こんにちは
男女間の愛だけでなく、親子間の愛すらも竹史君には理解不能なようですね。でも理解はできなくともそこには愛があるように感じます。自分の子供をもつという部分には、根源的な何かが反応したんでしょうね。でなければ作らないでしょうし。
しかし第二子も設けたのはなぜなんでしょう?女の子も欲しくなった?真弓さんが願った?時代的にそれが普通だったから?
家族が四人になったら、偏食な竹史君は完全なマイノリティになりますが、育ち盛りの子供もまた趣向が違うのでメニューの構成が難しそうです。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。拙作をお読みくださり、いつもありがとうございます。
竹史自身、子に何らかの感情を持たねばこの先やばいと察し、恐怖を感じつつも出産に立ち会いました。それが功を奏したのか、それとも、新生児の頼りなさに、意識下の何かが反応したのか、子供に負の感情を持つことはありませんでした。むしろ、愛に近い何かを感じていたのだと思います。本人は意識できていませんが。
二人目を作ったのは、真弓が強く望んだというのがもっともありそうです。
食事は、真弓が頑張ったのでしょうね(^^;) 竹史のアレルギー体質が章とくるみに受け継がれなかったのは幸いでした。
コメントをありがとうございました。
おはようございます。
竹史さん、パパになる。
真弓さん、「いつもたなびいては消えていった行き場のない思いも、実はきちんと受け止められていたのかもしれない。そう考えると、少しだけ温かな気持ちになった。」
これがあったから、竹史さんと一緒にいられたのかもしれないですね。
ちっちゃな爪、アサリの水管、表現が良いですね〜!
作者からの返信
加須 千花さま
こんにちは。拙作をお読みくださり、いつもありがとうございます。
はい、リアクションに乏しい竹史ですが、ごくごくまれに、真弓の心を動かすような何かが竹史の行動にのぞきました。だからこそ、寂しいなあ、苦しいなあと思っていても、真弓は竹史に惹かれ続けたのだと思います。
ちっちゃな爪、アサリの水管の表現を拾っていただき、とても嬉しいです (^^)
コメントをありがとうございました。
人は他者が自分に与える行動によって、相手の心のありようを計るものだと思いますが、竹史の行動動機と真弓の受け止めに相当な隔たりがありますね。
互いを誤解したままでも、思いやりがあったり、包みくらます度量があればうまくやっていけるでしょうが、竹史には難しそうな気がします。
未だに他者への想像力や共感性が培われないのがもどかしいです(^_^;)
作者からの返信
カワセミさま
こんにちは、拙作をお読みくださり、いつもありがとうございます。
竹史の場合、生きていくための最低限のコミュニケーション能力をかろうじて身につけ、あとは拒絶といったていですから、相手の行動でその心を察することも苦手なら、自分の行動で相手が何を察するか想像することもできなさそうです。社会性を身につけるには、意識的であるか、あるいは集団でもまれる必要があるのではないかと思うのですが、竹史はどちらも回避しています。これでは成長しようもありません(汗)
真弓は竹史のことをよく知らぬまま、丸ごと引き受けた感じなのですが、過去も知らなければ会話もない相手の心のうちを推し量るのは至難の業ですね。
竹史も真弓や子供たちに何も感じていないわけではないのですが……自分の気持にも鈍感なのです (;´д`)
コメントをありがとうございました。
ついに章くんとくるみちゃんの誕生…しかし竹史さんは接し方が分からず困ってますし、それが子どもたちにも伝わってしまったようですね😭
後に別居してしまうことを考えると、竹史さんは家族に向き合うスタンスをなかなか変えられなかったのですかね…😓
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。こちらもお読みくださり、ありがとうございます。
竹史はこれまで子供と触れ合う機会はほぼなく、扱いにはまったく慣れていません。エンジニアとしての好奇心から赤ん坊に興味を持ち、不思議なことに寝かしつけの妙技まで披露するようになりましたが、もしかするとそれも「技術」と割り切って会得したのかもしれません。
章が物心ついたころに怖がるようになったのは、ほんらい一時的な人見知りだったのかもしれません。でも竹史がいっさい歩み寄らなかったのでずいぶん長引きました。
コメントをありがとうございました。