせる射をすることのほうが大事です。

    コメントをありがとうございました。

  • インターハイー4への応援コメント

    こんにちは。
    弓道は技術も大切なのでしょうけど、その上の精神的なものが勝負を分けるんでしょうね。研ぎ澄まされていったり迷いでぶれたりする様子が、読む側の緊張感をも高めるように思えます。

    作者からの返信

    久里 琳さま

    こんにちは。拙作をお読みいただき、どうもありがとうございます。

    はい、おっしゃるように、技術の習得は必須ですが、それだけでは越えられない壁のようなものが厳然とそびえているように思えます。弓道特有の「病」と呼ばれる克服困難な悪癖も、精神的なものから生まれてくるようです。

    どのスポーツも突き詰めればそうなのかもしれませんが、弓道はその傾向が強いように思えますね。

    コメントをありがとうございました!

  • インターハイー4への応援コメント

    こんにちは。

    「頬を上気させた祐介が奮起に潤んだ瞳で竹史をねめつけた。」
    ここの表現、好きです!

    竹史さんは、ゆうさんと、ふたりで、弓をひきたい。それが望みなんですね……。

    作者からの返信

    加須 千花さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しいただき、どうもありがとうございます。

    試合の合間に竹史を睨んだ祐介の目つき、お褒めいただき光栄です! 状況はまるで違えど、強い興奮状態にあるという意味では同じですからね、竹史の胸をつくような目つきになってしまいます。

    その目を見て、竹史の憑き物が落ちるのも、個人的には気に入っています。

    竹史は弓道が好きだけれど、そこには「ゆうに見てもらいてえ」という気持ちが強くあります。さらに、ゆう以外に大勢の観客がおるんなら、いっそ弓道なんてやめるほうがいい、それくらい周囲の目を嫌悪してますね。

    コメントをどうもありがとうございました。

    編集済
  • 家を守るー1ー1への応援コメント

    『恥ずかしいやん』あの夏の海、彼との思い出が頭をよぎっちゃったんですね。
    もしかしたら、祐介も竹史わ受け入れていた未来があったのかなぁ。

    作者からの返信

    矢口こんたさま

    こんにちはっ! 拙作へお越しいただき、どうもありがとうございます。

    はい、「恥ずかしいやん」はあの日の竹史のことばでした。ただ祐介にはなぜそれがよりにもよってこんな時によみがえったのか理解できず、むしろ腹立たしい思い出となってしまいました。

    祐介が竹史をただの友達以上の存在と感じているのは確かなのですが、同時に彼は「本家」「長男」「血筋」を誰より強く意識し、使命感を持っています。それを邪魔する感情は無意識のうちに押し殺していますので、潜在意識に恋愛感情に近いなにかがあったにせよ、それが顕在化することはなかったでしょう。そんな時代でもあったんですよね。

    コメントをありがとうございました。

  • インターハイー4への応援コメント

    特訓の成果は出たようですね。
    ですが、竹史のモノローグの端々に、自己決定や幸福追求を、自分の外に委ねている様子がありますね。想いをかける相手へ傾倒ではなく、自己の移譲であるなら、やはり良くない傾向である気もしますがどうなんでしょうね。
    とはいえ、自分というものが見えにくい竹史の輝く時を容子は知っている筈。その辺りを足がかりになんとか変化があるといいのですが。

    作者からの返信

    カワセミさま

    こんにちは。いつも拙作をお読みいただき、ありがとうございます。

    弓道に関しては、特訓のかいがありました。

    ただご指摘いただいたように、竹史が確固たる自己とそのよりどころとなる基準を自分の中に構築できていないのは、これ以降の彼の人生においてさまざまな場で障壁となって現れます。全てにおいて消極的なこともそうですし、祐介を諦めることができずいつまでも引きずり続けたことも、それが影響しているでしょう。彼にとってそれが一概に悪いと言えるかどうかは別問題として。

    容子のような存在がずっと近くにいれば、のるかそるかの賭けでもありますが、竹史が大きく変わっていた可能性はあるでしょうね。耐えしのぶことに対する耐性がそれなりに高かったため、竹史は自己の外部基準を失うと、ただ内に引きこもり耐える生活を続けることになります。苦しさや不都合に出会ったときに、このままでは良くないと自ら思わない限り、変わることは難しいですね。

    苦しい展開が続きますが、その中に、小さいながらもいくつかの変化が現れます。見届けていただければ嬉しいです。

    コメントをありがとうございました。

  • インターハイー4への応援コメント

    こんにちは

     個人戦で祐介君と竹史君が同じ射場にいたなら、結果はどうなっていたんでしょうね?

     決勝最後の舞台を二人で戦えたならそれこそ最高だったような気がします。その為にも竹史君には我慢して集中してもらいたかったところです。

     しかしインハイで個人戦全国二位、団体三位は凄い成績ですね。校舎に垂れ幕がかかるレベルです^^。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。いつも拙作お読みいただき、ありがとうございます。

    同じ射場でというか、祐介が竹史の前方で行射していたら、もう少し我慢のしようもあったのかもしれません。でも、祐介がいないと集中できないという時点で、もう彼の限界が見えているような気もします。

    団体・個人ともに入賞というのは、めっぽう強いことになりますね。実際は母校の記録を見ても、全国大会で入賞記録はあれど団体か個人かであり、ひとつの大会で両方というのは見つけられませんでした。先日帰省のおり、剣道部女子の入賞で垂れ幕がかかっていたのを見ました(^^)

    コメントをありがとうございました。

  • インターハイー3への応援コメント

    佐藤宇佳子さん、こんにちは。

    弓道に対する書き手の気持ちが、描写のいたるところに散りばめられてますね。分かります。
    非常に濃厚だと感じました!

    別作品として、普通に弓道小説を書いてみても面白いのでは?
    と思いました(^^)

    竹史さんの「陰」と、高原さんの「陽」といった表現が、どういった弓を引くのか、よくイメージできますね!

    そうなんですね、これがイソヒヨドリに繋がっていくんですね~。
    とも感じました!

    作者からの返信

    もっこすさま

    こんにちは。いつも拙作をお読みいただき、どうもありがとうございます。

    「弓道に対する書き手の気持ちが、描写のいたるところに散りばめられてますね」

    ええ、ええ、もう、弓道への愛がだだもれですね( ´∀`) 我ながらここまでベタ惚れになるとは思ってませんでした(笑)。

    ただ、現段階でストレートな弓道小説を書くのは、やっぱり気が引けます。「インターハイ」を書いていて痛感しましたが、きちんと弓を引く経験を重ねないと、技術的なことを書くのは厳しいです。当たり前ですね。

    ……とか言いながら、『ハシボソガラス』が終わったらさみしくなって、気づいたら書いちゃうかもしれませんが。

    そう、ここから長い時を経て、イソヒヨドリに繋がっていくのです。

    コメントをありがとうございました。

  • インターハイー2への応援コメント

    竹史にしてみれば、祐介と容子の付き合いはショックで複雑な気持ちになるのは当然でしょうが、それを抜きにしても幼馴染みで今まで四六時中一緒にいた友人が、異性との交際をきっかけに共に過ごす時間が少なくなったなら、自己の交友関係を見直すきっかけにはなるだろうとは思います。
    祐介はそう単純には考えられないようなのが、少し意外と言うか、繊細な人なんだな、とも感じますし、なにより竹史がそんなにジロジロ見てたんじゃやりにくいよね(^^; と気の毒にもなります。
    その意味では、内向的な竹史は相手から見て自分がどう映るのかを考えて行動することが苦手そうですね。自己の客観視が難しいと、相手との距離感を測るのも難しいでしょうし、それが、程よいバランスで祐介に接することを困難にしている一因なのかもしれませんね。
    と言っても、好きな相手に初彼女(でよかったでしょうか??)ができた衝撃の強さで、反応に苦慮するのはよくわかります。ナイーブな性質も抱えているとなると、一層、内向きになってしまうのかなあ。完全に離れるか、完全に押し殺すかの二択しか思いつきませんが、そんなふうにはふんぎれないかなぁ。どうなるのやら。

    作者からの返信

    カワセミさま

    こんにちは。拙作へお越しいただき、どうもありがとうございます。

    「幼馴染みで今まで四六時中一緒にいた友人が、異性との交際をきっかけに共に過ごす時間が少なくなったなら」

    この言葉にどきりとしました。姉のように毎日べったり一緒にいた従姉との関係を思い出して…… (^^;) ああ、こういうふうに、気づかぬうちに自分の経験が反映されるんですね。

