応援コメント

小さな爪ー1」への応援コメント

  • ううーん、お見合いを小一時間掛けて説得されるのも辛いですね。

    「いつまでも結婚しないわけにはいかないだろ」
    今でもこう言う考えの方が多いのも事実なのでしょう。特に昔は、ですよね。

    あと「努めて鈍感になること」、
    必要なことで何度かチャレンジしていますがなかなか難しいです。
    切り替えられた(?)竹史さんは偉いです。

    作者からの返信

    北川聖夜さま

    こんにちは! 拙作へお越しくださり、ありがとうございます。
    一時間かけて説得って、上司も粘りましたよね (^^;) 結婚して当たりまえという風潮がまだまだ強かった当時だから許された行為です。
    意識的に感覚を鈍麻させる、これは諸刃の刃でもありますからね。一時的な心理的衝撃回避には良いのかもしれませんが、続け過ぎると心にひずみが生じてしまいそうです。「感じないようにする」といっても、完璧に刺激をスルーするのは難しく、ため込んでしまうだけということにもなりがちです。そうなってしまうくらいなら、こまめに感情を吐き出しながら生きるほうが、まだ健康的かもしれないですよ。
    コメントをありがとうございました!

  • 真弓さんと竹史さんの出会いは上司の紹介だったのですね…もし上司がここまで竹史さんを気にかけてくれる人じゃなかったら、竹史さんは本当に一人きりの生活を送っていた気がします!
    それでも竹史さんは不満に思わなかったかもしれませんが、章くんが生まれず、裕佳子ちゃんとも出会えず、祐介さんと再会する機会もなかったと思うと、かなり大きな転機だったかもしれませんね!

    作者からの返信

    ジロギンさま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、ありがとうございます!

    竹史と真弓の出会いは真弓の見合い相手に竹史が選ばれ、竹史の上司がえんえん説得して口説いたおかげでした。当時の竹史としては非常にストレスフルで、いや、もしかすると今でもそう思っているのかもしれないです (^^;) でもこの見合いがなければ、章、くるみが生まれていないのも確かです。そして祐介と再会する機会はおそらくもたらされなかったでしょうね。おっしゃるように、これは彼の人生の大きな転機となりました。
    コメントをありがとうございました。

  • > 材料工学系

    ギョッとしました。教え子かも知れません。😅

    作者からの返信

    @fumiya57さま

    こんにちは。拙作へお越しいただき、どうもありがとうございます。

    コメントに、盛大に噴き出しました。こんなところにご関係者が(笑)!! 

    ああ、そう言えば、指導教官の下のお名前はfumiya先生で、学会発表や修論発表のさいに、身内でありながら集中砲火を浴びせてくれたと竹史がぼやいておりました ( *´艸`)

  • 上司の人は仲立ちする気があるのかないのか、面白い勧め方をしてますね笑
    いよいよ真弓さんの登場ですが、この拗らせた竹史を受け止め得るのはたしかに彼女しかいないな、とも思いますし、ここまで拗らせているのに更に複雑にしてしまうのか、という気もします汗
    きっと、納得に足る言葉を与えてくれるのが彼女なのかなという気がしていて、期待したいです。

    作者からの返信

    カワセミさま

    こんにちは。拙作お読みいただき、どうもありがとうございます!

    あ、ハードル、上げられてます(笑)? 

    拗らせに拗らせた竹史です。人の言葉はなかなか心にしみることはないです。本当はしみるものもあるのですが、竹史はそのことに気づきません。

    真弓の存在は竹史のメンタルをそれなりに大きく支えていたのですが、本人はそれを自覚せずに生きていきます。章が高校一年生になり、あの一連の出来事が起きるまで。

    コメントをありがとうございました。

  • こんにちは。
    傷口を一応は糊塗しても、完全に快癒するにはあまりに大きい傷でしたね。このことがなくてもおそらく生きづらさに悩むことは避けられなかったんだろうなと思いますが、祐介の拒絶はそれを決定づけたんだろうなと。
    一方で、祐介の立場に立てば、仕方ないなとも思います。気持ち悪いかどうかはともかく、友情を汚されたようで許せない、と多感な少年に感じられてもおかしくないなと。そうなると必要以上に口汚く罵ってしまうものですよね。
    ……と、ここで昭和まる出しな上司のお節介が、竹史たちの運命を変えていくわけですね。

