応援コメント

ハシボソガラスー2」への応援コメント

  • こんにちは。ことん、カツカツカツ……
    ハシボソガラスだけが……。
    分かってはいましたが、やっぱり……だったのですね。

    作者からの返信

    豆ははこさま

    こんにちは! 拙作へお越しいただき、誠にありがとうございます。しかも、たくさんお読みくださったのですね。とても嬉しいです。

    はい、ついに、こうなってしまいました。

    上手に自分の感情を制御できる人ならばこうはならず、もっとスマートに、将来のふたりの関係も見据えながら、気持ちを押さえられたのかもしれません。でも、この当時の竹史には無理でした。

    大好きなハシボソガラスだけが、呆然とする竹史のそばで、ここにいるよと言わんばかりに、木の実を落としては拾っていました。

    コメントをありがとうございました。

    また、近況ノートのほうにもお越しいただいたのですね。ありがとうございます! 大変失礼ではありますが、近況ノートのほうに、お返事したためさせていただきます。

    ありがとうございました。大変励みになります。

  • 佐藤宇佳子さん、こんにちは。

    竹史さんは、勇気を出して伝えたんだなって思いました。
    なかなか出来ないですよね、その気持ちを正面から相手に伝えるってのは。

    弓道を介した関係と、そうでない関係と。
    あぁ……交差してしまう……。

    でもですね、未来では繋がっている。
    個人的にはそう考えているので、良かったって思いますかね~。

    だって、一緒に弓を引こうって、言いだしたのは祐介さんだし!

    作者からの返信

    もっこすさま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、ありがとうございます。

    時代は平成初期、しかも九州の田舎、同性愛への理解は望むべくもなかったです。しかも相手は裕介です。すでに高原を伴侶と定め、思い描いた自分の人生設計を実現させるべく邁進している今、竹史の横槍は腹立たしいものだったかもしれません。

    そう、弓道を介した関係と、そうでない関係とでは、祐介の竹史に対する思いはまったく違うんですね。

    竹史の発言に衝撃を受けている今、冷静になれない祐介は竹史を徹底的に遠ざけようとしていますが、結局は裕介だって弓道を忘れきることはできません。それはつまり、竹史を忘れきれないということでもあります。それを意識できるようになるまで、長い長い時間を要しますが、その結末が準備されていること自体、もう救いであると思いたいです。

    コメントをありがとうございました。


  • 編集済

    おはようございます。

    「俺はおまえの射が、なにより好きじゃ」
    祐介さんのトドメを刺すかのような、残酷な言葉……。

    そうか……。弓道場で告白、撃沈、その後、もう二度と竹史さんは学校に来なかったのですね……。

    ただ、抱きしめて欲しかっただけ。

    女なら、
    ───キスして。
    ───ねぇ、ホテル行こうよ。彼女がいるのは知ってるけどぉ、三年間ずっと好きだったの。あたしと一回だけ……。ねっ?
    とか、言える。(いや、架空のキャラを今、造形。女が誰でもそう言えるわけではない。)
    女は「あたしをあげる♡」作戦が使える。でも、竹史さんは、使えない。
    男だから、ただそれだけで。

    抱きしめて欲しかった、それ以上は望んでいなかったのに。

    作者からの返信

    加須 千花さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、ありがとうございます。

    祐介の「俺はお前の射が、なにより好きじゃ」も、今の竹史にはむしろ苦しさが増す言葉でしかありませんでした。

    竹史には、自分の祐介への恋は叶うはずがないとわかっていました。結末がわかっていながら自分の気持ちを伝えずにはいられなかったのは、恋なんて理屈じゃないとも取れますし、いつまでも駄々っ子っぽさが抜けきれない竹史の性格ゆえとも考えられます。さらには、祐介に依存しきっている竹史の甘えとも取れます。

    進路のこと、家のこと、それに高原のことでも神経質になっていた祐介には、竹史の言葉が、すべてを台無しにしかねない爆弾のようなものに思えたかもしれません。タイミングも、とても悪かったです。

    架空のキャラ子さん……実際、いそうです (^^;) そして、祐介も竹史もキャラ子さんを冷ややかににらみつけそうですが、彼女を優しく受け入れ望みを叶えてくれそうな人が「おまけ」に登場します。

    コメントをありがとうございました。

  • 竹史には残酷ですが、当然の帰結でしたよね(-_-;)
    祐介の性的嗜好やマッチョイズムな性質、時代や年齢からしても、受け止める度量があるとは思えませんし…。
    そもそも、好きではない人に、その意味で抱きしめてほしい、というのは、どんな状況であっても難しいかもしれませんね。
    と思うと、竹史は祐介に何を期待して言ったのか、彼自身の苦悩に比して、相手や周囲への認識の掘り下げ、というか、解像度のようなものが低い所が、物語全体を通してあるような気がします。
    そのアンバランスさが、純粋さにも似たようにも見えて、それが、竹史の射の魅力にもつながっているのかな、という気もしました。

    作者からの返信

    カワセミさま

    こんにちは。拙作にお越しいただき、ありがとうございます。

    自分の思いを受け入れてもらえないことは、当然、竹史にもわかっていました。ただ、受け入れも理解もできずとも、受け止めてもらいたい、と願っていたのでしょう。抱きしめることはその象徴であり、それであきらめをつけよう、と竹史は考えていました。ゲイであることを竹史自身素直に受け止めることができておらず、自己肯定をいつも頼り切っていた祐介という外部に委ねた感があります。

    相手の都合を考えずに感情で突っ走るのは、竹史のごく感覚的な射とも相通ずるところがあります。全てがそこに集約され、他に一切頓着しないような。純粋さといえば聞こえは良いですが、傑出したひとつを除いた残り全てにおいて、軋轢を生み、生きづらさに繋がるような気がします。とてつもない魅力があるにもかかわらず、親しく付き合うには多くの人が二の足を踏みそうなタイプですね。

    コメントをありがとうございました。

  •  こんにちは

     まぁそうなるよなと思いました。今だと社会的云々で拒絶する言い方も変わるんでしょうけども、時代的にはそんな感じでしたよね。

     ただ男女の別なく好きな人が受験を控えた大事な時期に、その動揺を誘うような事を自分の欲求のままに平気でしてしまうのは、人としてどうなんだろうとは思います。せめて受験が終わるまで待っとけよって感じですね^^;。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。拙作にお越しくださり、ありがとうございます。

    はい、ここは『イソヒヨドリ』ですでににおわせていた顛末ですから、最初からお読みの方々には、そうだろうな……となると思います。

    祐介に伝えるタイミングは、おっしゃるとおり非常に悪いですね。いまだ、子供じみており、祐介には依存しきってしまう竹史らしい行動といえるかもしれません。

    コメントをありがとうございました。