    それはさておき、竹史の人間づきあいが不器用すぎるのは否めないですね。一度心を許したら、もうその人一筋というのは、自分にも相手にも、リスクと負担が大きすぎます。

    ご指摘のように、竹史は自己を客観的に見つめることが苦手で、それが円滑な対人関係の構築を阻害しているのは間違いないですね。このあと、あろうことかインターハイの途中でその弱さが出てしまいます……。

    竹史は自分が人から見られることにものすごくストレスを感じます。その流れで、自分が自分を客観視することすら忌避しているのかもしれません。

    祐介が容子といるときに竹史の視線を感じていたのは、竹史があからさまにじろじろ見ていた(^^;) というよりは、祐介の心に居座る拭い去れない劣等感が大きな理由だと思います。繊細、ですよね、意外に。

    戴いたご指摘、ご考察に、こちらも新たな観点から思考を深められました(*´ω`*) コメントをありがとうございました。

  • インターハイー3への応援コメント

    こんにちは。

    竹史さんと祐介さん、二人だけの濃密な時間───。

    高原さんが、陽。ふきだす炎。
    竹史さんが、陰。静寂の冷気。

    対比もわかりやすいです。

    作者からの返信

    加須 千花さま

    こんにちは。こちらもお読みいただき、ありがとうございます。

    弓道をあいだに置いたときだけ、今でも竹史は祐介と素直に向き合うことができます。もっとこの時間が続いてほしかったでしょうね。

    竹史の射、容子の射、それに祐介の射、三者三様の個性が出てきました。対比が分かりやすいとのお言葉をいただき、嬉しいです (*´∇`*)

    コメントをありがとうございました。

  • インターハイー2への応援コメント

    おはようございます。

    「祐介が高原としゃべっていると、しばしば竹史の視線を感じた。」
    竹史さんの心のうちは、今、どうなっているのかな……。

    そして、祐介さんにとっても、この竹史さんの態度が、高原さんとの仲に、微妙な影を落としているのでしょうか……。

    作者からの返信

    加須 千花さま

    こんにちは。拙作へお越しいただき、どうもありがとうございます。

    﨑里ちゃんは、「もう二度と目にできなくなることに比べると、自分に向けられた笑顔じゃなくったって、それを見続けられることは幸せだ」と言っていましたが、竹史はどう思っているのでしょうね。今の状況と、このあといっさい連絡を絶ってしまってからと、どちらが辛いのでしょう。

    また、その竹史の視線に気づくということは、祐介自身も気にかかっているところがあるのです。竹史に対して申し訳ないという(誤解ですが)気持ちと、劣等感と、自覚しておらず言葉にならない気持ち。

    ふたりの板挟みになってしまった容子は、ある意味一番かわいそうな人かもしれませんね。

    コメントをありがとうございました。

  • インターハイー3への応援コメント

    こんにちは

     戦略的には祐介君が大前で、二的が竹史君というのが勝率が上がりそうに思います。自分が監督ならそうするかなと…勝つ事だけが目的じゃないというなら違うとは思います。

     剣道の団体戦では一番強い選手を大将に持ってくるのが定石っぽいですが、勝率を上げる為には先鋒に一番強い人間を持ってくるなんて事は日常茶飯事です。ちょっと姑息な感じもしますけどね^^;。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。拙作へお越しいただき、ありがとうございます。趣味に走り、読者の方々の置き去り感が半端ないですが(^^;)、コメントいただけて嬉しいです。

    弓道では最も的中率が高い人を大前に配置するのが定石のようです。ただ、大落には安定して的中させられる人を持ってくる、ともあり、じゃあどっちに的中率が高い人を据えるの? となると、そこはチームそれぞれの考え方によるようですね。

    祐介が竹史を大前に持ってきたのは、実力の高さと悪い癖を知ったうえで、悪癖は何とか克服させられると踏んだからでしょう。

    剣道で先峰に一番強い選手を持ってくるのは「姑息」と取られることもあるのですか? なんだか剣道のほうがしきたりにうるさいような気がしました。

    コメントをありがとうございました。

  • インターハイー2への応援コメント

    佐藤宇佳子さん、こんにちは。

    竹史さんと祐介さんの現状、そしてインターハイの時の、あの竹史さんと祐介さん……これは!

    この弓道を私なりに分析し、思ったことです。

    2人の心の変化は、なにがキッカケだったのでしょうか?
    と、思いました!

    作者からの返信

    もっこすさま

    こんにちは! 拙作へお越しいただきありがとうございます。

    竹史と祐介、ふたりの心情が劇的に(という言葉は好きではないのですが)変化するのは、インターハイも終わり、卒業間近となった冬の日ですね。それは次の章、「ハシボソガラス」にて語られます。

    四月、五月の本格的な練習開始から八月のインターハイ本選までは、互いに相手の本心に気づけてはいなかったものの、悪くない関係にあったのです。

    この後の二話では、弓道に関する竹史と祐介それぞれの思いがいろいろと語られます。

    コメントをありがとうございました!

  • インターハイー2への応援コメント

    おはようございます。

    高校生ぐらいで同じ部活動内に交際相手がいるってどんな感じなんでしょうね?男子校一筋の私には全く想像がつきません^⁠_⁠^;

    楽しいんだろうなと思う一方で、競技の成績が悪かったりすると、ちょっと気まずいのかなと思ったりもしました。

    弓道にはミックスダブルスって無いですよね?柔道や剣道と違って、やろうと思えば可能な気がします。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。早速拙作をお読みいただき、ありがとうございます。

    「高校生ぐらいで同じ部活動内に交際相手がいるってどんな感じなんでしょうね?」

    はい、私にもわかりません(^^;) でも共学の高校の部活だと、ないわけではないシチュエーションのようです。ただ、ご推察のように、結構繊細な関係になるようですね。競技がメンタルに大いに左右されるだけに、弓道への向き合い方の違いで関係に亀裂が入るとか入らないとか……。

    弓道のミックスダブルスというか、男女混合戦は存在します。公式試合ではないようですが、そこそこ大きな試合でも男女混合はあるようです。

    コメントをありがとうございました。

  • 佐藤宇佳子さま、こんにちはーっ!
    高原さんの『すごいねぇ』(胸が)と
    崎里くんの『そうな、すっげえ、でけえわな』(パフェが)、のくだり、楽しいですねー笑
    高原さんも、落ち込んでるとこ、そんなすぐに答えは出ないでしょうけど、契約成立して良かったー。

    作者からの返信

    矢口こんたさま

    こんにちはっ。いつも拙作へお越しいただき、どうもありがとうございます。

    高原と祐介の掛け合い漫才を楽しんでいただけましたか、嬉しいです(´∀`) しっかりしているのですが、意外と抜けたところもある祐介です。高原とはこんな会話が何度もあったかもしれません。

    四月からの祐介とのコミュニケーションを思い出し、お試しで付き合うことを了承した高原です。でも、よい人だとわかってはいるけれど、気持ちはそう簡単には切り替えられないですよね。

    コメントをありがとうございました。

  • インターハイー1への応援コメント

    佐藤宇佳子さん、こんにちは。

    弓道ですね!
    専門用語バリバリで、読んでいて楽しかったです。

    竹史さんも、祐介さんのことをよく知っているからこそ、ですね。

    そして、最後の描写ですが

    「鋭い弦音が空を打つ」

    か…かっこいい! と思いました。

    というのも。
    私がイメージしたのは、弧を描いて弦がビュッと返る、そしてビシっと静止する弦、その動作。

    この描写いいですね(^^)

    作者からの返信

    もっこすさま

    こんにちは。拙作お読みいただき、どうもありがとうございます!

    はい、臆面もなく、弓道回です (^^;) 弓道回をもっこすさまにお読みいただくのは、どきどきでもあり、わくわくでもあります。褒めていただけたら、もう、舞い上がりそうになります。「か…かっこいい!」のお言葉、嬉しいです!

    インターハイ決勝は高校生にとって大一番ですよね。その何とも言えない緊張感をうまく表したくて推敲を重ねました。この回は私も気に入っています。もっこすさまから幾度もいただいた弓道に関するアドバイスがとても役立っています。ありがとうございました!

    ただ……ここで力尽きました(笑)。次話からが問題なんですよね……。

    スポーツもののパタンである、「伸び悩み、問題点を見つけ、克服する」が、実際に弓道をやりこんでさんざん悩んだ経験を持っていないものにとっては、困難です。

    ……という言い訳は次話以降に回すとします。今は、素直に喜びをかみしめます (*´д`*)

    コメントをどうもありがとうございました!