    作者からの返信

    久里 琳さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みいただき、ありがとうございます。

    理想の人生設計を滞りなく実現させるべく努力を続けていた祐介にとって、竹史の発言は青天の霹靂でした。祐介自身、竹史に他の同級生たちとはやや異なる感情を抱いているという心当たりがあったので、それが逆に竹史に対する拒絶感を強める理由になったのでしょう。

    祐介が理解しがたい自分の気持ちをかき消そうとやっきになって吐き出した強烈な言葉、それを浴びせられた竹史は、ずっとそれを引きずって生きることになります。

    そこに現れたおせっかい上司、いやあ、平成初期ごろまでは実際いたようですね。個人的なおせっかいというよりは、社会の機序がそうなっていたということで、だからこそ質が悪いのですが (^^;)

    コメントをありがとうございました。

  • 佐藤宇佳子さん、こんにちは。

    最初のほうで描写している
    「怪我を負った~」
    から4行ほどの部分なのですが。

    こう、文章に心がグググって引っ張っていかれたんです。
    竹史さんの気持ちが、すっごい伝わってきたんですよ。
    とても印象的でした。

    歯を抜く表現もそうですが、佐藤宇佳子さんの描写(比喩)は特に、独自の雰囲気がありますよね。
    私も比喩は好きなのですが、こんな風に書けないので、小説を書くうえで、一つの強い武器なのではと、そう思いました。

    作者からの返信

    もっこすさま

    こんにちは。拙作をいつもお読みくださり、ありがとうございます!

    鳥を生きる道しるべにしたところ、グググときてもらえましたか。嬉しいお言葉です。いつも、ああだこうだと悩みつつ、おそるおそる執筆しているので、そうおっしゃっていただけると、するすると緊張が解ける気がします。

    比喩もね、ちょっと多いかなとか、大げさかなと思うことがあるのですが、抜歯はこの雰囲気に合うかなと思っています。もっこすさまに気に入っていただけたのならは嬉しいことです。

    コメントをありがとうございました。

  • こんにちは。

    ははは……上司の粘り勝ちですね。
    歯医者で治療されてる表現がすごくマッチしてます!

    作者からの返信

    加須 千花さま

    こんにちは。いつも拙作お読み下さり、ありがとうございます。

    こんな時代もあったね......です、はい。

    自分から積極的に行動せず、すべてに否定的な竹史ですが、度を超えたごり押しには弱いのです。上司のねちっこい説得にとうとう屈してしまいました。

    抜歯の挿入、気に入って下さり、嬉しいです(*^^*)

    コメントをありがとうございました。


  • 編集済

    こんにちは

    竹史君は福岡でしたか…
    しかし福岡にある半導体メーカーの研究開発部門というのは今ではかなりレアな感じですね。昔はかなりの生産量があったみたいですが名残は全然感じません。一応県としては後押ししているみたいですが、実生活でそっち分野の関係者と関わることは今まで無かったです。

    確か昔大分は日本のシリコンバレーと呼ばれていたような…。今からは熊本が凄い事になるので、その手のベンチャーも福岡で増えてくれればうれしいですね^^。

    時代的にはまだ社内で見合い話が出る頃ですか、今だとそれもなんとかハラスメントと言われそうです^^;。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、ありがとうございます。

    今は昔、ですね、さまざまに。

    半導体関係、大分もそうだったんですか。空港から佐伯に向かう高速バスがジャパンセミコンダクター前を通りますが、あそこもかつては大いに栄えていたのでしょうね。

    熊本効果、大分にも波及することを祈っています。

    聞いたところによると、四十年ほど前(?)は結婚していることが昇進するための暗黙の必須条件であり(もちろん男限定)、会社は当然のように独身者に結婚を勧めていたとか。

    いつごろまでその風潮があったか把握していませんが、これもまた地域性が大きそうです。そして九州は、最近までそうだったんじゃないでしょうか(^^;) 今やったら、完全にハラスメントですよね。

    コメントをありがとうございました。