  • 家を守るー2ー2への応援コメント

    佐藤宇佳子さん、こんにちは。



    かなり前のコメントになります。「佐藤宇佳子さんの文章力が~」と言っていたことについて、思い返しました。

    この話を読み、あらためて上達されていると感じたのです。
    情景を思い浮かべ、なんてコメントすればいいんだろう…。

    素直にそう思いました。



    すっごい、伝わってきたんですよ。
    これは、私が書き手だからこそ、分かる気持ちです!

    作者からの返信

    もっこすさま

    こんにちは。いつも拙作へお越しいただき、ありがとうございます。

    そして、今回のコメント、素直にとても嬉しかったです! 最近、書くことに思い悩むことが多く、もやもやしてばかりだったので、

    「すっごい、伝わってきたんですよ。
    これは、私が書き手だからこそ、分かる気持ちです!」

    この言葉がですね、もう、本当に嬉しかったです。ありがとうございます m(_ _)m

  • インターハイー1への応援コメント

    こんにちは

    弓道は未経験なんですが、技術というよりは(もちろんそれも必要でしょうけど)精神的な勝負という面が強いのかなと感じました。

    弓道の競技規定を読んでみましたが、例えば弓については「長さは、221㎝(7尺3寸)を標準とし、若干の長短は 認める」となっています。若干って何センチなんでしょうね?素材が自然由来なのでアバウトなのは分かりますが、きちんと数字で規定していないところが日本的です。

    他にも「 箆、羽根、弦、弽の色彩については、武道の精神に鑑み、伝統的な色・柄が望ましく、けばけばしくないものとしたい」誰の主観で決めるんでしょうか?例えば真っ赤な弓はダメなんでしょうか?朱色はOK?

    でもこれでは国際競技にはなり得ないでしょうね。スポーツではなく武道なんでしょう。剣道はともかく柔道は国際ルールが出来てから、武道とはかけ離れたものになってしまったんじゃないかなという印象を受けます。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。いつも拙作にお越しいただき、ありがとうございます。

    技術と精神をどう分けて考えたらよいか分からないのですが、精神性が大きくきいてくる競技であることは間違いないと思います。

    弓ですが、自然素材の弓といえば竹弓がありますが、癖があって値段も高いようで、より廉価なグラスファイバーやカーボンファイバー製が多用されています。高校生の部活だと竹弓の人はむしろ少ないと思います。

    弓は素材というより射手の腕の長さで多少長さを変えます。標準(並寸)は221センチで、三寸詰が212センチ(身長155センチくらいまでの人用)、二寸伸が227センチ、四寸伸が233センチ(身長180センチ以上の人用)です。

    色などについてですが、規定において明確に禁止されていないものは、試合においては融通効くような印象です。ただ、昇段試験においては……のようでもあります(^^;)まあたしかに、このあたりの「空気を読め」的なファジー感は、同じ文化圏にいるものにしか伝わりませんよね。明確な規定がなければ、スポーツにはなりがたいと思います。

    コメントをありがとうございました。

  • インターハイー1への応援コメント

    大舞台の重圧の中、よくやりました。
    祐介の胸中がどうなるのか、竹史と容子がどう接するのか、気になります。

    作者からの返信

    カワセミさま

    こんにちは。いつも拙作にお越しいただき、ありがとうございます。

    祐介の弓道人生はいったん一区切りつきました。全国大会の個人決勝戦で優勝者と善戦したことは、大きな成果として彼の中に刻み込まれたことと思います。

    実はこの段階で、竹史の個人戦の試合は終わっていません。このあと数話かけて、個人決勝戦前後の竹史と祐介の様子も語られていきます。

    コメントをありがとうございました。

  • 自転車旅行ー5への応援コメント

    こんばんは。

    夏の一幕、そして無事に自転車旅行を終えて写真を撮る二人の姿が眩しいですね。二人の心身の距離が縮まった描写に、これぞ青春だ、なんて頷いてしまいました。

    作者からの返信

    リオンさま

    こんばんは。拙作をお読みいただき、ありがとうございます。

    夏の雰囲気を味わっていただけたなら、嬉しいです! 一週間、寝食を共にすると、距離感はぐっと縮みますね。しかも、日中は力の限り自転車をこいでいるので、その疲労感と達成感が、さらに二人の心を近づけてくれるでしょう。

    コメントをありがとうございました。

  • 三つ編み-1への応援コメント

    容疑者の容。
    お母様、こういうことも言う方だったのですね。
    皆さんの意外な一面が拝見できて、驚きとともにどきどきといたします。

    作者からの返信

    豆ははこさま

    こんにちは。拙作へお越しいただき、ありがとうございます。

    若かりし頃の容子さん、こういうお茶目な一面もある人でした (^^) でも、彼女の性格から言って、むっつりした表情で言っていそうです。

    彼らの将来をご存知のうえで過去のお話を読んでいただく形になり、ちょっと違う意味でのどきどきもあるかと思います。明るいとは言えない最終話なのですが、そこに至るまでに、いくつもの楽しい出来事もありますので、そのあたりをお楽しみいただければ嬉しいです。

    コメントをありがとうございました。

  • 家を守るー2ー2への応援コメント

    葬儀で泣くのも泣かないのも、親族関係に関わらずですね。自語り恐縮ですが、祖父母が亡くなった時は、介護に尽力した母に対して、伯父達に苛立った自分が、むしろ卑しかった、と記憶していたので、舅と姑が亡くなった際は後悔のないように、故人と自分との記憶だけ考えていたら、泣けて仕方なかった事を思い出しました。
    親しい人が亡くなる機会は限られているので、故人が最後に与えてくれる教えの機会だ、と実感して思います。
    彩ちゃんは、今は恐れのようなものが先立ったのかもしれませんが、その自分すらもきっといつかの日に糧になるのではないかな、と印象的でした。

    作者からの返信

    カワセミさま

    こんにちは。いつも拙作にお越しいただき、ありがとうございます。

    コメントの言葉に、いろいろと考えさせられました。

    私は泣くことで感情の制御ができなくなるのが怖いので、泣かずに済むことをありがたいと感じてしまいます。一般的には泣くことを否定しない人たちのほうが多いですよね。そういう方たちは自己を見失わないということに自信があるのだろうなとうらやましくなります。

    カワセミさまのご体験にもあるように、故人と生前(とくに直前まで)どんな関係であったかにより、その死に感じるものはがらりと変わりますね。死そのものに向かい合うことは難しく、安堵や憤りを感じ、そう感じた自分を嫌悪してしまうこともあるでしょう。でも、人によってはその雑音ともいえる感情が救いになることもあります。

    「葬儀は故人が最後に与えてくれる教えの機会」、そうかもしれません。どんなかたちで与えられようと、どんな受け止め方をしようと、ずっと心に残り続け、何かの拍子にほろりと転がり出てきますね。

    彩の受け止め方が印象的だとおっしゃっていただけたこと、光栄に思います。

    コメントをありがとうございました。

  • 家を守るー2ー2への応援コメント

    おはようございます。

    先日近親者が亡くなって、骨上げにも立ち会いましたが、骨を拾い上げるのは近親者だけで、職員の方は手順を説明する以外は見ているだけでした。場所によっても違うのかもしれませんが…。

    昔は故人の好きだったものを、棺に入れて一緒に焼いてもらったりしてましたが、炉を痛めるとのことで、最近はかなり制限されているみたいですね。

    自分が死んだとき、遺体には眼鏡をかけてもらわないと、家族も誰なのか分からないくらいに眼鏡が顔の一部になっています。

    葬儀のときは眼鏡かけておいて、出棺のときは外すことになるんでしょうか?あの世に眼鏡は持っていく必要は無いんでしょうけどね^⁠_⁠^;

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。いつも拙作にお越しいただき、どうもありがとうございます。

    朝っぱらから重たい話で恐縮です。

    葬儀って地域性が大きいですね。うちは大きな骨は近親者で拾い、残った小さい骨は職員がざざーっと骨壺に入れてくれました。大きな骨のみ拾い集め残りは廃棄という地域もあるそうです(だから骨壺の大きさにかなり地域差があります)。

    葬儀の順番も地域さまざまですね。父のときは通夜、火葬、葬式の順でした。埼玉で行った恩師の時は、通夜、葬式、火葬でしたね。

    眼鏡は焼いてはいけないようです。最近は紙製の火葬用眼鏡ができているようですよ。入れてもらえば、SDGsだということで、あの世で人気者になれるかもしれません(^^;)

    コメントをありがとうございました。

  • 家を守るー2ー1への応援コメント

    佐藤宇佳子さん、こんにちは。

    ちょっと視点がドライかもしれませんが、リアルに感じる部分があったので、コメントさせてくださいね。

    祐介さんが高原さんと一緒に、通夜に来たことです。

    通夜の日に、彼女を親戚に紹介するってのは、将来に対する決意がないと、なかなか出来ないと思うんですよね。

    実際どうであれ、もうこの二人の中では、結婚前提ですね。
    その決意を感じました。

    過去作を抜きに考えても、私はそう思いました!

    作者からの返信

    もっこすさま

    こんにちは。いつも拙作にお越しいただき、どうもありがとうございます。

    リアルに感じたご感想、ふふ、嬉しいですね。

    お通夜で彼女を親戚に紹介するなんて、はい、これはもう将来のことまで真剣に考えているとしかとれませんね (^^)

    祐介の両親も高校一年の時に意気投合してそのまま結婚した口です。息子である祐介も容子のことをこのまま結婚する相手として考えています。

    容子がそれをどう思っているかにやや不安が残りますが、祐介本人が力説していたように、冷静に見て彼が「お買い得」な男子であることは間違いなく、容子もそこはしっかりと認めています。

    あとはこのまま穏やかに愛情を育んでいってもらえれば……なんですけれどね。

    コメントをありがとうございました。


  • 編集済

    いそべとみたらしー1への応援コメント

    佐藤宇佳子さん、こんにちはーっ!
    竹史の射、歯車に見立てて、パーツが嵌ってキリキリと動き出すの、力が籠ってるのに静かで滑らかな動作が伝わってきて、オーラが見えるような感じ。伝わってきて、とっても凄いです。
    カッコいいなぁ(>_<)

    追記
    ちょっとお節介がすぎるかな、とか思っちゃって^^;
    他の読めなさそうなのは、元からちゃんとルビ振ってらっしゃってたので、ちょっと気になって。
    弓道してると、めて、とかゆんでって何百回、何千回と口ににしたり耳にしたりするので、大丈夫なんですけど、そうじゃなかったら初登場のとき、意外と読めてなかったりしそうってきになりましたあ。馬手は出てきてないですけど、弓手はこの回で二度目の登場ですね。

    作者からの返信

    矢口こんたさま

    こんにちはっ! いつも拙作をお読みいただき、どうもありがとうございます。

    ……と、あれ? お昼にちらっと見たとき、振り仮名を振るといいよーってアドバイスがあったのに、削除されちゃいました? そのとおりだと思ったので、付けますねー!  振り仮名とか、語句の説明とか、だんだんいい加減になっちゃうので、これは……とお感じになったら、ぜひご指摘ください (^^)

    竹史の射の美しさが伝わってくるとのご感想、嬉しいです。ありがとうございます。どうやって、それっぽく美しさを伝えようかと、あの手この手で必死です(笑)。

    コメントをありがとうございました!


    追記へのお返事

    ありがとうございます! 弓手(ゆんで)は付けるようにしますね。うん、ふつうに読もうとすると、ゆみで、ゆみて、と読んでしまいますもんね。

    編集済
  • 県南地域弓道競技大会への応援コメント

    弓道の試合、いいですねー。四十射三十三中は強い(>_<)
    祐介さんの大前に続く竹史。早気っぽい薬師寺さんのあとと比べたら、全然違うっぽいだろうけど、やっぱ何よりも祐介が目に入ってるのが特別なんでしょね^ ^

    作者からの返信

    矢口こんたさま

    こんにちはっ! 拙作へお越しいただき、ありがとうございます。

    祐介・竹史の時代はこの高校の弓道部もかなり強かったという設定です! このあとインターハイに送り込むための布石です(笑)。

    素人が言うのもなんですが、あれだけ精神性が反映される競技であれば、自分の直前に立つひとの影響って大きいだろうなと思います。竹史も例外ではなく、特に全面的に信頼する祐介が前に立つと、あからさまに狙いが安定して実力アップします (^^)

    コメントありがとうございました。

  • 家を守るー2ー1への応援コメント

    おはようございます。

    私の同級生も親が鬼籍に入る年代に入ってきました。毎年のように喪中はがきがやってきます。

    しかし高校生くらいで親が亡くなってしまったら、色々ときついでしょうね。まずもって問題は経済的な部分だと思います。

    祐介君は医者になるとは言っても、国立でない限りは学費が数千万円単位でかかります。親が生きていたとしても公務員では厳しいと思います。代々受け継がれてきた不動産などはあるかもしれませんが、親戚の手前処分はしにくいですよね。

    国立の医学部は学費は安いですが、予備校に通わずに受かるというのも至難の技なのでこちらもお金がかかります。

    私も兄も私大で理系だったので、今ほどではないにしてもだいぶ父は苦労したんだろうなと今更ながら思います。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。いつも拙作をおよみいただき、ありがとうございます。

    おっしゃるように、大学進学を控えて父を失うと、経済的に厳しいでしょうね。私学は難しいと思います。このあとちらりと言及しますが、祐介は国立の医学部進学希望ということになっています。

    祖父が開業医だったので、その蓄えがいくらかはあったでしょう。実直な祐介の父はそれには手を付けずに残していただろうと思います。

    予備校に通わずに受かるのがどれほど困難か、きちんと調べてはいないのですが、予備校なんてなかった田舎でも受かる子はいたので、ありえないということはないかあ、くらいのノリで書いています。高校生の時には、予備校って何なのか、未知の世界でした(^^;)

    コメントをありがとうございました!

  • 家を守るー2ー1への応援コメント

    祐介の、ステレオタイプ的な所が再び現れていますね。本人の意志ではあるのでしょうが、根底にある価値観は保守的なのかな、と思いました。
    容子に対しても主導的な姿勢なのも、この時代の若者にしては、強い感じもします。九州男児だからか??との偏見が閃きましたが、さて?(^_^;
    すべて責任感の裏返しかな、とも思いますが、無自覚っぽくもありそうです。
    容子は既に身内の扱いになっているようですね。本人は受け入れているのか、戸惑いがあるのか、祐介とは別種の責任感が強いからのか、気になります。

    作者からの返信

    カワセミさま

    こんにちは。いつも拙作をお読みいただき、ありがとうございます。

    前話について、追記いただき、どうもありがとうございました! せっかくお時間を割いて読んでもらっているので、できる範囲で楽しんでいただける作品を書いていきたいと思っています。いただいたコメントを参考にさせていただきますね (*´∇`*)

    祐介はおじいちゃんっ子で、保守的な考えは祖父ゆずりです。幼いころから祖父に刷り込まれてきた男性性が、青年期を迎えるにあたり顕在化し、意識的にもそう振舞うようになってきているのかもしれません。

    長男のあるべき姿を意識している祐介は人生設計をしっかり打ち立てており、すでに容子は将来の伴侶と考えています(こう書くとちょっと怖い……^^;)。容子がそれを負担に思っていないかどうかは、気になるところですよね。容子の祐介に対する気持ちは恋愛感情よりも理性が先に立つもので、そこには責任感や打算も混じっているでしょう。彼女自身もある程度納得の上での同席ととらえています。

    九州という地域柄が男性性にどれくらい強く影響しているか、正直わからないのですが、たしかに全国平均にいくらか上乗せする要素はある気がしています。

    コメントをありがとうございました!

  • 家を守るー1ー2への応援コメント

    佐藤宇佳子さん、こんにちは。

    「竹史のもの言いたげな目が頭に浮かんだ」ってのは、いったいなんだろう?
    と、ふと考えてみたのですが。

    祐介さんは竹史さんの気持ちに、どことなく気がついているような。今までもそうですし、やっぱり弟みたいってことは、友達とはまた違う気持ちなのかなって思います。

    竹史さんに対して、祐介さんなりの大切って気持ちが、とても大きいんでしょうかね~。

    しかし、私特有の超ひねくれた視点でいくと(妄想みたいなものです)高原さんより竹史さんのほうが強いんだぜ!
    と、思ってます(笑)

    作者からの返信

    もっこすさま

    こんにちは。拙作へお越しいただき、どうもありがとうございます。

    > 「竹史のもの言いたげな目が頭に浮かんだ」ってのは、いったいなんだろう?
    > と、ふと考えてみたのですが。

    ありがとうございます。はい、ここはちょっと「ん?」となるところですね。そもそも、「そんなとき」に、無関係な人間の顔なんて思い浮かばないですよね。しかも、そのせいでうまくいかないなんて。

    意識下で、祐介は竹史を特別な存在だと感じていたから、思い浮かんでしまったということです。でも、意識下でなので、祐介本人はなぜそうなったのか理解できず、呆然としています。

    > しかし、私特有の超ひねくれた視点でいくと(妄想みたいなものです)高原さんより竹史さんのほうが強いんだぜ!
    > と、思ってます(笑)

    まさに、そのとおりです(笑)! とくに射形の美しさに関しては、祐介は竹史が一番だと思っており、これは最初から最後までずっと変わりません。

    コメントをありがとうございました。

  • 文化祭ー5への応援コメント

    カラスのお尻振って歩くところ……、言われてみれば、振ってる気がする! 今まで沢山のカラス見たはずなのに、全然気にも留めてなかったですよ笑
    そう言われると、両足でぴょんこぴょんこして歩くカラスもお尻振ってるのも可愛いですねー笑
    今度見かけたら、ハシボソなのか、ハシブトなのか見分けてみようと思いますー

    作者からの返信

    矢口こんたさま

    こんにちわー。わあ、たくさん読んでいただき、丁寧なコメントまでいただき、嬉しいです。

    ふふふ、カラス、可愛いですよね。お尻ふりふりは特に細いところ(塀の上とか線路のレールの上とか)を歩くときに顕著に見られます。なんだかね、もう、とても愛らしいです。動画で検索しても、いろいろアップされてますよ、ファンが多いようです(笑)。

    ハシボソかなハシブトかなって、観察してみてください~

    コメントをありがとうございました。 

  • 文化祭ー4への応援コメント

    構造色、不思議だなぁって思ってた。空の青も夕焼け空も波長の違いを拡散したり、さらにどっかに飛ばしたり……。鳥って、人の目よりも受容量多いのかぁ、どんな風に見えるのか想像が追いつかないや。

    普段の仏頂面の竹史が笑みを見せると破壊力ありそうで。高原さん、ヤバかった? っていうか、完全にやられちゃったかな笑

    作者からの返信

    矢口こんたさま

    こんにちはっ。こちらにもコメントをありがとうございます。

    構造色に食いついてくださる方がいらっしゃった(^^) 不思議な色ですよね、実態がないのに、あれほど鮮やかに見えるなんて。でも虹だって、夕焼けだって、考えて見れば実態ありませんもんね。身近なところで、人間の青い瞳も構造色なんだそうです。

    仏頂面ばかりの竹史がごくごくまれに見せる笑顔には破壊力があります。はい、この日、容子は完全にやられちゃったと思います。

    コメントをありがとうございました。

  • 家を守るー1ー2への応援コメント

    こんにちは。

    以前三人の中で失恋していないのは祐介君だけだと書きましたが、考え様によっては一番きついやつがぶっこまれましたね。

    しかもこれ長引くやつですか…それはきついな~。
    でも高校生男子なんて、ちょっと居眠りしただけでそういう状態になりますからね。色々と手はあると思います。まぁ初めて同士の場合だとそこまで考えは及ばないでしょうか。容子さんもanan読んだ方が良かったりして^^;。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みいただき、ありがとうございます。

    はい、これは考えようによっては、人生を変えかねないくらい大きな問題でしょう。祐介の場合、自尊心が邪魔をして一人で抱え込むことになり、長引かせることになりました。

    容子のほうはどれほど真剣に考えていたんでしょうね? ananって、そういう記事も書かれているんですか? 容子も大学生になったころから不安を感じるようになったでしょう。それでも、交際が続き、結婚に至ったのは、そのころまでは、精神的なつながりが保たれていたからでしょうね。

    コメントをありがとうございました。

  • 文化祭ー2への応援コメント

    佐藤宇佳子さま、おはようございますーっ!
    おー、空が雨雲で暗くなって、教室に蛍光灯が付いて、なんとなーくちょっと不安気になる教室。
    懐かしく感じましたー。
    けど、急に暗くなって雷鳴が轟き、ドーンとか、ピシャーッとかの音を聞いて、ドキドキするのがワクワクにも思えてテンション上がってた感じ。良いなぁって……階段を駆け上がる竹史を見た高原さんも、よりテンション上がって見てたかな。
    それはそうと、裕佳子ちゃんの『裕』の字、祐介さんと容子さん、どっちが決めたんだろ笑

    作者からの返信

    矢口こんたさま

    こんにちはっ。拙作へお越しいただき、ありがとうございます。

    うす暗くって、雷がとどろく教室、なんだかわくわくしますよね。気圧の急降下に伴う高揚かもしれませんが、何かが始まりそうな雰囲気を感じます。どきどきがわくわくに……そっか、吊り橋効果もあるのかもしれませんね。

    教室の蛍光灯のちょっとうす暗い感じも、好きだったのです (^^) たぶん、容子も普段よりテンション高めだったでしょう。

    裕佳子の「裕」の字、これは祐介でしょうね。自分が与えてもらえなかった「裕」の字を取り戻したかったんだと思います。そういう考えが嫌いな容子はいい顔しなかったでしょうね。

    コメントをありがとうございました。


  • 編集済

    家を守るー1ー2への応援コメント

    あれ、なんか祐介がちょっと…気持ち悪い(すみません汗)
    迷走していますね。衝動や反射で動くはずの所を考えすぎていては、良い結果は生まないのかもしれませんね。
    容子が、肝が据わってフォローしてくれる人で良かった。年頃の幼い自意識の女子だったら、祐介に今後に渡って拗らせるトラウマ植え付けてもおかしくなかったかも(^_^;)

    追記
    わかりづらく失礼いたしました。
    お話の人物に対してマイナスの印象を抱くのは、物語への感情移入としてはおかしくはないですが、感想に書く時は慎重であるべきでした。
    この年頃の、しかも、劣等感を抱いた祐介が、気持ち悪いのは(本人には気の毒ですが)ある意味当たり前かな、と思っていますので、表現への賛辞のつもりでした。
    卑屈な気持ちが、竹史と容子についての妄想を促してしまう部分が該当箇所ですが、今の祐介なら、あるあるだろうし、面白い表現だと思っています(*^^*)

    作者からの返信

    カワセミさま

    こんにちは。いつも拙作お読みいただき、ありがとうございます。

    お、祐介気持ち悪かったですか? すみません、私には人の気持ちを逆なでするところや配慮に著しく欠けるところがあるようで……。不要な展開で読み手さんの気分を害しているのなら、ちょっと考えないといけないです。もし機会があったら(次にコメントいただくときなど)、もう少し具体的に教えていただけないでしょうか?

    祐介の考え過ぎは、二度目もうまくいかなかったときに、偶然ではないのかもという不安が押し寄せてきて、と考えています。こうなってくると、衝動に任せていてもうまくいかなさそうです。

    幸いなことに、この時点で容子から駄目出しされることはなく、追加のトラウマを植え付けられることはありませんでした。

    コメントをありがとうございました。

  • 自転車旅行ー3への応援コメント

    佐藤様

    出会いと初めての会話、青春って感じがしました。
    小学生の部に入らされるところから線が細いのを感じさせます。ずっと通い続けてるの、凄いですね……。

    途中ででてきた三つ編みの女子で、もしや……?と。続きも拝読させていただきます。

    作者からの返信

    リオンさま

    こんにちは。拙作へお越しいただき、どうもありがとうございます。

    青春っぽい感じが出ているなら、良かったです (^^) 祐介はこのころから人当たりの良い陽気なタイプでしたが、竹史のそとに現れる言動はかなり幼いイメージです。

    三つ編みの女の子、もちろんこの後も登場します (^^) 見守ってくださると嬉しいです。

    コメントをありがとうございました。

  • 家を守るー1ー1への応援コメント

    こんにちは。
    祐介くんにも困難があったんですね。裕佳子ちゃんの出生の事情はどういう背景なのかな、、と考えていましたが。。
    呪いの言葉をかけた人がいたんでしょうか? つづきを楽しみにしています。

    作者からの返信

    久里 琳さま

    こんにちは。拙作へお越しいただき、どうもありがとうございます。

    今回の出来事を裕佳子の誕生の経緯と重ね合わせてとらえていただき嬉しいです。そういうことなのです。なんでもできて人間的にも器の大きな祐介ですが、抱える悩みがないわけではありませんでした。

    呪いは祐介自身の意識下にあるのですが、発露のきっかけはふと頭をよぎった「恥ずかしいやん」、これが呪いの言葉とも言えますね。

    コメントをありがとうございました。

  • 家を守るー1ー1への応援コメント

    こんにちは。

    祐介さんと高原さんの交際は、ここまで順調で。お互い心から支え合い……。

    しかし、高原さんのほうでなく、祐介さんの方が……。

    作者からの返信

    加須 千花さま

    こんにちは。拙作へお越しいただき、ありがとうございます。

    そうなのです、お試し期間は順調に過ぎ、容子も納得してくれて、晴れて祐介は容子と正式に付き合うようになったのですが……こういうことになってしまいました。

    祐介の家族にさっそく紹介され、ともに弓道部でも活躍し、高校生活に色どりを添える順風満帆な交際だったのですけれどね。

    コメントをありがとうございました。

  • 家を守るー1ー1への応援コメント

    初めての行為でのプレッシャーが些細なことで萎縮してしまったのでしょうかね。ナイーブな状況・時期でしょうし、悪循環が空回りして、それがプレッシャーで更に堂々巡り、かなぁ??
    そんな些細なことでしょんぼりするの??とか、何かがあっても欲望は強靭(^o^; という人もいるし、こればっかりは男性でも人それぞれなのでしょうかね。
    容子も世慣れてる訳ではないから、理解や支援は難しいのか、それとも、上手く協力していけるのか。彼らの娘を授かるまでの紆余曲折の第一歩かと思うと、素敵なカップルになりそうな予感がしました。

    作者からの返信

    カワセミさま

    こんにちは。拙作へお越しいただき、ありがとうございます。

    はい、初めて、というプレッシャーも大きいですし、豪胆に見えて実は神経質なところもある祐介です。そのうえ意識下で彼を躊躇わせることもあり、こういう結果に終わってしまいました。

    男性もひとそれぞれだと思います。世の大半の人は問題なくできていることができないということで、強い自己否定に陥る人もいるのではないかと。一度こうなってしまうと、たとえ主因が取り去られたとしても、成功させるのは難しいですね。

    高校生の容子には支援は無理かもしれませんが、大学生、社会人になってからは、彼女の性格から言って、理解し協力し合おうとしたと思われます。それでも自然な形で娘を授かることはありませんでした。おっしゃるように、まさにこれがふたりの紆余曲折の第一歩となりました。

    コメントをありがとうございました。

  • 家を守るー1ー1への応援コメント

    こんにちは^^

    祐介君まじですか…高校生の男子なんて性欲モンスターなので私にはその状況が想像できません^^;。でももしまかり間違って初めての時にそんな事になったらそりゃ長引くでしょうね…。ちょっと可哀そう。

    というか朝からこんな事を書くのも何ですが、前段階が短すぎます。もう少し祐介君には学んでもらわないと…昔はネットは無かったですがホットドッグプレスを読まなきゃだめですね(嘘も多いけども)^^。調べたら2004年廃刊でした。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。拙作へお越しいただき、ありがとうございます。

    はい、結果的にこういう顛末になってしまいました。これが後々まで尾を引くことになってしまいます。ご指摘のように、高校生でこの状態はまれかもしれないですが、悩みを抱える人はゼロではないのではないかと思います。

    もう夕方なので(^^;)コメントさせてもらいますが、当時の男子高校生は雑誌で「予習」する子が多かったのでしょうか?  祐介の勉強不足は否めないかもしれません。その一方で、この問題の根っこは心因的なものなので、たとえばっちり予習していても順調に進めることはできなかったのでは……と思います。

    男性視点でのコメント、参考になります。どうもありがとうございました。

  • 佐藤宇佳子さん、こんにちは。

    なんと! 高原さんが……めっちゃ成長してる!?
    そしてただならぬオーラ……。

    竹史さん、頑張れ~。
    弓道では負けないで!

    と、勝手に思いました(笑)

    さて、この先はいったいどうなるんでしょうね~。

    作者からの返信

    もっこすさま

    こんにちは! 拙作をお読みいただき、どうもありがとうございます。

    はい、高原もこの一年間で成長しましたよ! 筋力はあるし、性格は積極的だし、何と言っても祐介のバックアップつきでしたからね。それでも、ただならぬオーラを漂わせているのは、やっぱり弓道が好きで、しかも彼女に合っていたのでしょうね。

    「竹史さん、頑張れ~。
    弓道では負けないで!」

    ありがとうございます!! 本当に、私もそんな気分です。特に、祐介、弓道に関してはきちんと見てもらいたいですね。

    さてはて、どうなりますやら~。

    コメントをありがとうございました。

  • こんにちは
    男女の区別なく、好きな人が他者と付き合っているのを見るのは辛いでしょうね。

    昨日今日とキャンプに行ってたんですが、洗い場で大学生らしき若い三人グループを見かけました。男二人に女一人です。どんな関係なのかなと勝手に妄想してしまいました。

    私たちはまごうごとなきおっさん五人でした^^。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みいただき、どうもありがとうございます。

    本当にそうですよね。男女どういう組み合わせかは問わず、いつの世にも必ずうまくいかない恋と言うのはあるもので、絶えず誰かがこんな思いをしているのでしょうね。

    キャンプにいらっしゃってたんですね。春めいてきましたから、ちょうどよい頃でしょうか。おっさん五人、良いじゃないですか。

    若い男女三人、男二人に女一人、うーむ、よくあるパタンですね。それは当事者より、はたからああだこうだと妄想しているのが楽しくてあとくされがないやつかなあと思います(勝手な想像です)。三人で登山ならまだしも、三人でキャンプ、はちょっと気を遣いそう……。

    コメントをありがとうございました。


  • 編集済

    こんにちは。

    「彼女の体からは熾火のような闘志だけがのぞく。」
    高原さんの射もかっこいいですね。

    そして、竹史さん、祐介さんと高原さんの仲を知って、締め付けられるように胸が傷んで……(´;ω;`)

    作者からの返信

    加須 千花さま

    こんにちは。いつも拙作お読みいただき、どうもありがとうございます!

    はい、容子もこの一年間で成長しました(∗˃̶ ᵕ ˂̶∗) 彼女の射は彼女の性格そのものですね。かっこいいとの言葉、ありがとうございます!

    竹史は……彼はこの先、辛いこと続きになってしまい、書く方も気が重く、読んでいただくのも申し訳ない気持ちがしてきました。

    コメントをありがとうございました。

  • 竹史には苦しいことですが、このまま二人を見てるだけで過ぎていくのか気になります。容子の心境もわからないので、また一波乱起きそう。
    でも、祐介への働きかけはないんだろうなぁ、と想像しますが…どうなんでしょう。

    作者からの返信

    カワセミさま

    こんにちは。いつも拙作お読みいただき、ありがとうございます。

    祐介が容子と付き合う前であろうと後であろうと、竹史は動かないし動けないんですよね。ただ、見ているだけです。高校生のころの章は、自分に向けられた笑顔でなくても見ていられることは嬉しいと割り切れていましたが、竹史はそうは思えず、苦しい気持ちに苛まれます。耐えしのぶ力にかけては章よりはるかに上ですが。

    今、高校二年生になったばかり、この先どうなるのか……ですが、次回からしばらく、祐介と容子の話が続きます。

    コメントをありがとうございました。

  • こんにちは。
    直後に攻めましたか。
    三人それぞれ苦いものを抱える険しい道だと思いますが、それを敢えて選ぶのが、祐介くんと高原さんの強さだと思いました。

    作者からの返信

    久里 琳さま

    こんにちは。いつも拙作お読みいただき、どうもありがとうございます。

    彼ら三人からふたりを取り出したとき、どの組み合わせであっても平穏な未来は見えてこないですよね。容子にせよ、祐介にせよ、それはどこかで感じ取っているのではないかと思います。この先をご存じの読者の方々にとっては、なおのことかと……。

    祐介自身の抱える「困難」については、来週明かされることになります。『イソヒヨドリ』の伏線回収なのですが、いまだ自分のなかでも悶々としています。

    コメントをありがとうございました。また、星でのご評価もありがとうございます! 励みにさせていただきます。

  • こんにちは。

    おお……、祐介さん、頑張りましたね。
    親友のことが好きだった女の子、に、告白。
    大変なシチュエーションだったろうに、成功させました!!

    作者からの返信

    加須 千花さま

    こんにちは。いつも拙作お読みいただき、ありがとうございます。

    祐介、とにかく押しました。ここで押すべきかどうか迷うところではありましたが、容子の性格からいって、押そう、と。放っておけない感じもあったんですね。

    容子は「今、それ、言う?」と何とも微妙な反応でしたが、拒絶してしまうことはなく、最終的には受け入れてくれました。祐介、ほっと胸をなでおろしたところです。

    コメントをありがとうございました!

  • 三つ編みー3への応援コメント

    むぅ……。分かってはいるんだけどそれでも、高原さん良い子そうなのに、竹史のもったいないことを――って、思っちゃいました。これはきっと神様のせいだ。もぉ!
    うん、カラスに種類あるんですね。知りませんでしたー! ちょっと、見れたらこっそり見てみます。

    作者からの返信

    矢口こんたさま

    こんにちはっ! いつもお読みいただき、ありがとうございます。

    「神様のせいだ」、そうですよね、本当にそんなものなのかもしれません。竹史は竹史で、容子は容子で、神様を恨んでいるかもしれないですね。

    カラス、実は楽しいですよ。ハシブトガラスとハシボソガラスは、だいたいどこででもみられると思います。それ以外の種類は渡り鳥だったりして珍しいので、難しそうですが。見る機会があれば、どうぞゆっくり観察してみてください~。とくにハシボソガラスは歩き方がえらく可愛らしい(お尻を振り振りしながら歩きます(//▽//))ので、ぜひぜひ~

    コメントをありがとうございました!

  • こんにちは

    失恋直後の女の子に告白するとか、祐介君もなかなかやりますね^^。私は中高と男子校だったので、高校生の男女交際が果たしてどんなもののかがうまく想像できません。お試し期間中にはキスぐらいしてもいいものなんでしょうか?そんな発想が出ること自体心が汚れているんでしょうねきっと^^;。

    こうなると竹史君も失恋してしまうことになるので、三人の中で唯一失恋していないのは祐介君という事になってしまいますね。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。

    祐介の告白のタイミング、きっと十三岡繁さまが突っ込んでくださると思っていました。ありがとうございます。

    失恋で苦しんでいる人に、次の恋はー、と言うのは慰めどころか苦痛をいや増すこともあるでしょう。でも、その受け止め方は人それぞれでもあると思います。祐介は容子のアグレッシブさを知っており、それを踏まえたうえで、告白と言うかたちで痛手を払しょくさせる荒療治に出たといえるかもしれません。もしこれが泉さん相手なら、こうは出なかったでしょうね。

    お試し期間……言われてみれば、何を試すんでしょうね(笑)。どこまで踏み込むのか、そこはまあ、ご想像にお任せします。

    はい、確かに、形としては祐介だけが失恋していませんね。

    コメントをありがとうございました。

  • 容子の失恋への慰めに竹史を落とすのが祐介らしくないので意外でしたが、アプローチのためなら仕方ないですね笑
    容子は一本気な雰囲気がありますが、竹史の事は一瞬の熱病で終わりになるのか、気になります。
    女性的魅了に対して全方位に角を立てる所など、女子らしいこじらせもある性質が、祐介との付き合いで活きてくるのかもちよっと楽しみです。

    作者からの返信

    カワセミさま

    こんにちは。いつも拙作をお読みいただき、ありがとうございます。

    祐介は竹史の良いところ、特に自分にはない鋭い感覚をしっかり認めているのですが、同時に、周囲の人間に対する小学生並みの配慮のなさにひやひやしてもいます。今回は容子をいたわることに気を取られ、ついその気持ちが口を突いて出てしまったという感じですね。戦略だったのだろうか、と考えてみましたが、祐介の性格からしてそれはなさそうです。

    容子の思いについては、この先もところどころで触れることになります。……そんなに簡単に割り切れませんよね (^^;)
    裕佳子に比べると、いわゆる「女性らしさ」もある容子です。もうしばらく祐介に彼女が関わる話が続きます。見守っていただけると嬉しいです。

    コメントありがとうございました。

    星でのご評価もいただいたのですね。ありがとうございます。励みにさせていただきます!

    編集済
  • おはようございます。

    なんかピンときた祐介さん、すかさず高原さんを桐淵に誘います。
    祐介さん、良い男だなあ。(≧▽≦)

    作者からの返信

    加須 千花さま

    こんにちは。拙作お読みいただき、どうもありがとうございます!

    祐介に「良い男だなあ」をいただきました。ありがとうございます。おっちゃんになった祐介が照れて笑っているのが見えるようです (´∀`*) 

    いつも隣にいるのが無愛想な竹史であるせいかもしれませんが、祐介の人の好さは目立ちますね。ちょっと強引で古い常識にとらわれているところもありますが、基本的に気の良い頼れる男子だと思います。

    コメントをありがとうございました!

  • 容子くらい気性のはっきりした人は竹史とは相性が悪いてしょうね。
    反対に、明確さのある容子が、竹史の内の煌めくものを見出したのだとしても、もやもやとした彼と付き合って、満たされるものがあるのかも少し疑問…(^_^;)
    将来の展望を考える時代じゃないし、それで良いのかな??

    なす術なく見送る竹史の姿勢は、人生の習い癖にもなりそう。突破できる何かがあればいいのですが。

    作者からの返信

    カワセミさま

    こんにちは。いつもお読みいただき、ありがとうございます。

    容子が竹史の何に引かれたのか……つんけんした中にときおり覗く煌めく何かだったのでしょうね。ただ、おっしゃるとおり、基本、内へ内へとこもる竹史がその内的な美しいものを人と共有するはずもなく、付き合ったって容子に手ごたえはなかったでしょう。

    とはいえ、まだ高校生。比較的その場の感情と勢いで動きがちなので、容子にとってはこれは仕方ない経験だったのかなと思います。

    それに巻き込まれた竹史のほうが問題で、少しずつ追い詰められています。

    コメントをありがとうございました。

  • こんにちは

    青春ですね^^高校時代の容子さん役は誰がいいかなと妄想して浜辺美波さんを思いつきました。最近でまくりなので流石にご存知かと思いますが、『君の膵臓をたべたい』の頃であのやくよりもうちょっと髪を伸ばして三つ編みな感じです。

    女の子に告白されて、他の男を勧めるとかちょっと竹史君ヤバいやつですね^^;。というかそうなるだろうというのはきっと予想の範疇なのに、突撃する容子さんも容子さんです。色々と遺伝?してますね。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。いつもお読みいただき、ありがとうございます!

    浜辺美波さんて、面白い名前ですね。磯野ワカメちゃんみたいな(^^;) すみません、存じ上げませんでしたので、恒例の画像検索……。なるほど、爽やかで嫌味のない顔立ちの女優さんなんですね。お名前を覚えておいて、動画を見る機会があったら、妄想してみます。

    容子も竹史も、それぞれがいっぱいいっぱいで、こういう展開を迎えてしまいました。竹史は自分に向けられる視線を何とか振り切ろうと必死ですし、容子は容子で先が見えているにもかかわらず、ある程度交流を持ったうえではっきり断られるまで諦められなかった、という。

    容子と裕佳子は似た気質ですが、いくつか違うところもあります。こういう強引なところはパッと見そっくりですが、容子がいわゆる恋をしているのに対し、裕佳子の章に対する意識は恋とは違うし、竹史に対する気持ちも、単純な恋とは言い切れないです。

    コメントをありがとうございました。

  • いそべとみたらしー2への応援コメント

    佐藤宇佳子さん、こんにちは。

    竹史さんの未完成の射、いったいどんな感じでしょうかね~。力不足でしょうか?
    気になります!

    そうそう、素直な感想なんですけどね。こういった弓の描写も、結構いいなって思いました。
    動作の細かい説明がなくても、雰囲気で弓を伝える感じが、分かりやすいですね!

    作者からの返信

    もっこすさま

    こんにちは。拙作お読みいただき、ありがとうございます!

    竹史の射はですね、現象としては、安定感に欠けるのが一番の問題ですね。自分の前に信頼できる射手がいれば的中率もその人に並ぶほど高くなるものの、ひとり立ちできていません。あと一歩なのに、というところです。

    原因は力不足はもちろん、あとは精神面での甘えもあるかもしれません。祐介のように理論的に射を突き詰めるわけでもなく、疋田ほどストイックに射に向き合おうとも思っていません。

    雰囲気で弓の感じをわかっていただけて嬉しいです! 細かいことは自分も実感しつつ書けない上に、読み手も戸惑うかも、と言うことでこんなところに落ち着きました (^^)

    今回で弓道メイン回はいったん終わり、あとは数話あとのインターハイとなります。これが……難しいですね……

    コメントをありがとうございました!

  • いそべとみたらしー2への応援コメント

    こんにちは。

    中川くんと疋田くん、胸がドキドキ(笑)

    竹史さんの射は、惚れ惚れする美しさですね!

    作者からの返信

    加須 千花さま

    こんにちは。拙作お読みいただき、ありがとうございます!

    胸がドキドキ、実はドキドキよりハラハラが近かった~(笑)

    竹史の射はそろそろ誰の目をも魅了するくらいに仕上がりつつあります。当人は美しさより、安定して的中しないことを気にしているようです。

    コメントをありがとうございました!

  • いそべとみたらしー2への応援コメント

    疋田君が竹史に反感を覚えて、図星をつく所、素直な感動を述べる所、中川君の手放しの称賛。竹史の不器用さがなくても、年頃の人ならテレてぶっきらぼうにならない筈がないでしょうね(´∀`*)ウフフ
    皆、率直で良いコ達ですから、切磋琢磨して交流が深まって欲しいです。

    作者からの返信

    カワセミさま

    こんにちは。早速およみいただき、ありがとうございます。

    カワセミさまのウフフ、いただきました (*^^*)

    疋田は竹史とはまた異なるベクトルのツンデレくんですね。竹史の射の魅力に気づき、素晴らしいと認めつつも嫉妬でいらっとしてしまうタイプです。中川は、この年頃の男子には珍しい、手放しの賞賛ができる素直さがある反面、痛いところもかまわず突いてくる遠慮なさがあります (^^;) 

    一歩抜きんでた祐介に導かれながら、祐介も含め同級生男子四人が切磋琢磨しつつ弓道の道を邁進していきます。

    コメントありがとうございました。

  • いそべとみたらしー2への応援コメント

     みたらし餡に柚子胡椒は思いつきませんでした。これは実際にあるんでしょうか?考えてみると確かに合いそうな気がします^^。今度やってみます。

     弓道は未経験ですが、剣道からすると道場での飲食は禁止されているような気がします(水分以外)。高校から部活で始めた一年生とかであれば、まあいいかとなりそうですが、中学時代から道場に通っていた竹史君なら何か言いそうな…ああ、彼は性格的にそういうの言わないですかね^^;。

     でも祐介君なら…これもまた場の空気を読んで、みて見ないふりですかね…。でも見つかったら怒られるとか、そういう感じの話では無いような…。隅の方でならいいのかも…。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。早速およみいただき、ありがとうございます。

    みたらしに柚子胡椒ですが、実際にあるようなのです、驚くことに。香りは間違いなく合うし、かすかに辛みがあるくらいなら、これもまたアクセントになってよさそうです。

    弓道場での飲食(というか食?)ですが、あまりよろしくないでしょうね(^^;)先生や先輩がいたらできなさそうです。でも経験者のエピソードを見ると結構皆さん、自主練のときに飲み食いしてらっしゃいます。弓道場の射場には、すぐ隣接して弓具置き場があったりするので、そこでの飲食ということなのかもしれません、射場の隅っこかもしれません。

    というわけで、実際に弓道場のどこで食べていたかは明言していないのです(笑)。

    ちなみに柔道では、稽古のあと、毎回、道場管理人のおばちゃんにコーヒー牛乳をごちそうになって道場で飲んでました。

    コメントありがとうございました。

    編集済
  • 三つ編みー2への応援コメント

    いいなぁ、屋台にお祭り。楽しくって、はしゃいで、花火がドーンとあがるたび、わーって声あげて。祐介くんが指差して思いっきり笑ってて、二人の女の子が手を叩く。表現がとっで好きです、絵が浮かんで楽しさが伝わってきますねーっ!
    って、竹史くんもその絵の中に居るはずなんだけど、どこか客観的に見ている感じ、なんですね。少し寂しいなぁ、

    作者からの返信

    矢口こんたさま

    こんにちはっ。こちらにもコメントをありがとうございます。

    矢口こんたさまの視点はいつも穏やかで、コメントを拝読しているとこちらも柔らかな気持ちになってきます。

    そうなんですよ、絵にかいたような楽しい夏の一コマなんです。高校生の同級生たち、浴衣、お祭り、花火。みんながはしゃぎ、笑い合っているのに、竹史だけがそこにいないのです。竹史の持つ微妙な離人感を感じ取っていただき、嬉しいです。

    いつもありがとうございます。励みになります!

  • 自転車旅行ー5への応援コメント

    佐藤宇佳子さまこんばんはーっ!
    あっつーい夏に採れたてのきゅうり、なんかギンギラ眩しい太陽にキラキラ汗が照らされて青春ってかんじで、いいですねー。
    そういえば、『つっかける』って、通じますよね。足の甲でつっかけを、ねぇ。ちょっと昔、通じなかったことを思い出しました笑

    作者からの返信

    矢口こんたさま

    こんにちはっ! 拙作お読みいただき、ありがとうございます。励みになります。

    なんと! つっかけが通じない? 驚いてちょっと調べましたが、方言とは言い切れず、でも若者にはなじみの薄い言葉になっているとか。これは意外でした。

    ちなみに私の中ではサンダルとつっかけは別物です。草履のように履くのがサンダルで、足先をつっこむだけの履物はつっかけという感じです。動詞のつっかけるは、靴などのかかとをきちんと入れず、つま先だけで履くことですね。

    暑い暑い日にきゅうりばりばりは田舎の夏の風物詩ですね (^^)

    コメントをありがとうございました。

  • いそべとみたらしー1への応援コメント

    佐藤宇佳子さん、こんにちは。

    竹史さん、成長してますね~。

    それに冬場の弓道場ってほんと寒いんですよね。読んでいて、ふと懐かしく思いました。

    高校時代はビニール製の武者窓を設置して、弓を引いていたのを覚えています。これがまたね、矢取り側からしてみると、射場の様子が見にくいんですよねー。

    大学の道場には武者窓はなかったので、変わりに、射場とは別の場所(更衣室とか)にハロゲンヒータがあったんですよね。
    ああ、懐かしい!

    作者からの返信

    もっこすさま

    こんにちは。いつも拙作お読みいただき、ありがとうございます!

    どきどきの弓道話第二弾です。竹史の成長を感じ取ってくださり、ありがとうございます。おそらくこのころには、弓を引くのに必要な筋肉もそれなりに付き、祐介の懇切丁寧な指導で引き方のコツもつかみ、まずまずの強さの弓を使えるようになってるのではないかと思います。

    冬場の弓道場、絶対寒いですよね。射場なんて屋外も同然ですもんね。高校の弓道場には、当時、ビニール製の武者窓はなかったので、皆さん凍えながら稽古していたんだろうなと思います。九州といえども、関東南部沿岸部よりは寒いですから。

    凍てつきそうな冬の弓道場を懐かしみ、楽しんでくださって、嬉しいです (^^)

    コメントをありがとうございました。

    追記)「ごまだしうどん」はご当地グルメもいいところなので、たぶんスーパーには売っていません。入手は通販か、大分空港のお土産物屋さんですかね。とってもおいしいんですけどね。

  • いそべとみたらしー1への応援コメント

    竹史はむら気でまだ集中力に課題があるようですね。裕佳子が出会ったのはいつ頃の彼なのか、気になります。
    疋田君には気づきがありそう。中川君は視野の広さがあるようですが、それぞれ竹史に影響を与えて欲しい所。期待します。

    作者からの返信

    カワセミさま

    こんにちは。いつもお読みいただき、ありがとうございます。励みになっております。

    常に集中しきるというのは、難しいことだと思います。安定して皆中できる弓道家のメンタルってどうなっているのか……。

    『イソヒヨドリの町で』の第93話で、竹史が「私は十六歳のころに戻っていて、弓道場に立っています」と言っているので、袴の彼は高校一年か二年生でして、ちょうど今頃になるのかと思います。弓道をやりこんだ祐介だけでなく、まだ初心者の疋田や中川の目にもはっきり美しいとわかるほど竹史の射が洗練されつつある頃ですね。

    疋田と中川の気質の違いに目を留めてくださり、ありがとうございます。はい、そんなかんじのふたりです。疋田はちょっと鋭い努力家タイプ、中川にはおおらかな癒し系タイプ、竹史が祐介のみならず、彼らからも感じるところがあるとよいのですが。

    コメントをありがとうございました。

  • いそべとみたらしー1への応援コメント

    おはようございます。

    竹史君の行射の美しさの表現が素敵ですね。

    しつこく書きますが^^;岡田 将生君は今でこそ好青年役ばかりですが『重力ピエロ』ではひねくれにひねくれたこじらせ男子役でした。でも顔がいい(イケメンというか美しい)からもてるんです。ま、これは勝手な私のイメージです。

    剣道でも道場に出入りするときはお辞儀をしますが、弓道では揖と言うんですね。初めて聞く言葉でした。残心など共通する言葉もありますが、聞いたことのない言葉もいっぱいです。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。いつもお読みいただきありがとうございます。励みになっております。

    竹史の射の美しさの表現をお褒めいただき、光栄です。弓道には、なぜか引き付けられます。

    岡田将生さん推しですね(^^) 受け止めておきます。映画やドラマをほとんど見ない人間なのでそのあたりの情報に疎く、ピンと来ていないのですが、たしかに俳優は演じる役によって雰囲気も見た目も変わりますね。写真でみているだけでは、どんな雰囲気を演じられる人なのかは計り知れないのかもしれません。

    揖って面白いですね、私も弓道に興味を持つようになって、初めて聞いた言葉です。なぜ剣道にはなく、弓道にはあるのでしょうね。ちなみに合気道や柔道にもなかった気がします。

    このサイトによりますと、「礼」のなかに「拝」と「揖」があるとのことです。
    https://www.homemate-research-religious-building.com/useful/glossary/religious-/2071101/

    コメントをありがとうございました。